シクラメンの花言葉贈る時、知っておくべき5色の意味


冬の花の代表であるシクラメンは花言葉も色によって違いますから、冬の贈り物には花の色にぴったりの素敵な花言葉を添えて美しいシクラメンの鉢植えを贈りたいですよね。

ですが、シクラメンは縁起が悪い花と言われることも多く、贈る時には相手が不快にならないように注意が必要です。シクラメンと花言葉を贈って相手に喜んで貰うためには花言葉とその意味を知り、相手にもきちんとその意味を伝えることが大切。

お見舞いや病気を患っている人への贈り物にはマナー違反のお花ですが、それさえ気をつけていればシクラメンはクリスマスや年始の挨拶などに活躍してくれる花ですから、大切な人へ花言葉と一緒に贈ってみてはいかがでしょうか。そこで今回はシクラメンの花言葉贈る時知っておくべき色別の意味についてお伝えします。

赤色のシクラメンの花言葉は贈り物には不向き

シクラメンと言えば燃えるような赤色のイメージが強い花で、その見た目通り和名では「カガリビバナ」と呼ばれています。また、その燃えるような姿から「嫉妬」という花言葉が付けられました。

贈り物には向かない花言葉なので、わざわざ赤色のシクラメンの花言葉を添える必要はありません。ですから、赤色のシクラメンを誰かに贈る時はシクラメン自体の花言葉である「内気」や「はにかみ」、「遠慮」といった言葉を添えるか、違う色のシクラメンを選んで相手に誤解を与えないように注意が必要。

 

白色のシクラメンの花言葉は女性や子どもに

白色の花によく使われる「清純」という言葉が白色のシクラメンの花言葉にも使われています。「清純」という言葉は成人男性にはそぐわないので、白色のシクラメンの花言葉は女性や子どもへ贈る時に添えるのが良いでしょう。

白色のシクラメンの花言葉には「清純」の他にも「思いやり」という花言葉を添えることも出来るので、「清純」でない花言葉を添えて白色のシクラメンを贈りたい場合は万人に使える「思いやり」の花言葉を使って。

真っ白なシクラメンも美しいのですが、もう少し飾り気が欲しいという場合はピンクの縁取りがあるものや花びらがフリルになっているシクラメンもあるので色々吟味してみて下さい。

 

ピンク色のシクラメンの花言葉は贈る相手で使い分けて

ピンク色のシクラメンに付けられている花言葉は「憧れ」なので、尊敬する人への贈り物にはピンク色のシクラメンがおすすめ。シクラメン自体の花言葉と重複しますが、「内気」と「はにかみ」の花言葉もピンク色のシクラメンの花言葉として付けられていますから、尊敬する人以外にシクラメンの優しいピンクが良く似合う内気な女性にも贈ることが出来ますよ。

シクラメン自体の花言葉である「内気」や「はにかみ」という言葉には由来となるソロモン王とのエピソードがあります。草花が好きなソロモン王が自身の冠のモチーフにするため、様々な草花に交渉するものの断られ、困り果ててしまった時に側にいたシクラメンの花が「自分を冠のモチーフに使って下さい」と言いました。

喜んだソロモン王が感謝の気持ちを伝えると、それまで上を向いていたシクラメンは喜びと恥ずかしさのためにうつむいてしまったという内容で、「内気」や「はにかみ」の花言葉を贈るならこのエピソードを花言葉と一緒に添えて贈るのもおすすめ

 

青系のシクラメンは贈り物におすすめ

青色や紫色のシクラメンも珍しい色なので人気があり、贈り物にもピッタリ。特に注目したいのが青色や紫色のシクラメンの花言葉。青色や紫色のシクラメンの花言葉は他の色のように決められてはいないのです。

しかし、「恥ずかしがり屋」や「遠慮」、「想いが響き合う」という言葉を花言葉に使うことが多く、特に「想いが響き合う」の花言葉は贈り物にすると喜ばれる花言葉と言えます。

 

オレンジのシクラメンに添えたいとっておきの花言葉

聞いたことが無い人もいるかもしれませんが、オレンジのシクラメンも存在します。ピンクに近い色も多いので見間違えてしまうかもしれませんが、オレンジ系のシクラメンとして市販されています。

そこでオレンジ色のシクラメンの花言葉が気になりますが、残念ながら青系のシクラメン同様に決められた言葉はありません。その代わりにオレンジ色のシクラメンを贈る時におすすめしたい花言葉が「絆」の花言葉。

「絆」の花言葉は近年注目されているシクラメンの花全てに使える花言葉で、シクラメンが次々と花を咲かせることから付けられた言葉。オレンジのシクラメンに素敵な花言葉を添えて贈りたい場合はぜひ「絆」の花言葉を添えて贈って下さいね。

 

さて、シクラメンを花色で分けてその花言葉をお伝えしましたが、シクラメンは種類が豊富で、例えば同じピンクのシクラメンでも淡い色から濃い色まで、また、花びらに白や濃い色で縁どりがあったりフリルや八重など咲き方にもバリエーションがあるので、相手の雰囲気に合ったシクラメンを選ぶと良いですよ。

シクラメンは長持ちする花であり、管理も簡単なので贈り物のマナーさえ守れば相手にとって喜ばれるフラワーギフトになります。一見贈り物には使いにくい花言葉が多いイメージですが、贈り物にぴったりな花言葉があるのがシクラメンの花言葉の特徴。

シクラメンの花言葉はシクラメンが持つネガティブなイメージを払拭するきっかけにもなるので、素敵な花言葉を添えて、しっかり気持ちを伝えて相手に喜んで貰って下さい。

まとめ

シクラメンを贈る時知っておくべき色ごとの花言葉は

・贈り物には不向きな赤色のシクラメンの花言葉は「嫉妬」
・白色のシクラメンの花言葉は「清純」と「思いやり」
・ピンク色のシクラメンの花言葉は「憧れ」と「内気」「はにかみ」を使い分けて
・青系シクラメンの花言葉は贈り物にぴったりの「想いが響き合う」を覚えておこう
・花言葉がないオレンジ色のシクラメンはシクラメン全体の花言葉を使う


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