花画像をミンナに紹介☆SNSで見てもらう7つのポイント

見ているだけで人の心をなごませてくれるのが花の画像です。花の画像を撮影し、美しい花画像をたくさんの人に見てもらいたいと思われる方も多いことでしょう。花は一輪あるだけでも絵になる被写体ですが、写真の撮り方や見せ方を知るとさらに美しい画像にすることができます。

一口に花画像といっても屋外に咲いている花を撮影する時と、室内でテーブルフラワーなどを撮影するときとでは、気をつけるべきポイントが変わってきます。またデジタル一眼レフで撮影するのと、スマートフォンで撮影するのとでもコツが違います。

それぞれの撮影方法に見合った、いくつかのポイントを押さえて気にかけることで、何気ない花画像の仕上がりもぐっと違ってきます。

今回はSNSで多くの人に花画像を見てもらうために注意すべきポイントをまとめてみました。せっかく撮った花画像をできるだけ多くの人に見てもらい、共感してもらえたら嬉しいもの。漠然とした雰囲気にならず、人の心に訴えかけるような花の画像を撮れるようになりましょう。

 

花画像をミンナに紹介☆
SNSで見てもらう7つのポイント

 

自然光を活かそう

花を撮影する場合、特に注意したいのが光の入り方です。カメラは光の反射を写し取るための道具といっても過言ではありません。美しい花画像を写すために、つい被写体の花にばかり注意が傾きがちですが、光を整えることも頭に入れておきましょう。

・ 花の美しさを撮影するには自然光が基本です。

【自然光を活かした花画像】

・晴れた日の直射日光での撮影は光が強いため濃い影ができてしまいます。
・同じ理由でストロボなどのライティングも不要です。

晴れた日の日陰やくもりの日は、花を上手に撮影するのにぴったりです。ふんわりとした雰囲気の画像には仕上がりません。

 

逆光を利用しよう

特にデジタル一眼レフでの撮影では、花画像は逆光線もしくは斜光線を利用するときれいです。室内でガラスの器に生けた花は、逆光で撮ることにより立体感や透明感のある花画像に仕上がります。手前にできてしまう影は、レフ板を置くことで防ぐことができます。

順光線はスナップ写真や記録写真には向いています。色や形が正しい画像に仕上がり、影も出ないからです。しかし花を撮影する時には、光や透明感に乏しいフラットな画像になりがちですので注意が必要です。ただしスマートフォンの場合には順光の方が明るく撮れるので、この限りではありません。

【美しい花画像、逆光のポイントまとめ】

・逆光を利用すると、透明感と立体感がある花画像が撮影できます。
・手前の影は、レフ板で防ぎます。

・順光線は色や形を重視した花画像ができます。
・そのためフラットな印象を残します。

・スマートフォンは順光線が明るく撮れます。

 

フレーミングで美しい部分を切り取ろう

美しい花画像に仕上げるためには、構図も重要なポイントです。漠然と全体を写すのではなく、花の構図を工夫してメリハリのある写真を撮りましょう。花のよさが際立つには上からがいいのか、下からあおるように撮るのがいいのか、考えてみてください。

【美しい花画像を残すフレーミングの例】

★ 例えば素敵なブーケをいただいたとします。★

・この場合、美しい部分をアップにしてみる方法があります。思い切ったフレーミングをすることで、見た人が思い思いに想像を膨らませるような画像になるのです。

従来なら「こんなブーケをいただいた」と全体を写してしまいがちですが、あえて美しい!と感じた部分にフォーカスを当てて、フレーミングしてみると、一味違った花画像を撮ることができるでしょう。

 

ピントとぼかしをうまく使おう

花画像の失敗でいちばん多いのがピンボケではないでしょうか。多くのカメラにはオートフォーカスの機能が搭載されていますが、あえてマニュアルでピントを合わせて花画像を撮影することにより、自分で際立たせたいものを自由に決めることができます。

