誕生日に贈る言葉、喜ばせるつもりが・・・実は大失礼な7つの禁句

誕生日に贈る言葉、喜ばせるつもりが・・・実は大失礼な7つの禁句
皆さんは大切な方のお誕生日にきちんとお祝いの言葉を伝えていますか。最近では手紙やメッセージカードではなく、メールでお誕生日祝いの言葉を贈る方も多いと思います。

メールであれば、絵文字などでかわいくデコレーションしたり、写真付きで送ることが出来たりと、とても手軽で便利ですよね。

しかし、手軽に贈れるからといって、言葉自体をおろそかにしてはいけません。一番大切なことは、メールのかわいらしさや面白さではなく、素敵なお祝いの言葉です。

何気なく贈ったつもりでも、相手からすれば傷ついたり、言われたくない言葉もあるでしょう。そこで今回は、誕生日に贈る言葉で、これだけは言わないように気をつけたい禁句について紹介したいと思います。

 

誕生日に贈る言葉、喜ばせるつもりが・・・
実は大失礼な7つの禁句

 

その1:『少し早いけど・・・お誕生日おめでとう』

一見、何も問題ないように感じますが、実は早めにお祝いのメッセージを伝えることはタブーとされています。誕生日を迎えるということは、1歳歳を重ねるということなのであまり良く思われないようです。

忘れないようにという気遣いから、前もって送る方もいるようですが、お誕生日の場合は多少遅れてしまっても良いようです。ただ、2日も3日も遅くなるのも失礼ですので、当日か翌日までには伝えるようにしましょう。

当日、起床して携帯電話を確認した時に、お祝いメールが届いていると嬉しいですよね。ですので、0時から8時くらいまでに送ると良いと思います。

 

その2:『○歳のお誕生日おめでとうございます』

こちらも問題ないように見えますが、わざわざ年齢を書く必要はありません。年齢は書かなくても、当然ご本人は分かっていますので、余計な一言になってしまう場合もあり、お祝いの気持ちがまっすぐに伝わらなくなることも考えられます。

そうならないために、年齢は省いて『お誕生日おめでとう。』と何か一言贈るだけでも喜ばれると思います。

10代や20代の方、年齢を特に気にされていない方には歳を書いても問題ないですが、そこで年齢を間違ってしまったり、お誕生日自体を間違って覚えてしまうことも失礼です。周りの方などにきちんと確認しておきましょう。

 

その3:『今度お祝いしてあげるね』

親しい友人同士のやりとりで贈りがちな言葉のようです。『お祝いしてあげる』という言葉は、上から目線になってしまい、本当の気持ちが伝わらず、相手の方もあまり良い気分にはなりません。

この場合は『都合が良い日あるかな。良かったら○○ちゃんのお誕生日祝いをしたいから、一緒にご飯でも行かない?』とする方が良いのではないでしょうか。

また、サプライズパーティなどを考えている場合は『都合が合えば、ランチでも行こうよ。』とさりげなく予定を聞き出し、会う約束をしましょう。間違っても、自分の都合優先にせず、相手の方の都合に合わせてくださいね。

 

その4:『○歳こそ、お互い幸せになろうね』

お互い、独身の場合にこのようなメッセージを贈る方もいると思います。贈る側からすると『私も良いパートナーに巡り合えるように頑張るから、あなたも頑張ってね。』という意味だとしても、相手の方からすると余計なお世話になってしまうかもしれません。

『幸せ』の基準は人それぞれです。パートナーがいて恋愛や結婚生活が充実して幸せな人もいますし、パートナーがいなくても趣味や仕事などが充実して楽しい日々を送っている人もいます。また、その点で悩んでいるかもしれません。自分の価値観を押し付けてしまうようなメッセージは贈らないように気をつけましょう。

 

その5:『○歳まで長生きしてください』

お誕生日のお祝いとして『○歳まで』と勝手に決めつけるようなメッセージは好ましくありません。いつまでも長生きしてほしいという願いを込めるのであれば『お誕生日おめでとうございます。ご長寿さんを目指して、いつまでも元気でいてください。』とする方が良いでしょう。

そして、遠くに住んでいてなかなか会う機会がない祖父母に贈る際は、直筆の手紙で『今度、遊びに行きます。』や『私は元気にしてます。おじいちゃん・おばあちゃんは体の調子はどうですか。』など添えてみてください。

会いたいという気持ちや体調を気遣う言葉を入れると、より喜ばれるでしょう。

 

その6:『お誕生日おめでとう。まだ○歳かぁ』

自身より年下の妹・弟や後輩などに贈る場合には、このように若者扱いされると嫌がる方もいるので気をつけてください。

こちら側としては『若くて羨ましい』『いろんな可能性がある』とプラスの意味でこの言葉を贈っていても、相手側からすると『子供扱いされて、ちょっと馬鹿にされてる気がする』とマイナスの意味で捉えられてしまう恐れもあります。

『この1年辛いこともあるだろうけど、楽しいこともたくさんあるはず。いつでも応援してるよ。』と贈る方が望ましいでしょう。
年上だからと上から目線にならず、その年の頃の自身と重ね合わせて、エールを送りましょう。

 

その7:『もう若くないんだから、無理しないでね』

自身のお父さんやお母さんに贈る際に、健康を気遣い、このようなメッセージを贈ってしまう方も多いのではないでしょうか。自分の子供が体のことを気にかけ、心配してくれるのは、嬉しいはずです。しかし『若くないんだから』とすると気分を害してしまいます。

この場合は『体のことも気にかけつつ、好きなことを楽しんでいつまでも元気でいてね。』と明るい話題で締めくくると良いのではないでしょうか。

また、趣味などがわかっている場合は、それに関するプレゼントにこのメッセージを添えると、『自分のことを見てくれている』と感じ、より喜んでくれるでしょう。

 

いかがだったでしょうか。

お誕生日はその方が歳を重ねる、1年に一度の大切な記念日です。せっかくのお誕生日に贈る言葉で、相手を傷つけてしまったり、余計な一言にならないよう気をつけましょう。

相手の立場になって、自分自身が言われて嬉しいこと、嫌なことをきちんと考えてメッセージを贈れば問題ないと思います。

大切なのは『お祝いしたい』という優しい気持ちです。ここで紹介した言葉は参考までに、あなたの想いを自分の言葉で伝えましょう。

 

まとめ

誕生日に贈る言葉、喜ばせるつもりが・・・実は大失礼な7つの禁句

その1:『少し早いけど・・・お誕生日おめでとう』
その2:『○歳のお誕生日おめでとうございます』
その3:『今度お祝いしてあげるね』
その4:『○歳こそ、お互い幸せになろうね』
その5:『○歳まで長生きしてください』
その6:『お誕生日おめでとう。まだ○歳かぁ』
その7:『もう若くないんだから、無理しないでね』


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