出産祝いのプレゼントは贈る相手によって、好みも違うので案外迷ってしまうでしょう。一般的に出産祝いのプレゼントは、赤ちゃんの育児グッズだけではなく、産後すぐのお母さんを気遣う品々も挙げられます。
ところが育児グッズや産後ママグッズこそ、好みが分かれるグッズが多いという意見も。そのため赤ちゃんが産まれて1年から3年で必ず使うだろうアイテムや、タオルなどいくらあっても助かる品々を選ぶことがポイントとなってきます。
ただしそんな日常アイテムでも、やはりママの好みがあります。そのため基本的にはシンプルで気品のある品々が喜ばれるでしょう。最近では北欧ブランドの食器や育児グッズが喜ばれる傾向にあります。
そこで本記事では、これならば!と自信を持って贈れる出産祝いのプレゼントを、7つ厳選してご提案します。なかには本人に確認を取って出産祝いのプレゼントにすると良いものもあります。けれども要望にマッチすればきっと喜ばれるでしょう。
出産祝いのプレゼント☆
産後ママが喜ぶ7つの品々
すぐに使える上質のハンカチやタオル
まず最初にご提案したいのが、いくつあってもおそらく助かる出産祝いのプレゼント、ハンカチとタオルです。
【出産祝いのプレゼントにおすすめのタオル】
★今治タオル★
赤ちゃんにも嬉しい肌さわりで、使い心地に定評のあるタオルです。
今治タオルの他にも、赤ちゃんにやさしいオーガニックの柔らかなガーゼなど、上質のものを選んであげてください。
上質のハンカチやタオルは、こだわりのある方なら別ですが、多くの方にとっては、自分では買わないけれど貰ったら嬉しいもの。出産祝いのプレゼントには、ママの好みも考慮して、なるべく無地やシンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
【ハンカチやタオルギフトのおすすめ】
・赤ちゃんのイニシャルの刺繍が入ったもの。
刺繍を受け付けてくれるショップもあるので、何枚かセットにして贈ってみてはいかがでしょうか。ハンカチの出産祝いのプレゼントが多いですが、案外役立つのはミニタオルです。
何かと便利な育児グッズ
赤ちゃんのいる生活は、慣れるまでが本当に大変なものです。そんなママや赤ちゃんをサポートしてくれるグッズがいろいろあります。こんな育児グッズはいかがでしょうか。
【出産祝いのプレゼントにおすすめ育児グッズ】
・ベビーカー用のレインカバー
・抱っこひもにセットできる防寒用ブランケット
・撥水加工が施されているおむつ替えマット
・組み替えることでカウチやロッキングポニーと、何通りにも使えるマルチチェア
・テーブルの天板に挟み込んで固定する、ベビー用テーブルチェア
他にも様々なグッズがありますが、上記のものは評判のよい品々です。
あると嬉しい、赤ちゃんのおもちゃ
おもちゃも赤ちゃんやママにとっては嬉しいものです。プレゼントするとしたら、乳児期を過ぎても遊んでくれそうなものを選んであげましょう。
【出産祝いのプレゼントにおすすめのおもちゃ】
・ヨーロッパの木製おもちゃ
人気の理由はデザインがシンプルで美しく、そのうえ安全性も高い点です。仕掛けのある布製の絵本などもしばらく楽しんでもらえるでしょう。
・なるべくナチュラルで、安全に遊べるものをおススメします。
大きくなっても読んでくれそうな絵本
「絵本は赤ちゃんには早いかも…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は0歳児から楽しめる絵本もあります。しかし出産祝いのプレゼントには、大きくなっても大事に読んでくれそうな絵本の方が人気があるのです。
選ぶポイントは、書店やネットショップで評判の良いものや、保育園や児童館・図書館で人気のある絵本です。
【出産祝いのプレゼントにおすすめの絵本】
★リサ・ラーソンの絵本
リサ・ラーソンはもともとスウェーデンの陶芸作家です。赴きのある猫の絵で有名なリサ・ラーソンの絵本はインテリアとしてもおしゃれな点が、ママに人気なのです。
★松本みよこの「いないいないばぁ」3冊セット
絵本を知る人々には有名な松本みよこの、赤ちゃん絵本3冊セット。そのうち1冊は、今でも人気のいわさきちひろが絵を手がけた「おふろでちゃぷちゃぷ」もあります。
★エリック・カールの絵本
