アロマキャンドルの簡単な作り方☆おしゃれでかわいい7例

アロマキャンドルの簡単な作り方☆おしゃれでかわいい7例

お部屋にあると、ちょっと嬉しい気分になるアロマキャンドル。雑貨店などにも、おしゃれでかわいらしいものがたくさん売られていますね。そんなキャンドルも、材料があればご自分で作ることが出来てしまいます!

「キャンドルアーティスト」も存在するキャンドルの世界では、丸いボール上の七色に構成されたキャンドルや、大きな様々な色が散りばめられたキャンドル、綺麗な彫刻が施されたキャンドルなど多くの種類があります。

けれども基本的には、こども達とキャンドル作りを楽しむイベントも各地で開催されるように、溶かして芯と一緒に固める、シンプルなもの。アロマキャンドルの場合には、エッセンシャルオイルを加えるタイミングがポイントです。

ではここからアロマキャンドルの作り方を、いくつかの種類に分けてご紹介していきますので、参考にしてくださいね!

 

アロマキャンドルの簡単な作り方☆
おしゃれでかわいい7例

 

アロマキャンドルの材料

基本的にキャンドルは「ろう」と「芯」で構成される、シンプルなものです。

○ろう
・仏壇用のろうそく
・ティーライトキャンドルなどを割って細かくしたもの(アロマポットなどに用いる小さなろうそく)
・みつろう
・パラフィンワックスなどの手作りキャンドル用ワックス

これらを湯煎、またはIH調理器にかけて溶かしたものを成形します。
※色をつけたい場合は、クレヨンを細かく削ったものをろうに混ぜ込んで溶かすと簡単です。

○芯
・仏壇用のろうそくを割った時、または溶かした時に、その芯を取り出して使う。
・たこ糸を溶けたろうに浸けて、真っ直ぐに置いて乾かしたものを芯として用いる。
・手作りキャンドル用の様々な芯を用いる。

芯は太ければ太いほど、ろうを吸い上げる力が大きくなり、炎も大きくなります。
※もし手に入れば、座金(タブ)を芯に取り付けると、芯が倒れるのを防ぐことができます。

そして香りづけのオイルは、アロマテラピーに用いる「エッセンシャルオイル(精油)」でも、合成香料の「フレグランスオイル」でも、どちらでもOKです。ただし「フレグランスオイル」では、アロマテラピーにおける「効能」を得ることはできませんので、ご注意を!

なお、ろうにアロマオイルを加えるタイミングですが、熱すぎるとオイルが揮発して香りがとんでしまいますし、低すぎるとオイルが均一にいきわたらなくなります。温度計を用意して、だいたい70℃くらいのところでオイルを加え、よくかきまぜると、オイルが全体になじみます。

また、オイルの量は、ろうの量に対し3~5%ほどが適量になります。溶けたろう10mlに対し、オイルは0.3~0.5mlを目安にするとよいでしょう。

それでは、主に上記の作り方を利用した、アロマキャンドルのアイディアを7つご紹介いたします。作る過程もどうぞ楽しんでくださいね!

 

かわいい器にろうを流して作る

最も手軽に作ることができるのは、耐熱性の器に溶かしたろうを流して作るキャンドルです。小さなガラスの器や陶器など、身のまわりに器を使ってみましょう。

①器には、あらかじめ割り箸に芯をはさんだものを渡しておきます
(器の中心に芯がおさまるように)。

②そこに、香りづけしたろうを静かに流し込み、固めて出来上がりです。

そのままでもかわいいアロマキャンドルになりますが、器にラベルやリボン・レースを貼って、デコレーションしてもいいですね。

 

型にろうを流して作る

この場合の型は、いろいろなものが考えられます。最も簡単なものは、紙コップや牛乳パック(適当な高さにカットしたもの)をそのまま型に利用すること。芯も固定しやすいですし、固まったキャンドルも型をカットすれば良いので、きれいに取り出せます。

その他、シリコンカップやシリコンモールドもおすすめです。型の高さがあまりない場合は、後から芯を取り付けるとよいでしょう。ろうを固めて型からはずし、キリなどで中央に穴を開けてから芯を押し込み、裏側に引っ張り出して止め、出来上がりです。

 

型を抜いて作る

こちらは、クッキー型などで平らに固めたろうを型抜きして作るタイプです。

①まず、クッキングシートで縦15cm・横20cmくらい、四隅を2㎝ほど折って立ち上げた箱型を作ります。

②立ち上げた四隅はマスキングテープで止めて固定します。
箱型の下にはさらに、大きいクッキングシートを敷いてください。

③そこに溶かしたろうを流し込み、まだやわらかいうちに型抜きをします。
型抜きしたものは、上の項目のように、後から芯を取り付けます。

このキャンドルは、水に浮かべる「フローティングキャンドル」にもなりますよ。

 

芯にこだわったキャンドルを作る

キャンドルの芯には、たこ糸のような綿糸の他、鉛のワイヤーが中心に入ったヒューズ芯・紙を撚った芯など、様々なものがあります。実はその中に、アロマキャンドルにぴったりの芯があります。

それは「木製の芯」。パチパチと火の燃える音が楽しめ、火を消した時に発生する「煤のにおい」がほとんどありません。見た目も糸状のものとは違う、独特の趣があって、本格的な雰囲気になります。香りにこだわったキャンドルであれば、ぜひ利用したい芯です。

 

ドライフラワーを埋め込んだキャンドルを作る

こちらの作り方は少し手間がかかりますが、そのぶん手作りとは思えない、おしゃれなものが出来上がります!

材料:大きさの異なった型をふたつ

①小さい型で芯入りのキャンドルを完成させます。

②それを大きな型の中心に置き、周りにドライフラワーを配します。

③溶かしたろうを注いで固め、型から外して完成です。

ドライフラワーは香りにちなんだものだと、より素敵ですね。

 

ジェルキャンドルを作る

透明感が素敵なジェルキャンドルも、手作りできます。ただし、専用のジェルワックスや色付け用の顔料がが必要になりますので、材料の調達はネットショップを利用すると良いでしょう。

ジェルキャンドルのよい所はきれいな色が出ること、そして透明なので砂や貝殻・小さなオブジェなどをジェルの中に入れることで、様々なデザインが出来ることです。ただし、ドライフラワーなど燃えやすいものは、溶かした時のジェルがろう以上の高温になるので厳禁です。

 

いかがでしたか。なかには、火を使わずに作れるワックスバーもあります。ワックスバーは、芯を入れずに香りを楽しむもので、主にみつろうを主原料として用います。みつろうだけでもハチミツの甘い良い香りがしますが、ここにアロマオイルを混ぜ込むこともできます。

出来上がったワックスバーは、火をつけるものではなく、ドライフラワーや木の実、レースやリボンで好きなデコレーションで楽しみます。インテリアの他、たんすやクローゼットの中に入れ、香りを楽しむこともできますよ。ちょっと目先の変わったギフトにもぴったりです。

アロマキャンドルは、素敵なものになればなるほどお値段も掛かることが多いものですが、工夫次第では、ご自分の手でそれ以上のものをいくらでも作ることができます。

くれぐれも、溶けたろうの熱でやけどをしないように気をつけて、世界に二つとない、あなただけのアロマキャンドルを作ってみてくださいね!

 

まとめ

アロマキャンドルの簡単な作り方☆おしゃれでかわいい7例

・アロマキャンドルの材料
・かわいい器にろうを流して作る
・型にろうを流して作る
・型を抜いて作る
・芯にこだわったキャンドルを作る
・ドライフラワーを埋め込んだキャンドルを作る
・ジェルキャンドルを作る


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