お花見の意義が一層高まる、知っておきたい9つの桜の花言葉

お花見の意義が一層高まる、知っておきたい9つの桜の花言葉
まだまだ寒い日も続きますが、少しずつ暖かさも感じられるようになり、春もすぐそこまで来ています。『春』と聞いて私たち日本人が楽しみにしているものといえば『桜』ですよね。

3月になると気象予報でも必ず桜の開花予想日が発表され、世代を問わず誰もがお花見を楽しみにしています。職場や友人とお花見の計画を立て、ワクワクしている方も多いと思います。

日本人はなぜこんなにも桜に魅了されるのでしょうか。ただ単に『綺麗』というだけでなく、そこには桜が持つ花言葉が関係しているのかもしれません。

今回は不思議と私たちを惹きつける桜を、花言葉という観点から探ってみようと思います。

 

お花見の意義が一層高まる、
知っておきたい9つの桜の花言葉

 

精神の美しさ

桜がつぼみから少しずつ花開き、満開になっていく姿は私たちをワクワクさせ、待ち遠しく感じます。そして満開の桜が風に揺られて、散っていく姿も非常に魅力的ですよね。

私たちは桜が咲き乱れ、散りゆく様子に、理想の生き方を重ねているのかもしれません。毎日を一所懸命に生き、時が来たら後悔などせずに潔く散っていく。そんな生き方、心の持ち方を桜に感じ、思いをはせているのでしょう。

 

しとやか

桜は圧倒的な存在感があるのに、嫌味な感じや圧迫感を憶える人は少ないのではないでしょうか。それは桃色の小さな花が咲いているからではなく、桜の持つ『しとやかさ』や『奥ゆかしさ』を私たちが感じているからだと思います。

決して出しゃばらずに、静かに佇む姿は『大和撫子』を思い出させます。皆がお花見を楽しみにしているのも、日本人が理想とする女性の姿を重ねているからでしょう。

 

優れた美人

桜のピンクの花が風に揺られ、優しく咲く姿は見ていてホッとしますよね。慎ましくも華やかに咲く様子は本当に見とれてしまいます。何か言葉を発するわけではなく、その雰囲気で私たちに何かを語りかけています。

優れた人というのも、口数は多くなくても、その存在感と佇まいで人々を引き込んでしまいますよね。心が清らかで美しいからこそ、その場に温かい空気が流れ、皆が集まってくるのでしょう。

 

善良な教育

毎年、受験シーズンになると必ず目にしたり、耳にするのが『サクラサク』というフレーズですよね。

また小学生のころ、先生から宿題などに押してもらった『よくできました』のスタンプも桜のマークでしたし、ほとんどの学校に桜の木が植えられていたかと思います。

これほどまでに私たちの学生生活に密接に関わっているんですね。桜の持つまっすぐで誠実なイメージが、理想の学生にピッタリなのでしょうね。

 

独立

桜が咲く季節は別れと出会いの季節でもあります。今まで当然のように傍にいた両親や親しい仲間との別れは寂しく、不安な気持ちでいっぱいですよね。しかし、桜が背中を押し、応援してくれています。

独り立ちすることは、期待や希望にも溢れて、成長へと繋がります。新しい出会いもあり、視野を広げ、見える世界も変わります。後ろを振り返るのではなく、桜を見上げて前に突き進んでみましょう。

 

神秘な心

春になると、たくさんの人がお花見をしに桜の下に集まり、仲間との楽しい時間を共有します。桜には人を惹きつける不思議な魅力がありますよね。凛と立つ姿は内に秘めているパワー、生命力を感じます。

現代人は日々の疲れやストレスからこのパワーを失いかけているのかもしれません。そのパワーを少し分けてもらう為にお花見をし、楽しい時間を過ごして、明日への活力にしているのでしょう。

 

想いを託します

よく小説などで桜の木の下で愛の告白をするシーンがあります。普段は言えない秘めた想いも、桜が背中を押して、素直に伝えることが出来そうですよね。あなたの誠実で嘘のない気持ちは必ず相手に伝わるはずです。

もし結果がうまくいかなくても、相手に嫌な気持ちは残らないでしょう。桜のように謙虚な気持ちが大切です。桜の優しい花の色も、少し俯きながら、頬を赤く染める少女のようにも見えますよね。

 

あなたに微笑む

桜が風に揺れ、少しずつ散る様子はとても趣があり、優しく微笑んでいるようにも感じます。故郷を離れて生活していると、桜を見て両親や兄弟、友人など大切な人を思い浮かべてしまいませんか。知らず知らずのうちに優しく咲く桜と、親しい人の笑顔を重ね合わせているのでしょう。

そして桜から『あなたらしく進めばいいよ』と応援されているようですよね。桜はいつでも優しく見守っています。

 

私を忘れないで

緑の葉が出始めると、お花見シーズンも終わりを迎えます。また次の春が来るまで、誰にも見上げられずに、桜は少し寂しさを感じているかもしれません『私を忘れないで』と。

注目を浴びるのは花が咲き始める時期からですが、花が散ってからも次々と姿を変え、私たちを楽しませてくれます。春だけでなく、他の季節も桜を見上げてみませんか。そうすることで、花開く瞬間をより一層楽しめるはずです。

 

桜の花言葉、いかがだったでしょうか。

春は別れの季節でもあり、環境の変化などの不安に押し潰されそうな人もいるかと思います。そんな時は桜を見上げてみてください。そして、よければ花言葉を思い出してみてください。

その時その時によって、思い出す花言葉や受け取り方も変わるかと思いますが、どの花言葉も明るく希望に満ちたものばかりです。生命力にあふれる桜から、きっと元気を分けてもらえるでしょう。

また、桜も誰かに見てもらうことで、ますます綺麗に咲くのではないでしょうか。お花見も仲間とだけでなく、桜とも楽しい時間を共有することで、もっと中身の濃い時間を過ごせるでしょう。

 

まとめ

お花見の意義が一層高まる、知っておきたい9つの桜の花言葉

・精神の美しさ
・しとやか
・優れた美人
・善良な教育
・独立
・神秘な心
・想いを託します
・あなたに微笑む
・私を忘れないで


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