初めてでも失敗しないベゴニアの育て方、7つのステップ☆

【ベゴニアの育て方】初心者が気を付けるべき7つの事
ストレスフルな毎日。近くに緑があると心がなごみますよね。それなら、部屋に緑の物を1つ置いてみましょう。植物を育てる初心者の方の場合は、最初は手がかからない観葉植物や多肉植物を選ぶことが多いです。水と光さえあげておけばいい『葉っぱ』系だと、手入れも楽ですよね。でも、探してみると意外と育てるのにあまり手がかからない『花』もあることをご存知でしょうか。

たとえばベコニア。たぶん、花が身近にない方はベコニアと言われてもピンと来ないかもしれませんね。ベコニアは、小さな花をたくさんつける可愛い花です。暑さにも寒さにも強く、育てやすい花だと言われています。そして、花の色も赤や白、ピンクなど豊富にあって、部屋のイメージに合わせて選べるのも魅力です。

そこで今日は、花を育てたことがない初心者の方でも育てやすい失敗しないベコニアの育て方についてお伝えします、ではご覧ください。

丈夫な苗を選ぶ

苗の良しあしが、花づくりの8割を左右するとも言われていますので、ここは重要な部分になります。生育のよくない苗を購入すると、どんなに大切に育ててもよい花が咲きません。

まず、葉の数が多く、下葉まで付いたものを選んでください。葉の色つやがよく、下葉が黄ばんでいないものはさらに良い苗です。次に、見かけは大振りではない方がいいです。大きな株は、購入した後に、下葉が落ちたり、茎が倒れたりすることがあるのであまりお勧めできません。

よい苗の選び方のポイントは、見かけは小さくても、茎が太く、株張りのよい苗を選ぶことです。

 

適した土を選ぶ

苗を選んだら次に行うのは、土の選択です。もともと鉢と苗がセットになったものを購入することが多いため、最初からお店で花にもっとも適した土を選んでいることが多いです。でも、コスト削減のために、あまりよい土が入っていない場合もあります。

初心者の場合、その土が良い土なのか、悪い土なのか判断することが、難しいので、念のために土も用意しておいた方がいいでしょう。ベコニアに向いている土は、水はけのよい軽めの土です。小粒の赤玉土や、腐葉土、バーミキュライト、鹿沼土を混ぜると良いと言われています。

 

水やりをする

植物の水やりの基本は、土の表面が乾いたらたっぷりと下から水が出るまで行います。

ベコニアも同様で、春から秋にかけては乾いたらたっぷりとあたえます。基本的に、水分が必要な種類ですが、あまりあげすぎると根腐れを起こしてしまいます。特に、気温が高い時期は、葉に水がかからないように、土に直接水やりをしてください。葉に水がかかると蒸れて、葉が腐ってしまう原因にもなります。
また、冬場や、室温の低い場所に置く場合は、どちらかというと乾燥ぎみにして育てます。

水やりは花を育てるのにもっとも大切な作業です。これだけは忘れずに行ってくださいね。

 

肥料を与える

ぱらぱらっと上からかけるだけなので、簡単そうなのですが、肥料のやり方は意外と難しいのです。というのが、肥料を与え目的は、不足しがちな養分の補給ですがですが、ついついやりすぎてしまいがちなのです。

購入の時にはお店で肥料を与えているはずなので、最初から肥料を与えることはしません。追肥として、初夏と秋の生育のよい時期に、液体肥料や緩効性化成肥料を与えます。くれずれも、夏の暑い時期は肥料を与えないようにしてくださいね。肥料障害を起こして、枯れてしまう原因になります。

肥料のやりすぎはかえってマイナスです。生長にあわせて必要な栄養を補給しましょう。

 

切り戻しをする

切り戻しとは、伸びた枝を切って、元の大きさに戻すことを言います。せっかく大きく育てたのに、と思いますが、必要以上に大きくなると場所もとりますし、枝を切ることで、新しい枝や芽が付くのです。

ベコニアの場合は、枝が伸びて間延びしたり、花の数が減ってきたら、8月ごろにバッサリ、今の半分くらいの大きさまで枝をカットしてください。切ったところから次々と新しい芽が出てきます。丸く形よくカットしてくださいね。秋にはまた新しい花を咲かせてくれますよ。

 

植え替えをする

ベコニアは成長の早い花です。枝がどんどん伸びるということは、根も同じように大きくなっているということです。もし、鉢の下から根が伸びているのが見えたら、もしかしてら根づまりを起こしているかもしれません。そんな時は、植え替えの時期です。

基本的に植え替えの目安は2年に1回くらいの頻度で行います。新しい根を出すためには、周りの根を3分の1ほど思い切って切り落とします。根に付いている土も半分くらい落としてから、今まで使っていた鉢より、一回り大きいものに植え変えてください。
新しい鉢で心機一転。花と一緒に気持ちを新たにしてくださいね。

 

害虫予防をする

ベコニアは、花の中では比較的、病害虫に強い品種です。それでも、葉が多くなり、蒸れると病気になりやすくなります。枝や葉が伸びてきて、葉と葉の間に隙間がなくなってきたら、切り戻しを行います。また、葉や茎の腐っているところを見つけたら、ベンレートやダイセンなどの殺菌剤を使います。

植物ですから、どうしても虫が付くときがあります。虫を見つけたら、なるべく早く、駆除してください。葉が多い花ですから、葉の裏を時々チェックすると良いかもしれません。

 

さて、花を育てるのは案外手間だなあと感じてしまうかもしれません。でも、基本的には、ベコニアは日の当たるところに置いて、水を忘れずにやることができれば、どんどん大きくなり、いつも花を付けて楽しませてくれます。それ以外のことは、育てていくうちに覚えていきます。

あまり難しいことを考えずに、まず1つのベコニアから育ててみてください。生活の中で花があると心が和みます。家に帰るのが楽しみになるかもしれません。ぜひ、怖がらずに挑戦してみてくださいね。あなたの生活がより豊かになるかもしれませんよ。

まとめ

ベゴニアの育て方のポイント

・丈夫な苗を選ぶ
・適した土を選ぶ
・水やりをする
・肥料を与える
・切り戻しをする
・植え替えをする
・害虫予防をする


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