赤いバラの花言葉☆色の濃淡や本数で伝える繊細な恋心

赤いバラの花言葉☆色の濃淡や本数で伝える繊細な恋心

赤いバラの花言葉は、実に多くの表情を持つバラのなかでも、さらに特別。微妙な色の濃淡の違い花の状態・葉に至るまで、それぞれに花言葉がつけられており、そのどれもが愛情や恋心を雄弁に語る花言葉となっています。

バラの花を想像する時、世界中の多くの方が思い浮かべるのは「赤いバラ」だと言っても過言ではないのです。

遥か古代のギリシア・ローマ時代から19世紀の初頭になるまで、ヨーロッパで主に栽培されていたバラは主に4種類だけでした。その花色も赤・ピンク・白のみでしたが、特に赤いバラはその色の持つイメージである「熱さ」「激しさ」「情熱」「血」などから、神話の中に登場したり宗教的な意味合いを持ったりと、常に特別な存在であり続けてきたのです。

そしてバラは「本数によってそれぞれの花言葉がある」ことで知られている花でもあります。よってこれらを組み合わせれば、まるで暗号のように繊細な恋心を表現することができます。

ここでは様ざまに繊細に、愛の表情を伝える赤いバラの花言葉を解説します。あなたも赤いバラの花言葉に思いを託して、大切な人に恋心を伝えてみませんか?

 

赤いバラの花言葉☆
色の濃淡や本数で伝える繊細な恋心

 

つぼみの赤いバラの花言葉を贈る

★ つぼみのままの赤いバラ×1本 … 「あなたに一途な愛を告白します」

まずは最もシンプル「つぼみのままの赤いバラ」「1本」贈った時の赤いバラの花言葉を解説します。

【 あなたに一途な愛を告白します 】

・ つぼみのままの赤いバラの花言葉は「愛の告白」

・ 1本の赤いバラの花言葉は「あなただけを思う」です。

それを組み合わせると、真剣で誠実な恋心が浮かび上がってきます。

「赤」とは「朱色」「緋色」「紅色」など、多少の色の差が見られても赤に分類される色の総称です。もちろん「赤いバラ全般」の花言葉もあり、有名なものでは「愛情」「情熱」「熱烈な恋」などが挙げられます。

ですからつぼみが開く日が来ても大丈夫。咲いた花も大切な人に愛を語り続けてくれます。

 

濃紅の赤いバラの花言葉を贈る

★ 濃紅(こいくれない)のバラ×3本 … 「恥ずかしいけれど、あなたに愛を告白します」

「濃紅」は「深紅・真紅(どちらも読みは『しんく』)」とも表記され「深みのある鮮やかな赤」をさし、古来より多くの人々を魅了してきた色です。

【 恥ずかしいけれど、あなたに愛の告白をします 】

・ 濃紅の赤いバラの花言葉は「恥ずかしさ・内気」

・ 3本の赤いバラの花言葉は「愛しています・告白」です。

何故このような赤いバラの花言葉になったのか…。「もともとすべてのバラは白かったが、エデンの園に咲いた白バラにイヴが口づけをしたところ、その喜びと恥ずかしさで赤く染まった」という伝承によるところが大きいかもしれません。

さらに3本の赤いバラの花言葉で、小さくまとめた鮮やかな花束、赤いバラ花言葉は控えめでも印象深く恋心を伝えてくれます。

 

淡紅の赤いバラの花言葉を贈る

★ 淡紅(たんこう)のバラ×6本 … 「お互いに尊敬し、愛し、わかりあうことを誓います」

「淡紅」は薄い赤を指し「薄紅(うすべに)」とも呼ばれます。ピンクに近いけれど甘さはそれほどなく、大人っぽい印象を受けます。

【 お互いに尊敬し、愛し、わかりあうことを誓います 】

・ 淡紅の赤いバラの花言葉は「愛の誓い」
・ 6本の赤いバラの花言葉は「お互いに尊敬し、愛し、わかりあいましょう」です。

赤いバラにまつわる花言葉の中でも、少し穏やかな雰囲気です。そこに6本の赤いバラの花言葉である、決意を秘めた想い。恋心を伝えると言うよりも、恋人や夫婦など、既にパートナーとなっている大切な人の記念日に、このバラの花束を贈ると素敵です。

 

