ベランダガーデニング☆初心者におススメ7つの植物

ベランダガーデニング☆初心者におススメ7つの植物

立派な庭がなくても、ベランダで美しい植物を育てることができたら素敵ですね。カーテンを開けて外を見た時や、お部屋でくつろぐ際にふと窓の外を見た時などに、いきいきとした植物が生い茂っている風景は、私たちに癒しを与えてくれます。たとえ狭くても、工夫次第で美しいベランダガーデニングを作ることは可能です。

ベランダガーデニングを始める前に、まずはご自宅のベランダの環境をチェックしてみましょう。ベランダがどちらの方角を向いているか、風通しはよいか、手すりの材質は何でできているか、室外機がどの位置にあるかなどで、植物の育つ環境がずいぶん変わってくるからです。

ベランダの日照条件の違いによって、育つ植物の種類が違ってきます。日光が大好きな種類のもの、半日陰を好むものなど様々な植物があります。今回は初心者にもおすすめできる、ベランダガーデニングに適した植物をご紹介していきます。ベランダの環境に合った植物を選んで、限られた空間を素敵に演出してみてください。

 

ベランダガーデニング☆
初心者におススメ7つの植物

 

日陰にも耐えられるギボウシを植えよう

ベランダガーデニングで美しい花をたくさん咲かせたいと考えている方も多いことでしょう。しかし初心者や多忙で手間がかけられない方は、植え替えなどの手間が少ないグリーンを取り入れる方法をおすすめします。

耐寒性宿根草であるギボウシは一株でも存在感があり、半日陰の環境でもよく生育するので、ベランダガーデニングにはぴったりのグリーンです。葉がたいへん美しく、斑入りのものや黄金葉、ブルー系のものなどバリエーションが豊かです。上手に取り入れてベランダをセンスアップしてください。

 

葉色の美しいヒューケラを植えよう

同じく半日陰でも育てることができ、葉色のバリエーションが豊富な植物にヒューケラがあります。琥珀のような色味のアンバーウエーブ、ライム色の葉を持つクレームブリュレ、グリーンの葉に霜が降りたようなシルバースクロールなど、様々な園芸品種があります。

ヒューケラは高温多湿が苦手ですので、ベランダなどでのコンテナ栽培に向いています。一鉢置くだけでもおしゃれな雰囲気になりますが、寄せ植えをする際のカラーリーフとして用いることもできます。春になると小さな花をつける、愛らしい植物です。

 

管理が楽で形も様々な多肉植物を植えよう

通常の植物よりも手間がかからず、多彩でユニークな形をした多肉植物もたいへん人気があります。アフリカや中南米などの乾いた土地で生まれ育った種が多いので、水はけがよく乾かし気味に育てるようにします。

世界で1万種以上とも言われている多肉植物には、多種多様な形態があります。大きく分類すると夏生育型、冬生育型、春秋生育型の3つに分けられます。それぞれの休眠期を知って、休眠中の水やりを控えるようにするのがポイントです。高温多湿にならないように注意しましょう。

 

花期が長いパンジー・ビオラを植えよう

種をまいて1年以内に花が咲き、種を作って枯れていくタイプの植物を1年草と言います。たった1年の命ではありますが、パンジーやビオラなどの1年草は花期が長いので、長期間花を楽しむことができます。

花が大きめなものをパンジー、小さめなものをビオラと呼んで区別していますが、近年新種が増えて中間的なサイズのものも登場しています。花色や形が豊富ですので、好みのカラーを取り入れたベランダガーデニングを演出できます。よく日の当たる場所で管理しましょう。

 

強い日差しに耐えられるマリーゴールドを植えよう

ベランダガーデニングでは、真夏の日差しをどのように対策するかが重要になってきます。日差しがじりじりと照りつける環境は、多くの植物にとって快適とは言えません。トレリスや棚で日差しを遮るほかに、日差しに強い植物を選ぶ方法があります。

日差しに耐えられる植物の一つに、1年草のマリーゴールドがあります。マリーゴールドは花期が長く、初夏から晩秋まで次々と花を咲かせます。丈夫で生育しやすいだけでなく、明るくて元気な花色が目を楽しませてくれます。

 

日陰でも見ごたえのあるクリスマスローズを植えよう

1年草とは違い、何年にもわたって毎年花を咲かせるタイプの植物を宿根草と言います。宿根草は生育に適さない季節になると休眠し、快適な季節が来ると活動を再開します。

クリスマスローズは冬から早春にかけて花を咲かせる宿根草で、冬に花のさびしくなるベランダガーデンを彩ってくれます。半日陰を好むのでベランダガーデニングで重宝する植物ですが、日本の高温多湿の環境が苦手です。特に梅雨から夏場にかけては直射日光の当たらない、風通しのよい場所に置くようにしましょう。

 

ベランダにぴったりな白い小花を植えよう

ベランダという限られた空間だからこそ、小花を主役にした清楚な雰囲気のガーデンを作ることもできます。普段はほかの植物の引き立て役として使われているような小さくて白い花を、ベランダガーデニングの主役として使ってみてはいかがですか。どんな空間とも相性のよい白い小花なら、初心者にも安心して取り入れることができそうです。

ヘリクリサム・ペーパーカスケード、エリゲロン、ハナカンザシ、ハゴロモジャスミンといった白い小さな花々がおすすめです。清楚な小花は鉢が増えても圧迫感を感じさせないところも魅力です。

 

ベランダガーデニングにおすすめの植物をご紹介してきましたが、いかがでしたか。ご自宅のベランダの環境をもとに植えたい植物をいくつか選んだら、全体のイメージを決めていくようにしましょう。

ナチュラルな雰囲気にするか、ロマンティックな雰囲気にするか、あるいはスタイリッシュなガーデンを目指すのか。全体のイメージをもとに植物と雑貨をコーディネイトしていくのも楽しいものです。

ただし特に初心者の場合、メンテナンスにあまり手間がかからないことが長続きするポイントになります。植物も生き物ですから、日々の世話が必要になります。まずは1種類からなど、ベビーステップで少しずつ始めるとスムーズですよ。

植物の特徴をよく知って、環境に適した植物を中心にあなたらしいベランダガーデニングを目指してくださいね。

 

まとめ

ベランダガーデニング☆初心者におススメ7つの植物

・日陰にも耐えられるギボウシを植えよう
・葉色の美しいヒューケラを植えよう
・管理が楽で形も様々な多肉植物を植えよう
・花期が長いパンジー・ビオラを植えよう
・強い日差しに耐えられるマリーゴールドを植えよう
・日陰でも見ごたえのあるクリスマスローズを植えよう
・ベランダにぴったりな白い小花を植えよう


連記事
タイトルとURLをコピーしました