感謝を花言葉で伝えたいとき贈る花7選

感謝を花言葉で伝えたいとき贈る花7選花を選ぶとき、あなたはどんなことを想いますか。花を贈るシーンで私たちは、「感謝」「祝福」「愛」の意味を花言葉として込める機会が、特に多いですよね。花言葉は、ひとつの花にいろんな意味があって楽しく、だからこそ、組み合わせでどう表現すれば良いか、気になることでしょう。

また、シーンによって花の色を考えますから、贈りたい花の色のなかで、伝えたいメッセージの花言葉があるかも、チェックしたいところです。ショップでは温室で育った花が、季節を問わず手に入れることが可能ですが、その季節に合った花を選ぶと、受け取られたお相手の記憶に長く残りますよね。

そこで今回は花言葉のうち、感謝を花言葉で伝えたいとき贈る花7選をお伝えします。花言葉を使って、大切な方に「ありがとう」と日頃の感謝の気持ちを表しましょう。

 

感謝を花言葉で

伝えたいとき贈る花7選

 

白いダリア

花言葉:『感謝』『豊かな愛情』

開花時期:7月〜10月

原産地はメキシコ、15世紀のアステカ帝国において、神聖な花として栽培されましたその後ヨーロッパに伝わり、フランス革命の時期に貴族の間で人気を博しました。ナポレオン1世の妃ジョゼフィーヌがこよなく愛した花でもあります。

やがてダリアはインドを通して日本にもたらされ、あでやかな姿が牡丹に似ていることから、和名では天竺牡丹と呼ばれます。ダリアは品種改良によって様々な形があり、どのダリアも可愛らしく、ブーケの中心としてふさわしい花です。麗しい貴族の女性に愛されたこの花は、贈られた方に格別の感謝を花言葉として伝えることができるでしょう。

 

カンパニュラ

花言葉:『感謝』『誠実』『節操』『貞節』『不変』

開花時期:5月〜6月

原産地は地中海沿岸、名前はラテン語のcampana(小さな鐘)に由来します。ギリシャ神話によると、オリンポス果樹園の番人である美しい精霊カンパニュールは、兵士が果樹園に侵入した際に銀の鐘をならして助けを呼び、命を奪われてしまいます。

花の女神フローラがその死を悼んで彼女を釣鐘型の花に変えたのだそうです。日本にもたらされたのは明治の初めごろと言われます。和名では釣鐘草、風鈴草と呼ばれます。釣鐘型の愛らしいカンパニュラは、ブルー、パープル、白など様々な色があります。

清楚さを引き立たせるカンパニュラの花束は、誠実、感謝の花言葉を持ちます。ご恩ある方や愛しい恋人へ贈る花として誠にふさわしいものでしょう。

 

ホワイトレースフラワー

花言葉:『感謝』『細やかな愛情』『繊細』

開花時期:4月〜6月

原産地は地中海沿岸と西アジア、ハーブのフェンネルやディルと同じ、セリ科の植物です。純白のレースのような花は放射状にこんもりと咲き、その繊細な姿は用途性別を問わず、人気があります。夏の暑さが苦手で、花は風通しのよい涼しいところで生けてあげてください。

レースのような細やかな愛情と感謝の花言葉をもつホワイトレースフラワーは、華やかでありながらブーケのわき役として人気の高い花です。どんな色の花とも合わせやすく、贈られた方の目を和ませ、楽しませることができるでしょう。

 

ピンクのガーベラ

花言葉:『感謝』『崇高美』『思いやり』

開花時期:4月〜10月

原産地は南アフリカ、名前は花の発見者であるドイツの自然学者ゲルバーからとられました。日本へは大正時代に伝わり、和名では花車、花千本槍と呼ばれます。ガーベラ全般の花言葉は『希望』『つねに前進』など、前向きな内容です。

そして特にピンク色は幼いころの思い出に誘ってくれる花として、特別な意味を花言葉として託されています。親しいご友人への感謝の花言葉として、これほどふさわしい花はないでしょう。

 

