町中でポインセチアを目にして、その愛らしさについつい歩くスピードをゆるめてしまったという経験はありませんか?ポインセチアの開花時期は11月から1月。店先に並んだポインセチアを見て、「もうクリスマスか…。」と感じる方も多いでしょう。
その花の形がまるで星の様な形であることから、ポインセチアはクリスマスの花として定着しています。また、「赤」という色はキリストの血の象徴であることから、欧州で赤いポインセチアが、クリスマスの花として定着したとも言われています。
そこで今回は、意外と知らないポインセチアの豆知識や、おすすめのアレンジ方法を、贈りたい人気の品種とともにお伝えします。大切な方へのプレゼントに自宅での観賞用に、この記事を参考にポインセチアで冬を楽しんでください。
ポインセチアを贈る☆
品種豆知識とおすすめアレンジ
冬の花の代表であるポインセチア
【 ポインセチアの開花時期 】
・ ポインセチアは11月から1月にかけて美しい花を咲かせます。
日照時間の短い冬になると開花することから、冬を代表する花の1つと言われています。
ポインセチアはメキシコ原産の花で、その名前の由来はアメリカの初代駐メキシコ大使の「J・R・ポインセット」氏。
ポインセチアの鮮やかで美しい赤色はメキシコで染料として使用されていました。日本には明治中期に渡来したと言われています。こうして改めてポインセチアの歴史を知ると、また今までとは違う魅力を感じることが出来ますよ。
華やかな赤いポインセチア
ポインセチアの基本はやはり「赤」。色味に欠ける冬の街に彩りを添えてくれる鮮やかな赤色がとても素敵ですよね。一言に「赤いポインセチア」といっても実はその品種は様々です。
【 赤いポインセチアの品種 】
★ プレステージレッド、マース、プリメーロ、レッドエルフなど品種によってその赤の色味の深さも、花の形も全く異なります。
【 ポインセチアの花言葉 】
・ そんな赤いポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖夜」「聖なる願い」。まさにクリスマスにぴったりな花です。
★ 赤いポインセチアには「私の心は燃えている」という花言葉も。
クリスマス時期に贈る花として有名なポインセチアは、お歳暮にはもちろん、ロマンチックな贈り物としても喜ばれます。彼女のクリスマスプレゼントを、ポインセチアの花の上に置いて贈ったり、女友達へのささやかなお祝いにも最適です。
清らかな白いポインセチア
【 白いポインセチアの花言葉 】
・ 「あなたの祝福を祈る」「慕われる人」。
真っ白なポインセチアは見ているだけで幸せな気持ちになりますね。そんな白いポインセチアにも様々な品種があります。
【 白いポインセチアの品種 】
★ スノーキャップ
・ その名の通り、雪のように真っ白なポインセチアです。★ ピーターヤコブセン
・ クリーム色が可愛らしい品種です。★ アークティック
・少し青みのかかった白が華やか。赤いポインセチアに続き、とても人気があります。★ ココマーブル・ソノーラマーブル・ジェスターマーブル
・薄いピンクと白のコントラストが楽しめる品種もとてもオススメです。
白いポインセチアと言えば、赤いポインセチアと並べてディスプレイされたりと、単品のイメージがなかなかないかもしれません。けれども、これらの品種は単品でも十分楽しめます。是非チェックしてみてください。
愛らしいピンク色のポインセチア
【 ピンク色のポインセチアの花言葉 】
・ 「純潔」と「思いやり」。
可憐な外見にピッタリな花言葉です。ポインセチアといえば赤色が主流でしたが、最近はピンク色のポインセチアの人気が高まってきています。ピンクといっても、ちょっとした色味の違いで印象はガラッと変わります。
【 ピンク色のポインセチアの品種 】
★ ピンクユーフォルビア
「濃いピンクが好き!」と言うお花好きな人々も多いです。それならば、ショッキングピンクのような華やかなピンクが印象的なピンクユーフォルビアも、おすすめの品種です。
