簡単元気!ハンドマッサージで全身を回復させる7つのコツ

簡単元気!ハンドマッサージで全身を回復させる7つのコツ
マッサージには静脈・リンパ循環を促進する効果があります。スポーツ・運動時前後には、筋肉緊張をほぐしたりするためにマッサージが用いられ、使った部位を直接ほぐすことで適度な刺激などにより、緊張の緩和をもたらし、筋肉痛を和らげるという効果があります。

それと、同じような効果が、実は、手や足のツボをマッサージすることで期待できるのです。手や足にある反射区というツボはご存知でしょうか。

手や足には、全身の器官を表すツボが存在しています。そこで今回は、オフィスや自宅でちょっとした時間にできるハンドマッサージをご紹介したいと思います。

それでは、「簡単元気!ハンドマッサージで全身を回復させる7つのコツ」っと題して全身が元気になるコツをひも解いてみましょう。

ハンドマッサージマッサージの基本的なやり方

ハンドマッサージの力加減ですが、少し強めの圧力を加えるとよいでしょう。痛い方が効く!というのは間違いです。気持ちがいいなと思うくらいの力加減が調度良いかと思います。

そして、押したときの感覚ですが、押したときに、「 その一点だけが痛い 」場所ではなく「全身に響く痛さ」の場所、 ズーンと鈍い痛さの場所を探してみましょう。

ハンドクリームを塗りながら押せば、指がすべって余計な力が抜けるし手もつるつるになります。もしあれば、コツとして利用してもよいでしょう。

 

まずは手のひら全体をマッサージ

時間がある時も、ない時も、準備運動的に手全体を親指で、万遍なく揉んで見て下さい。冷え性の人は、特に自分の手が冷たいのがよくわかります。血行を良くするためにも、手全体をこすり合わせたり、両手を握りあったりするだけでもじんわり温まってきます。

痛い場所があれば、そこは少し入念に揉んでみると良いでしょう。母指丘と小指丘は、誰もが凝りがちです。母指丘は呼吸器系胃腸系、小指丘は免疫力に関連します。

 

「水かき」のマッサージ

冷え症の人には特に揉んであげよう!手の冷たい冷え性に悩む人に喜ばれるツボです。親指で押すと柔らかい刺激になり、人さし指で押すと強めの刺激になります。

手の水かきの部分は八邪と呼ばれるツボです。両手合わせて8カ所に存在します。このツボは指先の抹消の血行を良くする効果が期待されます。息を吐きながら、「ちょっと痛いけど心地よい程度の強さ」で指圧しましょう。

指で挟むようにおし、3秒くらい止める感じです。以外に痛い人が多いです。

 

手のひらの中心【労宮(ろうきゅう)】のマッサージ

イライラ、疲れを癒したい人に効く「労宮(ろうきゅう)」のツボは積極的にマッサージしてみましょう。部位は「手をグーに握ったときに手のひら側、薬指と中指の先端にあたるところ」です。

揉み方は、円を書くように滑らせてマッサージするとよいでしょう。右回りり、左回り両方行いましょう。「労宮(ろうきゅう)」のツボは、ストレス、自律神経の矯正、疲れているときの全身活力アップ、ホルモン分泌を高めます。まさに全身を回復させてくれる効果的なツボですよ。

 

万能のツボ【合谷(ごうこく)】のマッサージ

このツボは手のツボで一番代表的ともいえます。効能は、眼病全般、頭痛、蓄膿症、花粉症、難聴、耳鳴り、肩こり、のどの痛み、いびき、かぜ、五十肩、寝違え、神経過敏、精神不安、入眠困難、めまい、物忘れ、無気力…。

このツボを適度に刺激するだけでも、一日の疲れが取れやすくなるかも!場所は、手の甲側、親指と人差し指の間の筋が盛り上がったところです。揉み方は、反対の手で人差し指のほうにグッと押す感じです。

 

リンパの流れを良くするマッサージ

リンパの流れを良くするマッサージをご紹介しましょう。全身の老廃物を流し、疲労を回復しましょう。

中指から手首に向かった線上で、手のひらのつけ根から親指二本分のところ。脈を取る手首の辺りの中心部分です。ここを、指の先で手のひらのほうへ向かって、一分間に100~120回のスピードでこするか、親指でやさしく押します。

弱い部分でもありますので、優しくマッサージしましょう。また、全く反対。手の甲側の同じ部分を今度は、円を書くようにマッサージしましょう。最後に、もう一度、掌がわで小指の線上にある手首のツボを押します。ここも円を書くようにマッサージしましょう。

 

爪もみマッサージ

最後に、爪もみマッサージをご紹介します。爪もみ健康法というのがある位、爪の下には神経につながるツボが密集しています。それぞれ10本の爪の付け根部分を、反対の手の親指と人差し指で挟んで押していきます。挟んで10秒位止め、離すとを数回繰り返します。

じわーっと暖かい感覚があれば効いている証拠です。人差し指の爪は、交感神経を刺激するといわれ外すように言われていました。今は、特に外さなくても良いようです。

違和感やなんとなく嫌な感じがあれば外しましょう。

 

今日ご紹介したハンドマッサージは、全身に効く代表的なものばかりです。もっと、細かく効能を調べていけば、ダイレクトに不調に効くマッサージも行えるでしょう。

基本の押し方で、上で紹介した中から幾つか選んでもらっても構いません。ちょっとした時間、おフェイスで、電車を待つ際に、お茶をしているときに、いつでもどこでも行えますよ。

なんとなく、疲れたな~と感じたら、手を揉んでみてください。ハンドマッサージで簡単に全身が元気になっていくでしょう。


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