1月の誕生花を贈って、その花言葉になぞらえたメッセージを添えることで、より日頃から伝えたい気持ちが伝わったら、嬉しいですよね。言葉だけではなく、その言葉のニュアンスや雰囲気も伝わるのが、花言葉の嬉しい点。
けれどもただ花言葉が良いからと、メッセージとともに贈られても、その花自体がお部屋に飾るには素っ気ないものだったり、華やかでも育てにくくて戸惑うものでは、本末転倒です。
せっかくメッセージを込めた1月の誕生花を、大切な人へ贈るのですから、実際に飾って楽しめるものが一番!それでには、メッセージもぴったりで、見た目にも美しい、ギフトに添えても嬉しい1月の誕生花を贈りたいですよね。
そこで今回は、1月の誕生花を贈りたいあなたに、可愛らしくメッセージを持つ、素敵な花々をいくつかお伝えします。明確な日にちはありますが、1月の誕生花として贈っても、全く問題ありませんので、相手のイメージにぴったりのものを選んでみてください。
1月の誕生花を贈る☆
恋人や友達、相手別おすすめの花々
華やかで人気のラナンキュラス
薔薇にも似た幾重にも重なる花びらが魅力のラナンキュラス。薔薇よりも丸みがあるこっくりとした花姿が、より可愛らしい印象を与えて人気があります。
【 1月の誕生花、華やかなラナンキュラス 】
★ ラナンキュラスを贈るなら、こっくりとした可愛らしさを生かした、ガーリーなブーケにアレンジしてプレゼントしてはいかがでしょうか。
・ 華やかさを生かした赤やオレンジも素敵ですが、ガーリーにピンクや白でまとめても、可愛らしいブーケになります。
1月の誕生花、ラナンキュラスは全般の花言葉「魅力的」「名声」などがありますが、いろによって、様々な花言葉を持っています。ピンクなら「飾らない美」、白は「純潔」。姪っ子さんなどのお祝いにも向いています。
感謝を贈りたいカーネーション
母の日の定番、カーネーションですがピンク色になると1月の誕生花。正確には1月6日の誕生花になります。赤いカーネーションになると、「母の愛」が花言葉で、母の日そのものなのですが、ピンクになると違います。
【 1月の誕生花、ピンクのカーネーション 】
★ ピンクのカーネーションの花言葉は「熱愛」や「女性の愛」
・ その他にも「美しいしぐさ」と言う花言葉を持っていますので、愛する女性や、愛おしい奥様などに贈りたいメッセージに変わるのです。
花束にして贈るなら、同じピンク系にしながらもメリハリのある、ピンクの薔薇や、ピンク色のオリエンタルリリーで束ねてみると、可愛らしくも華やかな仕上がりになります。
贈答鉢花の女王、胡蝶蘭!
冬時期にお花を贈るとなると、胡蝶蘭は欠かせないですよね。開店祝いなど、あらゆるお祝い事に向いた鉢花の女王。ひらひらと空を飛び回る蝶々のような姿が、輝かしい祝福にぴったりです。
【 1月の誕生花、胡蝶蘭 】
★ この胡蝶蘭のなかでも白い胡蝶蘭なら、1月11日の誕生花として贈ることができます!