エリック・カールの絵本も、そのおしゃれな絵が大人にも人気の絵本作家。代表作は「はらぺこあおむし」で、現在では雑貨展開もしています。ベビーカーで見せられるミニ絵本も数多く販売されているので、ミニ絵本を多く贈っても楽しいでしょう。
その他にも「ぐりとぐら」シリーズなど、おそらくママが赤ちゃんだった頃にも人気だった絵本が、定番化しているパターンもあります。ぜひ、楽しめて記念になるような絵本を選んであげてくださいね。
赤ちゃんには欠かせない必須の育児用品
【出産祝いのプレゼントにおすすめの育児用品】
・ベビーカー
・チャイルドシート
・抱っこひもなど。
出産祝いのプレゼントとしては、品物によっては高価になります。個人ではなくグループで贈っても良いでしょう。抱っこ紐は後々に使えそうな手軽なクロスタイプなど、二個目を想定して選ぶのも一案です。
・こちらを贈る場合に必ずしなければならないことは「ママへの確認」です。
ベビーカーなどは複数持っていても仕方ありませんし、デザインや機能の好みが合わない場合があります。またチャイルドシートはマイカーに取り付けられる型番を選ぶ必要があります。
こういったことがあるため、出産祝いのプレゼントのサプライズには不向きです。ここであえてご提案したのは「要望に合っていればとても嬉しくありがたい」という声が多いためです。
いくつか候補を決めて、ママに打診してみるのが良いかもしれません。海外ではこのような育児グッズを事前に欲しいものリストで周囲の人々に伝える風習を持つ国もあるのです。
ママが好きなものを選べるカタログギフト
こちらは赤ちゃんへ、と言うよりもママに向けての出産祝いのプレゼントです。様々なものを好みで選べるカタログギフトは、出産祝いのプレゼントにも便利です。
【出産祝いのプレゼントにカタログギフト】
★ポイント★
目安の値段のカタログよりも、ワンランク上の値段のコースにすることです。
カタログギフトのコース価格は商品代の他、手数料なども含まれています。そのためワンランク上の方が、出産祝いのプレゼントにしたい値段に見合った品々を扱っている確率が高いです。
・贈る時にはきちんと商品のラインナップを確認してくださいね。
よく頑張ったね!ママへのギフト
最後にご紹介するのは、頑張って赤ちゃんを産んだママへの出産祝いのプレゼントです。
【ママへの出産祝いのプレゼント】
・好きなスイーツ
・記念になるような品物
・赤ちゃんとお揃いの服など。
とは言え、贈る相手の好みや暮らしを想定できるのであれば、出産祝いのプレゼントの内容は、あくまでもママが喜びそうなものでOKです。その他にも育児の癒しになる、アロマオイルなど、おうちでも楽しめそうな、好みにあったものを選んであげてください。
出産後のママは出産の勢いのまま育児へ突入しているケースがほとんどです。核家族ではなかなか難しい面もありますが、もしもママが赤ちゃんを束の間預けられる環境にあるのなら、ご夫婦で楽しめるディナーチケットも、隠れた人気の出産祝いのプレゼントです。
いかがでしたか。出産祝いのプレゼントを選んだら、贈る時期やマナーも気になります。一般的には生後7日の「お七夜」から1か月くらいまでが出産祝いを贈る期間とされています。ただし事前に母子の体調を確認してから出産祝いのプレゼントを贈るようにしましょう。
また、直接訪ねて出産祝いのプレゼントを贈るなら、先方の体調や都合を聞いておき、ママに負担を掛けないように配慮することも気遣いです。ママが親しいお友達だとしても、きちんとマナーを守ってこそ、出産祝いのプレゼントも嬉しいものになるはずです。
以上、産後のママの出産祝いのプレゼントにおすすめの品々をご提案しました。あなたの大切な友人や知人への出産祝いのプレゼントの参考にしてください。ぜひママや赤ちゃん、そしてご家族が笑顔になってくれそうな、素敵な出産祝いのプレゼントを贈ってくださいね。
まとめ
頑張った産後ママに贈りたい、温かな出産祝いのプレゼント
・何枚あっても助かるタオルやハンカチは気品のあるものを
・慣れない新米ママには、日々の育児で助かる育児グッズ
・おもちゃを贈るならオシャレな北欧の木製おもちゃを
・絵本はいつの時代も色あせない、情緒をはぐくむギフト
・複数の知人友人で贈るなら、ベビーカーなどの必須グッズも
・カタログギフトを贈る時は、ラインアップを確認して選ぶ
・出産育児で頑張っているママに、気遣いのプレゼント