ばらには贈る本数や、姿かたちや色、組み合わせや開花の状態など、様々な状態に秘められたメッセージが込められている、ロマンティックな花です。
映画やドラマのワンシーンのように恋人にばらを贈る。贈る側も贈られる側もひっそりと夢見るシーンではないでしょうか。実は恋人へのばらの贈り方にも、本数によりそれぞれ異なるメッセージがあることをご存知でしたか?
1本のばらから10本、100本のばら、とどれもドラマチックなものですが、シーンにあわせて本数を選ぶことができるのです。ばらの本数にこめられたメッセージに耳をかたむけ、それを恋の味方につけてみてはいかがでしょうか。
そこで本記事では、知っていて楽しく役立つ、ばらの本数によって違う、花言葉をお伝えします。メッセージに添えて、きっとあなたの恋が叶うかもしれません。
ばらの花束を恋人に✩
本数で違う7つのメッセージとは
一輪のばらにこめられた恋人へのメッセージ
★ 1 輪のばらのメッセージ
まさに「一目惚れ、あなたしかいない」なのです。
こうしたメッセージをなしにプレゼントするのも素敵ですが、花言葉の力をかりてメッセージを伝えることもできます。相手の反応がわからず不安なとき、喧嘩をしてしまった後など、こうした方法によって気持ちを伝えるのも一つの戦法です。
なお、ばらはたった一本ですから品質には十分に気を使ってください。女性の心を射止めるには、ブランド力のあるフラワーショップで購入してしまうのもおすすめです。
2本のばらにこめられた世界
2本のばらにこめられた熱いメッセージを知っていますか。
★ 2本のばらのメッセージ
「わたしとあなただけの世界」。
恋に落ちた2人にはぴったりのメッセージです。今、まさに相思相愛の熱い恋にある2人のバースデーやクリスマス、記念日には2本のばらをおすすめします。
とはいえ、2本のばらを贈るというのは非常に珍しいことですね。相手がメッセージを知らない事が多いため、必ず2本のばらにこめられたメッセージを伝えて、贈ります。
そんな豆知識をきっかけに、2人のデートや食事の場が盛り上がるかもしれません。贈る際はやはりばらの品質には気をつけてください。
★ 大輪の赤いばらを2本といったイメージで選ぶといいでしょう。
3本のばらでストレートに伝える
3本のばらのメッセージはとてもストレートです。
★ 3本のばらのメッセージ
「あなたを愛しています」。
まさに告白には最適のメッセージです。素のままのいつものあなたで、精一杯の思いを伝えたいのなら3本のばらがおすすめです。
ばらの花を贈るだけでも照れくさいのに、そのうえこめられたメッセージも照れくさいものだとしたら、気が引けてしまうかもしれません。しかし、3本ならば映画のようなドラマチックさには少し欠けてしまいますが、素直なあなたの気持ちが相手に伝えられるでしょう。
やはり贈られる側は、なぜ3本なのだろう?、1本のほうがロマンチックなのにと思ってしまうかもしれません。ですから必ず3本である意味も加えて伝えるといいですね。
普段そっけないあなたなら、名刺大のカードでもさりげなくて伝えやすいです。あなたの意外な姿を見て、心を動かされるかもしれません。
幸せを呼ぶ12本のばら
欧米では12本のばらは、結婚式のブーケによく用いられます。
【欧米で伝わる12本のばらのブーケ】
★ 12本のばらは、ダーズンローズ(=dozen rose)とも呼ばれています。
その理由は12本のばらを贈ると幸せになる言われ、プロポーズや告白にもよく用いられています。
★ ダーズンローズ(=dozen rose)の1本ずつ異なる意味
・愛情・情熱・感謝・希望・幸福・永遠
・尊敬・努力・栄光・誠実・信頼・真実
これらの12個のメッセージがこめられています。
ばら一本一本に、そんなメッセージをつけて贈るのも、気の利いたアイデアかもしれません。告白に用いてもよいですし、恋人への誕生日プレゼントや結婚式のブーケとして贈ってもすてきです。
100マイナス1本のばらにこめられた愛
100マイナス1本、つまり99本のばらにも、秘められたメッセージがあります。
★ 99本のばらのメッセージ
「永遠の愛」。