・ せっかくの胡蝶蘭ですから、やはり鉢植えで贈ることが一番!品種もよりどりみどりなので、相手のイメージに合わせて選ぶのもおしゃれです。
ただし、胡蝶蘭は「手入れが少し難しい…。」「枯らしてしまったら、どうしよう。」と戸惑う方々もなかにはいます。とは言え、それはイメージだけで、ポイントを押えれば花持ちする1月の誕生花。
もしも、相手がお花が好きで、白い胡蝶蘭を1月の誕生花として贈りたいなら、育て方のポイントなどを書いたカードを添えても、気が効いています。
人気!スイートピーも1月の誕生花
往年の人気ナンバーにも出てくるスイートピー。春のイメージが強い、淡くフワフワとした柔らかい印象が人気の花ですが、これも1月の誕生花。1月20日の花とされています。
【 1月の誕生花、スイートピー 】
★ フワフワっとした柔らかい印象を生かして、可愛らしい小花を咲かせるミモザやアイビーなどと合わせたアレンジメントもおすすめです。
・ インパクトのあるラナンキュラスや薔薇もあると、華やかなアレンジメントに。春をイメージするコトリや蝶々の飾り物で色を添えても、可愛らしいフラワーギフトになります。
スイートピーな花姿と同じく、その花言葉もしとやかで可愛らしいものばかり。「ほのかな喜び」や「優しい思い出」、「永遠の喜び」などがあります。甘ずっぱい青春時代。クラスメイトや片思いの友人なども良いはず。
ただし、「門出」や「別れ」などの意味合いもあり、卒業式のお祝い事にも使われますので、メッセージカードで自分が伝えたいメッセージを添えるのもアイデアです。
お家の玄関にも飾れる、マンリョウ
もしも家族ぐるみでお付き合いをしている方へ1月の誕生花を贈りたいなら、マンリョウをアレンジしたリースはいかがでしょうか。お正月や成人式など、1月の雰囲気にも似合う和風アレンジができます。
【 1月の誕生花、マンリョウ 】
★ マンリョウはとても縁起が良い実の成る花。名前もマンリョウ(=万両)である上に、花言葉も「寿ぎ(ことほぎ)」や「財産」、「慶祝」と、お家に贈りたい、繁栄を表す花言葉ばかりです。
・ 木の細枝を絡めた丸いリースにマンリョウを絡ませ、ポンポンマムなどの和風の花々で合わせれば、和風で玄関にもピッタリのリースになります。
マンリョウは1月8日の誕生花ですが、他にも1月には、日本を代表する花々が多くあります。例えば、1月12日には寒椿、1月31日になると梅。このような日本らしい花々を組み合わせても、面白いかもしれません。
おしとやかなスミレを家族に
日々共に寄り添っている奥様に、1月の誕生花を贈りたい、と思うなら、日頃からの感謝の気持ちを込めつつ、しとやかな可愛らしい奥様のイメージをなぞられて、スミレを贈るのも良いかもしれません。
【 1月の誕生花、スミレ 】
★ スミレの花言葉は「小さな幸せ」や「誠実な愛」。正に奥様に感謝や愛情を伝えるのにピッタリの花言葉です。
・ さらに西洋でスミレは、聖母に捧げられた花。激しく濃厚な恋人の愛、と言うよりも、より静かで温かな、家庭の愛の風景を思わせます。
花束のアレンジをするのであれば、華やかにしあげるのもひとつではあるのですが、近年では野花を束ねたアレンジも人気。ナチュラルな魅力を引き立てるものが素敵です。スズランなどとも相性が良いかもしれません。
いかがでしたでしょうか、誕生日にギフトを贈りたいと思う時、確かに華やかさを重視した花束やギフトも良いのですが、さりげなくメッセージが込められた1月の誕生花の花束は、おしゃれで驚きもありおすすめです。
1月の誕生花は本文中でも少しお伝えしたように、しとやかで凛とした魅力を持つ、日本の花々が多く見受けられます。前述した椿や梅は、花束だけではなく、その花々をモチーフとした着物小物などを贈るのも素敵!
さらに1月27日の誕生花は、マダガスカルジャスミンなのですが、その花になぞらえて、ジャスミンの紅茶やアロマオイルなど、「香り」をプレゼントするのも一案です。
もちろん、花束だけではなく、プレゼントに添えても喜ばれるはず。本記事を参考にしながら1月の誕生花の豆知識と、粋なメッセージを添えて、大切な人に心からのお祝いを贈りましょう!
まとめ
贈るシーン別、おすすめ1月の誕生花
・ラナンキュラスを贈るなら、ガーリーなブーケ
・恋人に贈りたい、ピンクのカーネーション
・祝福の気持ちを贈る、白い胡蝶蘭
・クラスメイトとの優しい思い出、スイートピー
・お家の繁栄を願って贈る、マンリョウ
・可愛らしい奥様に贈りたい、スミレ