カスミソウ

花言葉:『感謝』『無垢の愛』『幸福』『親切』

開花時期:5月〜8月

原産地はウクライナやコーカサス地方、白やピンクの小さな花はフラワーショップで必ず見かける花ですね。花茎が網の目のように広がり、先端に白または淡ピンクの花をつけたとき、遠目に春霞のような柔らかいオーラを与えます。そのため英語名はbaby’s breathと言われ、優しくロマンチックな空気をまとう花として、大変人気があります。

中心となる花を引き立てる、控えめな役割を担うことから、親切と感謝の花言葉を持ち、さらに無垢の愛、幸福という、真にお相手の幸せを願う意味も併せ持ちます。この花を加えることで、ブーケに優しいオーラをまとわせることができます。きっとお相手に、心からの感謝の気持ちが伝わることでしょう。

 

トルコキキョウ

花言葉:『感謝』『穏やか』『良い語らい』『深い思いやり』

開花時期:5月〜8月

原産地はアメリカ、原種の花がトルコ石のように青いこと、また丸く幾重にも重なる花弁の姿がトルコのターバンを彷彿とさせることから、この名前がつきました。日本へこの花がもたらされたのは1930年代、その後多くの改良が進められ、様々な色形のトルコキキョウが日本で生まれました。

トルコキキョウの花言葉は、お相手への感謝の気持ちを表すのにぴったりな花です。穏やかな心から良い語らいが生まれる。良い語らいから深い思いやりが生まれる。深い思いやりから感謝の気持ちが生まれる。感謝の気持ちが心を穏やかな状態へ導く。

くるくると弧を描いて幾重にも巻く花弁の形そのままに、すべての花言葉が美しく調和し循環しているのです。トルコキキョウは美の円環。お相手へのブーケにそっと添えれば、心からの感謝と末永く続く互いの心の巡り合いが伝わることでしょう。

 

ダークピンクのバラ

花言葉:『感謝』『気品』『平和』『あたたかい心』

開花時期:5月〜10月

原産地は北半球の温帯地域、花の女王と言っても過言ではないバラ。その中でもとりわけダークピンクのバラは、感謝の花言葉として最高に品位のある花です。ピンクのバラはそれだけで495品種もあり、多様な花をフラワーショップや公園で見ることができますよね。

しかしダークピンクとは、具体的にどのくらいの色をさすか、気になるところではないでしょうか。品種としては、「ルージュロワイヤル」「ガーデンスプリング」「ラブリーリディア」「ボヌール」等々といったものがあります。

これらの銘柄を目安に、深く甘いピンク色のバラを手に入れましょう。贈るお相手に最上級の感謝と喜びを与えるダークピンクのバラは、あなたご自身の深く麗しい心映えをも、間違いなく託すことができるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。感謝の花言葉を持つ花はそれぞれに個性がありますよね。こちらを読まれたあなたは、きっと贈りたい方のことを思い浮かべて、最適な花を見つけることができたのではないでしょうか。

花は見る人の心を和ませ、優しく癒す力があります。明るくプラスのエネルギーを持つ花は、その花言葉とともに贈るご本人とお相手との双方に、素晴らしい効果を発揮します。

お相手の心とあなたの心をつなぐ、これらの美しい花々によって、お互いのこれからの人生がより素晴らしく、輝かしいものになりますように。花はあなたの心そのものです。あなたの感謝の想いをいつでもお相手に運び、あなたご自身にも大きな幸せをもたらすことでしょう。

 

まとめ

感謝の花言葉をもつ花とその意味は

・白いダリアは『感謝』『豊かな愛情』
・カンパニュラは『感謝』『誠実』『節操』『貞節』『不変』
・ホワイトレースフラワーは『感謝』『細やかな愛情』『繊細』
・ピンクのガーベラは『感謝』『崇高美』『思いやり』
・カスミソウは『感謝』『無垢の愛』『幸福』『親切』
・トルコキキョウは『感謝』『穏やか』『良い語らい』『深い思いやり』
・ダークピンクのバラは『感謝』『気品』『平和』『あたたかい心』


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