ハワイアンキルト初心者必見!失敗しない7つの作り方☆

ハワイアンキルトは、ハワイの植物や海の生き物をモチーフにした伝統的なキルティングスタイル。南国らしい爽やかさに素朴なあたたかみがプラスされた独特の魅力は、ハワイ好きのあいだで昔から大人気です。

またハワイアンキルトは、南国スタイルのインテリアアイテムとしてもとっても優秀。お部屋に取り入れることにより、キルトの立体感が素敵なアクセントになってくれます。

そんなあこがれのハワイアンキルトですが、初心者にはちょっと手がだしづらいイメージが強いですよね。

キルティングはちょっと根気と技術のいる作業ですが、一度魅力にはまれば、「つぎはこんなアイテムをつくりたい!」という気持ちによってどんどん上達していきます。今回は、ハワイアンキルトを楽しく&できるだけ気軽にはじめるための7つのコツをご紹介します。

 

ハワイアンキルト初心者必見!
失敗しない7つの作り方☆

 

簡単キットを使ってみよう

ハワイアンキルトは基本的に、細部のキルティングにとても手間がかかりますので、デザインや布を自分で用意して1から作るとなると初心者には時間がかかり過ぎてしまうことがあります。

ちょっと自信がない人や初心者の人には、手芸屋さんなどに売っているすぐ始められるハワイアンキルトのキットがおすすめです。もし既に使いたい色が決まっていて、型紙をとるのに慣れている人は、布から作るのにチャレンジしてみてもよいでしょう。

型紙にはウェブでダウンロードできるものもありますので、好きなものを探してみてくださいね。

 

シンプルなモチーフからスタートしよう

制作へのモチベーションを保ちつつ楽しく作業するため、はじめてのキルティングに使うモチーフはお気に入りの可愛いものを選びましょう。ただし、1番最初に複雑なモチーフを選んでしまうと、キルトの楽しさを分かる前にむずかしすぎて挫折してしまう人が多いようです。

はじめはなるべく曲線が入り組んでおらず、内側のキルティングもシンプルになっているものをモチーフに選んでみましょう。

入門としてとくに人気なのは、ほんわか癒しのホヌやイルカといった動物系、オシャレでシンプルなかたちのフランジパニやハイビスカスなどのお花系です。

 

日記やブログをつけて意識をたかめよう!

ハワイアンキルトのはじめての作品をつくっているときには、「ここはこうするとうまくいくんだ」とか「ここをもっとこうしたいのに…」など、次に繋がるポイントがたくさん頭に浮かんでくると思います。

でもせっかくの大切な上達のためのポイントも、出来上がって時間がたってしまうとつい忘れてしまうものです。それを防ぐために、手帳などに反省点やもっと良くしたいところをメモしておきましょう。

また、ハワイアンキルトのブログをやるのもおすすめです。「読者に楽しみにされている」という事がモチベーションになって、無意識のうちに自然とキルティングのクオリティが上がっていくはずです。

 

まずはミニキルトで達成感をアップさせよう☆

さいしょに作るアイテムは、コースターやミニクッションなどのなるべく面積が小さめのものをセレクトし、とりあえずひとつ仕上げてみることを目標にしましょう。

そのことで達成感が得られ、次の作品へのやる気が湧いてきます。素敵なハワイアンキルトは、必ずしも大型のベッドカバーやタペストリーである必要はありません。

たとえばコースター大のちいさなキルティングでも、それを100均などに売っているミニ額にいれて飾れば、素敵な南国スパ風のアートのできあがり。いつもの洗面所や玄関などにハワイの風がふきこみます。

 

時間を決めて効率的に作業してみよう

キルティングはその日のうちに仕上がるものではなく、何週間、大作になると何年もの時間のかかる地道な作業ですから、自分のなかで何かしらの決まりをつくらないと「あとでやろう」とついつい後回しにしてそのまま作業が止まってしまいがち。

もしあなたが物事をつい先延ばしにしてしまうタイプなら、「一日何分、家事の合間のこのタイミングでやろう」というふうに時間を決めてみるとよいでしょう。

キルティングは楽器などと同じで、たとえ一日に数分でも生地に触れ、継続して練習してゆくことで確実に上達していきますよ。さらにハワイアンキルトは、やればやるだけ目に見えて成果の出るものですから、さいしょは難しくてもどんどん楽しさが増してきます。

 

プリント生地でお手軽キルティングを楽しもう

忙しく時間があまり取れなかったり、モチーフの取り付け作業が苦手な人は、あらかじめ柄のプリントされた生地にキルティングをほどこしてキルティングのコツをつかむ練習をしてみるのもよいかもしれません。

今おうちに、ハワイアンモチーフのプリント生地や着なくなったお洋服などはありませんか?

アップリケを取り付けなくても、プリントされたハワイアンモチーフの輪郭を縁取るようにていねいなキルティングをしてゆけば、立派なハワイアンキルトに見えますよ。

可愛い柄の布を使って、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

初心者にもできる、「シャドーキルト」に挑戦しよう

お裁縫などの細かい作業が苦手で、本格的なハワイアンキルトはまだちょっと…という人は、手間がだいぶ省略できて初心者でも作りやすい「シャドーキルト」からはじめてみませんか。

シャドーキルトは、モチーフを糊やアイロンなどで仮止めし、そのうえから薄いオーガンジーをかぶせて塗っていくスタイルのキルトです。オーガンジーの透け感がプラスされることにより、ふつうのハワイアンキルトと違うちょっと透明感のある仕上がりになります。

シャドーキルトにも、オーガンジーやモチーフがあらかじめ揃ったキットがあります。まずはそこから手軽にはじめて、少しずつキルティングに慣れてみるとよいでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

このように、ひとつひとつ手作業でつくるため手間と時間のかかるぶん、作り上げたときの喜びも大きいのがハワイアンキルトの魅力です。

「ハワイアンキルトをこれからはじめてみたい!」という人は、ぜひ簡単なキットや家事の合間などの時間をじょうずに活用し、無理せずあなたらしいやり方で楽しんでみてくださいね。

心をこめてひと針ひと針丁寧に縫い上げた世界に1つだけのハワイアンキルトは、きっとあなたの一生もののお気に入りになるはずですよ。

 

まとめ

ハワイアンキルト初心者必見!失敗しない7つの作り方☆

・簡単キットを使ってみよう
・シンプルなモチーフからスタートしよう
・日記やブログをつけて意識をたかめよう!
・まずはミニキルトで達成感をアップさせよう☆
・時間を決めて効率的に作業してみよう
・プリント生地でお手軽キルティングを楽しもう
・初心者にもできる、「シャドーキルト」に挑戦しよう


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