【マニュアルでピントを合わせる】

・群咲く花々ならば、主役となる花を選びピントを合わせる。
・主役以外の花をどこまでぼかすか、試し撮りをしてみる。

群咲く花の中でどの花を主役にしてピントを合わせるかによって、花画像が与える印象も変わってきます。主役以外の花をふんわりとぼかすのも、美しい花画像を残すテクニックの一つです。

・柔らかく美しいぼけをどう活かすかも花画像の極意です。

 

背景を工夫しよう

・花の美しさを引き立てるためには背景も重要です。

被写体である花が魅力的であっても、背景がよくないと十分に魅力を引き出すことができません。主役の花が映えるような背景を演出することも、時には必要です。

【美しい花画像の背景の演出方法】

<リビングフォトでの花画像>

★メインの花の色に合わせて、同系色の背景を持ってくる。
⇒上品な印象の花画像に仕上がります。

無地でナチュラルな背景は無難ながらもオールマイティです。

柄物の布などをボードに貼って背景にする。
⇒おしゃれな壁紙の花画像のようになります。

★あえて黒い背景に花を配する。
⇒スタイリッシュな花画像になります。

黒の背景を使うと、そのコントラストから、ガラス器の明るさや花のみずみずしさが強調されるため、結果ソリッド感のあるスタイリッシュな花画像になるのです。

 

スマートフォンでもきれいに撮ろう

ここまでは主にデジタル一眼レフなどのカメラを想定したテクニックをお伝えしてきましたが、スマートフォンで花を撮影する機会も多いことと思います。

【スマートフォンで花画像の撮影をする場合】

<室内での花画像の撮影を想定しています。>

・順光で撮ることをおすすめします。
①主役の花を決めて画面をタッチします。
②ズームアップしていくようにしましょう。

このように花画像を撮影すると、仕上がりがきれいです。スマートフォンで花画像を撮影する時に、順光を利用するのは、デジタル一眼レフほど感度がよくないため

主役の花を決めてから、ズームアップすることで、広角のままで被写体に近づいて撮るよりも歪みのない画像になります。

・スマートフォン用の写真アプリが様々出ています。

スマートフォンならではの、花画像の楽しみ方です。写真アプリを活用することによりおもしろいニュアンスの花画像を撮ることができます。

 

画像を加工・補正しよう

パソコンに取り込んだ花画像は、フォトショップをはじめとしたアプリケーションソフトで加工・修正することができます。

【アプリケーションで出来る花画像の加工一例】

・画像の明るさやコントラスト
・微妙な色味の違い
・シャープさの度合いなどの調整
・必要のない余白のトリミング

などなど。

花画像はちょっとしたニュアンスの違いによって、人の心に与える印象が変わってくるものです。そのままの花画像をアップする前にほんの少し手直しを加えるだけで、印象的な花画像にすることができます。

 

花画像を多くの人に見てもらうためのポイントはいかがでしたか。ファインダーを覗いて漠然と花の全体像を写すだけでなく、いくつかの点に注意を払うだけで人から「素敵」「かわいい」と思われるような画像を撮ることができるようになります。

花の画像をより美しく心に残るものにするために、ちょっとした工夫を加えてみましょう。

お伝えしたコツのほかにも、花を撮影していると様々な具体的な問題が出てくるかもしれません。くもりの日や夕暮れの撮影では、どうしてもシャッタースピードが遅くなり手ブレを起こしがちです。

カメラにはISO感度を調整したり、3Dトラッキングの機能が付いているものもあります。これらの機能を使いこなしていくと、よりよい花画像を撮ることができるようになります。

印象的な花の写真でたくさんの人が共感してくれるSNSライフを楽しみましょう。みんなのリアクションが、さらによい花画像を目指す励みにもなります。

 

まとめ

SNSでミンナに見てもらえる花画像にするには

・照明を使わず自然光を活用して美しく
・花画像を逆光利用で、透明感と立体感
・美しい部分をフレーミングでクローズアップ
・主役の花を決めたピントと、ぼかし具合がポイント
・背景によって花画像のイメージも大きく変わる
・スマートフォンでは順光でズームアップしていく
・アプリケーションで花画像を加工・修正


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