ガーデニング初心者におすすめ!おすすめの花々と注意点


ガーデニング初心者が実際に「始めよう!」と決めた時、まず迷うのが育てる花ですよね。花選びひとつで庭のイメージが決まりますから、ここは慎重に決めたいもの。まずは育てやすい花から選ぶ、と言うのが基本ですが、好きな花も大切です。

ガーデニング初心者が花を選ぶ時のポイントは、イメージ作り。アンティーク調で揃えたいなら趣のある花々、和風モダンな庭を作るなら、やはり和テイストの草花が活躍するものです。

そのなかで、初心者向けの花々をピックアップする方法はいかがでしょうか。例えガーデニング初心者には少し難しい種類でも、その品種の特性やポイントを知ることで、ぐっと簡単になるはず。

自分のイメージを演出してくれる草花を楽しみたいですよね。そこで今回は、ガーデニング初心者でも十分に楽しめて趣のある、おすすめの花々をお伝えします。

 

ガーデニング初心者におすすめ!
おすすめの花々と注意点

 

グランドカバーに使いたい、アジュガ

もしも寄せ植えや庭などで、地面を覆うような草花が好きならば、有名な花と言えばクローバー探しが人気のシロツメクサですが、アンティークな赴きのあるアジュガも育てやすくおすすめ!このアジュガの魅力は半日陰でも育つ耐影性

【 ガーデニング初心者へ、アジュガ 】

★ 開花時期は11月~4月。開花時期を過ぎたら、伸びた枝の剪定をすぐに行うことがポイント!

・ 夏の間に花芽が蓄えられるので、5月に剪定を行うことで花芽を減らすことなく次の開花時期には多くの花を楽しむことができるはずです。

ただし、寒冷地域で-5℃以下になるような地域では、冬の間だけ鉢植えに避難させるなどの工夫が必要。一方、夏に猛暑が続き、地面に極端な乾燥が見られる場合は、地植えでも、朝早くに水をたっぷり与えてあげれば大丈夫です。

耐寒性に優れた、シャクヤク

和風の赴きを残すボタンに似た花がシャクヤク。ただシャクヤクはボタンと違い草花(木ではない)。一度花開くと翌年も楽しめる多年草であることも魅力のひとつ!耐寒性に優れている点も育てやすい要素です。

地植えなら水やりをあまり必要としませんが、猛暑が続き土が乾燥しているなら、朝の涼しい時間に、たっぷりと水を与えてください。

【 ガーデニング初心者へ、シャクヤク 】

★ 大きな花を咲かせる分、美しい花を楽しめるのですが、肥料はとても大切

・ 植え付けの際に緩効性の元肥を与え、早春に芽だし肥を与え、花終わりにお礼肥を与え、秋には翌年の花芽が育つようにと肥料を与えるのがコツ。

ちょっと大変かもしれませんが、手間がかかればかかる程、綺麗で豪華な花が咲き私たちを楽しませてくれます。

 

鉢植えで育てたい、スズラン

スズランも一度植えると毎年楽しめる宿根草。高温多湿を嫌うので、鉢植えで育ててその季節ごとに移動して育てたい花です。日当たりが好きな花ですが、多湿を避けるためにも、風通しが良く明るめの日陰環境が最適。

【 ガーデニング初心者へ、スズランの注意点 】

★ ただ、とても可愛らしく人気のスズランなのですが、毒性を持つ植物であることは覚えておかなければなりません。植える場所は明確にしておくこと!

・ ぎゃうじゃニンニクなどは葉が似ているので、スズランを間違って食べてしまったら命の危険にもつながります。

開花期は4月~5月の間ですが、秋までに葉は茂ったまま。毒の関係もあるので、小さなお子様がいるご家庭では、手の届かない場所などの見極めも大切です。それらを除けばとても育てやすい可愛らしい花ではあります。

 

香りを楽しむローマンカモミール

ガーデニング初心者であれば、やはり香りを楽しみたいもの。そこでおすすめの花がローマンカモミールです。「カモミールティー」が女性に人気のハーブティーであるように、甘~いリンゴのような香りが楽しめます。

【 ガーデニング初心者へ、ローマンカモミール 】

★ ローマンカモミールを育てる際の注意点は、何と言っても夏の湿度。過湿にとても弱く、茂って蒸れてしまうといつの間にかなくなっている…、なんてことも!

・ ローマンカモミールはお湯で蒸らしてフレッシュティーにもできるので、蒸れそうな梅雨時期などや、茂ってきた頃に収穫してしまうことをおすすめします。

夏は半日陰でこまめに収穫し、風通しを良くすれば、多年草なので翌年も楽しめるかもしれません。グランドカバーにすると、踏んだ時の良い香りがたまりません!

 

間違えなく育てたいなら、ゼラニウム

最後にガーデニング初心者におすすめする花の筆頭と言えば、ゼラニウム。ともかく丈夫で長い間花を楽しむことができるのも魅力の花。真夏・真冬以外なら、ほとんど咲いてくれるはず。

【 ガーデニング初心者へ、ゼラニウム 】

★ ゼラニウムをガーデニング初心者が育てる際に理解しておきたいのは、過湿に弱い、と言うこと。

・ ガーデニング初心者が間違えやすいのが、過度の水やり。ゼラニウムを育てる際には、乾燥気味に育てるのがポイントです。

さらに夏は明るい日陰を目安に環境を整えたいもの。鉢植えであれば、鉢ごと移動してください。さらに真冬も0度まで耐える力がありますが、鉢植えならば室内に移動したいところです。

 

いかがでしたでしょうか、ガーデニング初心者におすすめしたい5つの花々をお伝えしました。本来であれば最後にお伝えしたような、ともかく丈夫なゼラニウムや、パンジーやビオラがガーデニング初心者が選ぶ花の定番!

けれども少し趣向を変えて、後々まで楽しくなるような花々で、ガーデニング初心者でも育てやすい花々をピックアップしてみました。イングリッシュガーデンを目指すのであれば、アンティークな赴きのあるアジュガ…、などの選び方ができるはず。

また、アジュガやローマンカモミールは広い庭スペースがあるガーデニング初心者の方のグランドカバーにも最適!グランドカバーとは、ホフク状に伸びる草花で土を覆う役割を果たす草花…。良い香りに包まれたら素敵ではないでしょうか。

グランドカバーで役立つ花々は、寄せ植えにも向いています。本記事を参考にしながら、自分らしいガーデニングを楽しんでください。

まとめ

ガーデニング初心者におすすめの花々

・アンティーク調にまとまるアジュガ
・和風ガーデンに役立つシャクヤク
・可愛らしくて人気のスズラン
・甘い香りを楽しむローマンカモミール
・丈夫で育てやすい定番、ゼラニウム


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