★ プリンセチア
逆に「薄いピンクが好き!」というあなたには、プリンセチアがおすすめです。淡いピンクがとても可愛らしいこの品種は、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしの安心のチョイスです。
知っておきたいポインセチアのお手入れ方法
せっかく素敵なポインセチアをいただいても、すぐに枯らしてしまっては悲しいですよね。人にプレゼントをするためにも、自分で育てるためにもお手入れ方法はちゃんと頭に入れておきましょう。
実はポインセチアは寒さに弱いと知っていますか?冬を代表するクリスマスの花として定着していることから、寒い場所に置いておいても大丈夫だと思っている方も多いはず。
【 寒さに弱いポインセチア 】
★ ポインセチアは5℃以下になると葉が落ちてしまうのです。
かといって、暖房の風が直接あたるような場所もポインセチアの育成には適していません。室内の日当たりの良い場所に置いておくように心がけましょう。
【 ポインセチアの水やり 】
★ 冬場はポインセチアの育成が鈍くなる時期です。
そのため、こまめな水やりは必要ありません。根を痛めないよう、お天気の良い日の午前中に水やりを行うと良いですよ。
ポインセチアのアレンジ方法
ポインセチアはアレンジ次第でガラっと印象を変えて楽しむことが出来ます。せっかくポインセチアを贈るなら、イメージピッタリのアレンジをしてはいかがでしょうか?
【 ポインセチアのアレンジ法 】
★ とても可愛らしいアレンジ
・ チェッカーベリーやハッピーベリーといった木の実と合わせる。★ ポインセチアの王道!クリスマスレンジ
・ ツリーを連想させる針葉樹のコニファーと合わせて、クリスマスのイメージ満載!★ お洒落なセンスアップアレンジ
・ キャンドルやリボンと合わせてもお洒落なアレンジになります。★ 元気で可愛いアレンジ
・ リンゴなどの果物とあわせてもとても可愛らしいのでオススメです。★ 「紅白」アレンジ
・ 赤いポインセチアを白いポインセチアを組み合わせる。
最後にお伝えした赤いポインセチアと白いポインセチアは「紅白」ということで、お正月まで長く楽しむことが出来ます。飾り物の組み合わせを工夫すれば、年末年始のイベントでずっと飾ることができますね。色々なアレンジを楽しんでください。
いかがでしたでしょうか。今回はポインセチアの豆知識とそのアレンジ方法を6つのポイントにわけてお伝えしました。季節に合った植物は生活を豊かなものにしてくれます。
華やかな赤いポインセチア、清らかな白いポインセチア、愛らしいピンクのポインセチア、どのポインセチアにもそれぞれの魅力がたっぷり詰まっています。地元の小さなお花屋さんでも気軽に購入できるのも嬉しいポイントですよね。
あなたや相手の方のお好みに合わせて、今年の冬はお気に入りのポインセチアを贈ってみてはいかがでしょうか。今回お伝えしたお手入れのポイントを押さえておけば、かなり長い間楽しむことが出来ますので、喜んでいただけます。
ポインセチアはクリスマスを象徴する花だけに、花言葉も素敵な意味合いを持っているものが多いです。大切な方にポインセチアをプレゼントされる際には是非、ポインセチアの花言葉も参考に、メッセージカードなどに添えると喜ばれます。
可愛らしいアレンジの効いたポインセチアで、喜んでもらえたら最高ですね。
まとめ
ポインセチアを贈るなら!おすすめ品種と豆知識
・ポインセチアはメキシコ原産の、11月~1月に咲く冬の花
・クリスマスに贈りたい赤いポインセチアは、品種がたくさん!
・贈り物にピッタリな白いポインセチアも、真っ白からクリームまで。
・大人気!ピンクのポインセチアは、濃いピンク派?薄いピンク派?
・寒さが苦手なポインセチアは、室内の日当たりの良い場所で
・アレンジ次第でクリスマスからお正月まで楽しめるポインセチア