クロッカスは春に咲くお花の定番です。春の訪れを喜ぶ意味を持つクロッカスの花言葉で気持ちを伝えることができたら良いですよね。庭先で見かけることが多いクロッカスは、球根植物のため毎年楽しむことができます。

主に秋に植えて２月から４月が見頃のお花です。クロッカスは白や黄色、紫、白に紫の絞りが入ったものなど、種類も多いです。そのため色によって花言葉が違う場合があるため少しだけ注意するポイントがあります。

全体的には春にちなんだ花言葉を含んでいるため、出会いと別れの季節に彩りを与えてくれます。気持ちを伝える際に花言葉に後押ししてもらうのも素敵です。そこで今回はクロッカスの花言葉を使って気持ちを伝える５つの方法についてお伝えします。

クロッカスの花言葉を使って

気持ちを伝える５つの方法

クロッカスの特徴

アヤメ科クロッカス属のお花です。小さな花はとても可憐な印象です。３月が見頃のピークであるクロッカスは、小さくて色鮮やかな花を一斉に咲かせ、春の訪れを知らせます。小さいながらも存在感があり、球根草花のため毎年お花を楽しむことができます。

別名を春サフラン、花サフランと呼ぶクロッカスはスパイスで知られるサフランととても近い関係にあります。サフランと違い、クロッカスは観賞用のみとなります。耐寒性がとても強くお手入れがあまり必要ないため、初心者でも育てやすいお花です。また場所を取らずに育てることができるのでちょっとしたプレゼントにも適しています。

クロッカスの花言葉

クロッカス全体の花言葉は「青春の喜び」「切望」「信頼」です。春のお花には、青春という表現を結びつけられることがよくあるため、春らしい花言葉という印象です。春の訪れの喜びをぜひ分かち合ってみてください。

また、クロッカスが春を待ちきれない時期から咲く様子を「切望」という表現にされています。全体的に春の時期や信頼を寄せる方へのプレゼントに適していますが、色によって花言葉も変わりますので少し注意が必要です。

黄色のクロッカス

黄色のクロッカスの花言葉は「私を信じて」です。パッと明るい色である黄色の花を見るだけでも心が温かくなります。こちらは信頼を取り戻したい相手に花言葉とともに贈ると気持ちが伝わりそうです。相手の信頼を取り戻せたらお庭に毎年咲くクロッカスのお花が良い思い出になります。

紫色のクロッカス

紫色のクロッカスの花言葉は「愛の後悔」です。少し寂しげな印象のあるこの花言葉はギリシャ神話の悲しいエピソードが由来しているとされています。美少年のクロッカスはスミラックスという娘と恋に落ちます。

しかし結婚が許されなかったため、絶望したふたりはそれぞれ自ら命を絶ってしまいました。それを哀れんだ花の女神フローラは美少年をクロッカスの花に変え、娘をサルトリイバラの花に変えたとされています。

内容をふまえると恋人への贈り物には避けた方が良さそうな印象ですが、他のものと組み合わせることでポジティブな言葉に変える方法があります。贈りものにする時に黄色のクロッカスと組み合わせてプレゼントし、黄色のクロッカスの花言葉である「私を信じて」と合わせます。

すると「後悔したくないから私を信じて」というようにプラスの意味に変えます。そうすることで前向きな意味となり相手にまっすぐな気持ちが伝わるはずです。もう一度振り向いてほしい、後悔したくないという気持ちを伝えたい時に贈ってみてください。

信頼する方へ贈る

「信頼」という花言葉を持つクロッカスは年代や性別を問わず人へのプレゼントに贈ることができます。クロッカスは比較的育てやすいお花なので、贈りものに適しています。寄せ植えなどにするととても可愛らしくなります。照れくさいけれど普段は言えない気持ちを伝えたい時には思いをクロッカスの花言葉にのせてプレゼントしてみてください。

いかがでしたでしょうか。春のお庭に咲くお花の定番であるクロッカスは、花言葉も春の訪れをまちわび、喜びを分かち合う可愛らしい花にぴったりのものが多いです。色鮮やかなクロッカスのお花にいつもは言えない気持ちをのせて正直に伝えてみてください。

クロッカスには「信頼」という男女や年代を問わず幅広い方に伝えることができる花言葉を含むので、日頃のちょっとした感謝の気持ちを伝えやすいです。また、色によっては少しだけ寂しげな印象を含むものがあることだけ覚えておくと良いです。

しかし、マイナスの意味を他の色と組み合わせて良い印象にすると贈り物にも選びやすいです。色をミックスさせて色とりどりの鮮やかな印象にするとパッと明るい気持ちにさせてくれます。言いたいけれどなかなか伝えられない気持ちをクロッカスの花言葉とともにぜひ伝えてみてください。

まとめ

クロッカスの花言葉で気持ちを伝えるには

・春を待ちわびる気持ちを共有する
・信頼を取り戻したい相手に贈る
・花言葉の意味をポジティブにしてみる
・年代や性別を問わず贈ってみる