青いバラの花言葉は、「奇跡」や「神様の祝福」などなど、お祝いにもぴったりで幸せなイメージを持つものばかり。せっかく花の贈り物をするなら、花言葉もハッピーなものを選びたいですよね。
赤やピンクなどの愛らしい花や華やかな花束が多いなかで、青はインパクトもあります。そしてストックなど、もともと青い色合いがある花々とは違い、「青いバラ」自体とても珍しいもの…。
そんな青いバラを選んだと言うだけでも、贈られるといろいろと考えて、花束を選んでくれたことが伝わります。さらに青いバラの花言葉が感動的なものなら、そのメッセージも添えたいですよね。
そこで今回は、青いバラを花言葉とともに贈った、感動的なお話をお伝えします。それぞれのストーリーや体験談を読みながら、「あの人に贈ろう…。」と思うかもしれません。
青いバラの花言葉を贈る☆
祝福にエールに、7つの体験談
青いバラは不可能な花だった
青いバラの花言葉を語る前に、「青いバラ」と言うのがいかに奇跡的なものなのか…、を感じさせるストーリーがあります。それはもともと、青いバラの花言葉が「不可能」や「あり得ない」と言うものだったこと…。
【 加えられた、青いバラの花言葉 】
★ ところが、サントリーフラワーズ(日本)とオーストラリアの会社が協力して開発し、とうとう「青いバラ」が実現!2009年には販売されるようになったのです。
・ そのため、青いバラの花言葉に「夢を叶える」と言う言葉が付け加えられました。正に開発者の奇跡を信じる力と、努力の結晶が、青いバラなのです。
真っ青な青いバラを連想する方々が多いのですが、群青色のような真っ青な色から、爽やかなパステルブルー、紫がかったブルーまで、その青の表情はさまざまです。
サムシングブルーを母親から
青いバラの花言葉「奇跡」をメッセージに込めた、母親からのサムシングブルーのブーケの体験談。その日結婚する娘さんは、生まれた時から病弱で、時には入退院を繰り返し、学校も休みがちでした。
【 サムシングブルーを母親から 】
★ 成長するにつれて、娘さん自身も健康のためにさまざまな工夫と努力をしてきたものの、その病弱さからなかなか恋愛をする勇気がない、思春期だったのです。そんな娘さんがとうとう、結婚をしました。
・ そこでお母さんから青いバラの花言葉「Miracle(奇跡)」の文字がひとつの花びらに印字された、青いバラのブーケを贈りました。
結婚式に母親からサムシングブルー(青い物)を贈られると、その花嫁は幸せになると言います。そこで、奇跡のサムシングブルーを贈ったのです。
夢を追いかけている友人へ
前述したように不可能であったはずの青いバラがとうとう開発され、「夢を叶える」と言う、青いバラの花言葉が付け加えられました。そのため、青いバラは正に「不可能を可能にする」、象徴の花とも言えます。
【 夢を追いかける友人へ 】
★ そこで「夢を追いかけて海外へ行く。」と言う決断をした友人へ、青いバラの花言葉「夢を叶える」が、ケースに刻印された、小さな一輪の青いバラを贈りました。
・ 海外にも持っていけるよう、ブリザーブドフラワーの花部分のみが、リングケースのような透明なケースに入ったもの。
後日、友人から部屋に飾られている「夢を叶える」と刻まれたケースに入った、青いバラの写真が送られてきました。
結婚式へ贈った、祝福の青
母親から贈った花言葉は「奇跡」でしたが、他の体験談で新婦の友人が贈った、結婚式の青いバラの花言葉は「神の祝福」。
【 友達皆で贈った、青いバラの花言葉 】
★ その日、新郎新婦がプランニングした本来の挙式の演出にはなかったのが、フラワーシャワーでした。さまざまな事情から、予算を抑えたごくごくシンプルな結婚式であったため、演出がほとんどなかったのです。
・ そこで友人達が自分達で準備して、フラワーシャワーの演出をしました。花びらとともに、いくつかの青いバラの花部分も準備。