紅色の赤いバラの花言葉を贈る

★ 紅色のバラ×7本 … 「密かに、死ぬほどあなたに恋をしています」

「紅色」「特に鮮やかな赤」と称されます。紅色のバラは、そこにあるだけで人の目をひきつけます。この花の花言葉は、ちょっと恋心の程度が強くなります。

【 密かに、死ぬほどあなたに恋をしています 】

・ 紅色の赤いバラの花言葉は「死ぬほどあなたに恋をしています」
・ 7本の赤いバラの花言葉は「密かな愛」です。

燃えるような静かな恋心を表すことになります。この花束は、大切な人を思って苦しくて、もうどうしようもないので一世一代の告白をする!という時に使えそうです。

ただ、相手によってはこの花束の意味がわかるとあなたの恋心が重くのしかかり、引かれてしまうかもしれないので、よくよく相手を観察してから贈るという冷静さも必要かもしれません。

 

朱色の赤いバラの花言葉を贈る

★ 朱色のバラ×9本 …「愛情を持っていつも一緒にいましょう」

「朱色」「やや黄色味を帯びている明るい赤」を指します。赤いバラの中では少し軽やかさを感じさせる花色です。そのせいか、花言葉も重みをあまり含まず、シンプルなものです。

【 愛情を持っていつも一緒にいましょう 】

・ 朱色の赤いバラの花言葉は「愛情」
・ 9本の赤いバラの花言葉は「いつも一緒にいよう」です。

これらを組み合わせると未来に向けて共に歩いていくようなイメージになるため、プロポーズに使えそうです!

実は「バラ108本」の花言葉は「結婚してください」なのですが、実際に108本のバラを揃えるのはかなり大変です。心をこめて贈れば「朱色のバラ9本」でも十分意味は伝わると思いますが、あなたはどちらを選びますか?

 

緋色の赤いバラの花言葉を贈る

★ 緋色のバラ×12本 …「あなたに灼熱の恋をしているので、つき合ってください!」

「緋色」「やや黄色味を帯びている鮮やかな赤」のことです。英語で言えば「スカーレット」のことで、伝統的に「炎の色」とされる色でもあります。この緋色のバラは、まさに炎を表すような強い意味となっています。

【 あなたに灼熱の恋をしているので、つき合ってください! 】

・ 緋色の赤いバラの花言葉は「灼熱の恋」
・ 12本の赤いバラの花言葉はストレートに「私とつき合ってください」です。

恋人になりたいという強い意志を伝えるにはピッタリの花束ではないでしょうか。ただし「緋色のバラ」には「情事」「陰謀」と言った意味もありますが、それは脇に置いておきあくまでも熱い恋心をアピールすると良いかもしれません。

相手によっては花言葉を内緒にした方が良いケースもあります。

 

参考までに:「黒赤のバラ」の花言葉

最後に、赤いバラの花言葉の中では最も激しい「黒赤のバラ」の花言葉を解説します。

【 黒赤いバラの花言葉 】

・ 良い意味「永遠の愛」「すべてを求める」

・ ちょっと怖い意味「束縛」「死ぬまで憎みます」「化けて出ます」

赤でも濃くなりすぎて黒に近くなると、花に込められた情念も煮詰まってしまうようです。実際に大切な人に贈ることはおすすめしませんが、赤いバラの花言葉の豆知識として覚えておくと面白いものです。

 

以上、繊細な恋心を伝える、赤いバラの花言葉を解説しましたが、いかがでしたでしょうか。ちなみに「赤いバラの葉」の花言葉は「あなたの幸せを祈る」です。

またトゲのないバラは「誠意」トゲのあるバラは「初々しいので怖いです」という意味があるので、伝えたい意味によって葉を足したり、トゲを取ったりしても良いかもしれません。

ここでは赤いバラの花言葉のメッセージをより繊細なものにするため、あえて赤いバラの色の濃淡による花言葉と本数による花言葉を組み合わせて解説しました。パズルを楽しむかのようにこれらの赤いバラの花言葉を組み合わせ、あなたらしいメッセージを作り出すのも楽しい作業になるかもしれません。

そして、素敵なカードにそれぞれの赤いバラの花言葉と本数の花言葉を記入して、さりげなく添えることもお忘れなく。あなたの恋心が大きく未来に咲く手助けに活用してください!

 

まとめ

赤いバラの花言葉が持つ様ざまなメッセージとは

・つぼみのままの赤いバラ×1本…あなただけを思っていると告白します
・濃紅のバラ×3本…恥ずかしいけれど、あなたに愛を告白します
・淡紅のバラ×6本…お互いに尊敬し、愛し、わかりあうことを誓いましょう
・紅色のバラ×7本…密かに、死ぬほどあなたに恋をしています
・朱色のバラ×9本…愛情を持っていつも一緒にいましょう
・緋色のバラ×12本…あなたに灼熱の恋をしているので、つき合ってください!
・黒赤のバラの花言葉…良い意味「永遠の愛」怖い意味「束縛」


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