百合の花言葉を使い分けて素敵な贈り物をする7つのコツ

百合の花言葉を使い分けて素敵な贈り物をする7つのコツ

エレガントな花の代名詞でもある「百合の花」。百合の日本での起源は、かの万葉集にも既に登場しているほど古く、日本の歴史とも深く関わっています。人名や、学校名、地名にも多く使われているのも納得ですね。

ヨーロッパでは、最も古くから栽培された花のひとつと言われ、紀元前の壁画にも描かれています。

たった一輪であっても、存在感のある百合の花は、贈り物にピッタリの花です。現在は、日本に自生している百合を品種改良して作った、より愛らしく、ゴージャスな百合の品種も出ています。

野に咲く素朴な風情の百合もあれば、大きな花びらにカラフルな色が浮かぶダイナミックな百合もあります。

万人に愛される、清楚な百合の花は、贈り物にするときっと喜ばれます。冠婚葬祭によっても、花言葉を知っていることで、失敗しない花選びのコツをお教えします。

それぞれのシーンにピッタリな百合を選ぶことができ、印象に残るような、百合の花の贈り方をまとめてみました。

 

百合の花言葉を使い分けて
素敵な贈り物をする7つのコツ

 

日本にある百合の種類を知ろう

百合は世界に様々な種類がありますが、日本で自生している百合は、日本各地に15種類ほどあるそうです。百合の種類や色によっても、花言葉もまちまちです。

百合の花束などを送る時は、相手にふさわしい花言葉から、百合の種類や色を選んであげましょう。

日本各地に自生する、主な百合の名前は、 ヤマユリ、ササユリ、乙女ユリ、テッポウユリ、クルマユリ、スカシユリ、オニユリなどがあります。切花では、日本に自生する百合を改良した品種が多くあり「オリエンタルハイブリッド」と呼ばれます。

カサブランカ ソルボンヌ、ベルガモ、マルコポーロなどがあります。

 

百合の色による花言葉を知ろう

種類によって、色によって、様々な花言葉を持つ百合の花。色別にはどんな花言葉となるのでしょうか。

・白色の百合の花言葉: 高貴、純潔、威厳、無垢、無邪気、清浄。
・黄色の百合の花言葉: 陽気、飾らぬ美、荘厳、注目を浴びる、愉快。
・オレンジの百合の花言葉: 華麗、愉快、軽率。
・ピンクの百合の花言葉: 思わせぶり、虚栄心、上品。

百合の花を贈る時に注意ですが、白い百合の花束を枕花として考える方も多くいらっしゃいます。結婚式以外のお祝いの時には色々な色と混ぜて華やかにしたほうがいいでしょう。

また香りが強いため、病院のお見舞いなどには不向きとされています。

 

清らかなカサブランカは、花嫁にピッタリの花

百合といえば、カサブランカと言われるぐらい、百合の中では一番人気のある品種です。大きな花で、存在感もタップリ。まさに主役にふさわしい花です。カサブランカの花言葉は、純潔・高貴・威厳・偉大・栄華。

この花はとても水揚げがいいので、結婚式場の飾りつけなどにも多く使われています。花嫁さんもブーケとしても、不動の人気があり、特に白いカサブランカは華やかで目立ちます。

この花をブーケトスでもらうのは、参加者の女性にとっては、最高の贈り物となることでしょう。

 

元気づけてあげたい人に贈るソルボンヌ

カサブランカに並び、大輪の花を咲かせるソルボンヌ。花びらの真ん中に、放射状のすじが浮き出ているところがとても美しいです。

花言葉は「涙を拭いて」。落ち込んでいる人に、そっとプレゼントをしてあげると、きっとその心を癒してくれるでしょう。百合は香りが強いことで知られていますが、この品種は香りも良く、心地よく感じられると思います。

 

故人に捧げる花、テッポウユリ

テッポウユリは、カサブランカやソルボンヌと比べると、色が白色のみで、花びらが開ききりません。細長い筒のような花を、横向きにつけます。その様子が、とても慎み深く見えます。

花言葉は、「荘厳」「無垢」威厳」「淑女」。その言葉にふさわしく、キリスト教の祭典でもよく使われ「Easter lily」と呼ばれています。

この花の慎ましやかなたたずまいは、やはり故人に捧げるににピッタリだと思います。ブルーや紫系の色の他の花と一緒に花束にして、お彼岸やお墓参りなどの仏事にピッタリの花です。

 

偉大な功績を称えるお祝いに、マルコポーロ

白地にうっすらとピンク色の筋がはいった、美しく清楚な色合いを持つマルコポーロ。花言葉は、「偉大な功績」 「ひたむき」です。まさに、お祝い事にはピッタリの花言葉をもっています。

ミニバラなども同じ花言葉を持つので、カラフルな色のミニバラと一緒に花束にすると豪華でお祝いらしくなると思います。何かをやり遂げたとき、成功したときには、マルコポーロの花束を送って、その功績を称えてあげましょう。

 

子から親への贈り物 スカシユリ

スカシユリの大きさは20cmから60cmで、小ぶりで素朴な花を持つ百合です。カサブランカやマルコポーロのような、大きな存在感の派手な花が咲くわけではなく、印象派は大人しめです。

花言葉も、「飾らぬ美」「あなたは私をだますことができない」「親思い」「元気」。スカシユリのピンク色は「子としての愛」という意味があります。

母の日や、父の日。ご両親のお誕生日や結婚記念日に、スカシユリの花束を送ってみてはいかがですか?

 

いかがでしたでしょうか。

日本は世界でも珍しいぐらい、たくさんの種類の百合が自生しています。私たち日本人は、百合のそれぞれの美しさを楽しめる贅沢をもっているんですね。

百合も種類によって、華美なものから、清楚なもの、素朴な美しさを持つもの、色々なものがあります。また、それらは品種改良をされて、世界中で愛される花となっています。人生の節目節目に、百合の花を取り入れて、百合の花に思い出を重ねていけたら素敵ですね。

 

まとめ

百合の花言葉を使い分けて素敵な贈り物をする7つのコツ

・日本にある百合の種類
・百合の色による花言葉
・清らかなカサブランカは、花嫁にピッタリの花
・元気づけてあげたい人に贈るソルボンヌ
・故人に捧げる花、テッポウユリ
・偉大な功績を称えるお祝いに、マルコポーロ
・子から親への贈り物 スカシユリ


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