フラワーシャワーが終わった最後に、友人の一人から青いバラの小さなブーケが手渡され、一緒に添えてあったメッセージカードに、「神の祝福」とひと言、書かれていたのです。
別れた彼女に贈る青いバラ
これはすでに青いバラが販売されている今では、成り立たないお話。まだ青いバラが開発されていなかった頃にも、実は「青いバラ」がありました。…と言うのも、開発される以前はブリザーブドフラワーで、青いバラがあったのです。
【 別れた彼女に贈る青いバラ 】
★ その男性は別れた元彼女とまだ付き合っていた頃、このブリザーブドフラワーの青いバラを花言葉とともに、プレゼントしたことがあります。
・ その時の青いバラの花言葉は「神秘的」。彼女の魅力がとても神秘的だった、と伝えたかったのかもしれません。
ただ、この時の青いバラが真っ青な青いバラだったので、あまり彼女の好みではなかった…、と後々軽いお話のなかで聴いていました。
その後、別れてから数年経って、青いバラが販売!その青いバラにさまざまな色合いがあったので、ふと思い立って元彼女に淡い色の青いバラを贈ったのです。その淡い色の青いバラがきっかけで、二人は復縁を果たしました。
エールを贈っていた友人が成功!
先ほどは夢を追いかけている友人へ、青いバラを贈った体験談でしたが、今回は夢を叶えて、晴れやかな舞台に立った友人へ贈った体験談です。長年、夢を追って絵を描き続けてきた友人が、受賞を果たしました。
【 成功した友人に贈るメッセージ 】
★ そこで電報ですぐに青いバラを花言葉とともに贈りました。選んだ青いバラの花言葉は、「喝采」!
青いバラの花言葉には、その他にも「神の祝福」や「夢を叶える」などなど、祝福のものがありますが、日の当たる舞台である授賞式になぞらえて、「喝采」とひと言電報をして、青いバラを贈ったのです。
告白に、赤ではなく青いバラ
ある男性は長年友人だった女性に告白をする時、この青いバラを花言葉とともに贈って、告白をしました。なぜ青いバラにしたのか…、と言えば、花言葉が理由ではなく、「インパクトがある」からだったそうです。
【 告白に青いバラの花言葉 】
★ そこで花束とともに、メッセージカードに「ひと目惚れ」と、青いバラの花言葉をひと言添えました。
・ その友人はまず、青いバラのインパクトに驚き、長年友人をしている男性からの「ひと目惚れ」と言うひと言に笑いながら、告白をOKしたのです。
長く知り合っているのに、ひと目惚れ…。ちょっとウィットに飛んだひと言ですが、「実は最初から、ひと目惚れだったんだ。」と言う意味合いだったのかもしれません。
いかがでしたでしょうか、青いバラの花言葉はその背景にあるストーリーを感じながら見てみると、ちょっとしたドキュメンタリー番組を見ているような感動さえ感じるもの。
表面だけの花言葉ではなく、実際の出来事を通じて変化した青いバラの花言葉を贈ると、より深みを感じるのではないでしょうか。
また、青いバラの花言葉に限らず、どうしても花言葉でメッセージを贈るとなると、ちょっとロマンティックすぎるなぁ、などなど、躊躇してしまうこともあります。
けれども、体験談を読んでいるとアイデア次第、贈ってみると案外違和感はないことに気付きます。言葉だけでは伝わり難いニュアンスを、お花にサポートしてもらうように、青いバラの花言葉で気持ちを伝えましょう!
まとめ
青いバラの花言葉を贈った体験談
・不可能だった青いバラが開発された!
・サムシングブルーの「奇跡」を花嫁に贈る
・「夢を叶える」花言葉を海外へ行く友人に贈る
・友人から結婚式で「神の祝福」のフラワーシャワー
・昔、恋人へ「神秘的」を贈った男性が、再び贈って復縁
・授賞式のお祝いに青いバラの「喝采」を贈る
・青いバラの花言葉「ひと目惚れ」で告白