このメッセージは色々な状況において用いることがでるでしょう。長年つきあった恋人にプロポーズするときにも、また長く友達関係にあり、ひそかに思いを寄せていた相手に告白するときにも、熱く愛を語り合う関係の恋人にも贈ることができます。
ポイントは、99本であるということ。贈られた相手はおそらく100本のばらだと思うはず。しかし、1本足りないのはどうしてか、という点を心を込めて伝えてみるといいのです。
★ だから終わらない、「永遠の愛」なのですね。
どんな反応が得られるか楽しみですね。いずれにしても心のこもった思いであることに変わりはありません。両手が抱えきれないほどの美しいばらをもらって、きっとお相手は喜んでくれることでしょう。
100本のばらで伝える愛
100本のばらで伝える愛は、まさに映画のワンシーンのような憧れのシチュエーションです。
★ 100本のばらのメッセージ
「100パーセントの愛」。
潔いメッセージと、キリの良い数字が結婚のプロポーズにはぴったりです。100本のばらをもらってプロポーズされたら、受けた女性はサプライズに感激するはず。
せっかくならば、周りのシチュエーションにもこだわってみるとよいかもしれません。海の見えるすてきなホテルのラウンジや、2人きりの時間を過ごせる静かなバー、または2人だけの思い出の場所などもロマンティックでおすすめです。
ただし、大量のばらを電車に乗って運んでいくのでは大変です。あらかじめ、場所を指定しておき、宅配でそちらへ届けてもらうように、お願いしておくのも一案です。
ホテルやバーでしたら、そうしたシチュエーションにも慣れています。安心できますよ。
108本のばらでプロポーズを
★ 108本のばらのメッセージ
「結婚してください」。
まさにプロポーズそのもの!の、メッセージをもつのが108本のばらです。
メッセージとしても、気持ちと一緒にそのまま贈るとよいですね。憧れの100本よりもまた少しボリュームを増して贈ることができます。受け取る側にも夢のようなシチュエーションから、あなたの精一杯の思い伝わります。
ただし、このメッセージが実は100本ではなく、108本のばらにあることを知っている女性は意外と少ないかもしれません。プロポーズをした後に、少し108本のメッセージについて話してみてください
★ 大量のばらをスムーズに運べる手段を、考えておきます。
ばら1本1本の品質にも心がけて扱ってくれるような、信頼できるフラワーショップを選ぶのがポイントです。
この108本のばらを貰った女性の経験談では、男性は車のトランクに詰め込んで来たとのこと。「ちょっと、トランクから○○持ってきて!」と言われ、トランクを空けたら108本のばらがあったそうです。
いかがでしょうか。ばらの花束の本数で伝える、隠されたメッセージについてお伝えしてきました。実際に照れくさくて活用できなかったとしても、その豆知識はちょっとしたトリビアですよね。
1本でも数本でも大量でも、美しくロマンチックな花が、ばら。まさに恋人の心をつかむ花です。100本や108本となると、ちょっと現実的ではないかもしれませんが、12本のばらのブーケなど、結婚式にはぜひ取り入れたいアイデアです。
ちなみにこの108本のばらですが、結婚式の会場デコレーションとして、108本のばらを飾り、ゲストに少しずつ分けて、帰りに手渡したと言う体験談もあります。確かにすでにプロポーズは終わっていますが、何ともロマンティックな演出ではないでしょうか。
また、金婚式や銀婚式に、おじいさんからおばあさんへの、サプライズプレゼントとして、99本贈ったお話も。こんな風に粋にメッセージを贈りあうカップルになりたいものですね。
まとめ
ばらの花束を恋人に✩本数で違う7つのメッセージとは
・ひとめぼれの彼女には一輪のばらで、愛の告白
・付き合い始めた彼女に、真心を込めたギフトとともに
・長くなって照れくさいなら、3本のばらのストレートなメッセージを
・結婚式には欧米の言い伝えで、幸せを呼ぶ12本のばらのブーケ
・100マイナス1本のばらに、愛する女性に永遠を誓う
・100本のばら、サプライズの花束で真剣な愛を伝える
・108本のばら!場所を決めて届けてもらい、感動的なプロポーズ!