ゼラニウムの育て方☆プランターで育てるポイントとは

ゼラニウムの育て方☆プランターで育てるポイントとは
ゼラニウムの育て方は丈夫で育ちやすく、初心者の方のガーデニングとしても人気!枯れにくいゼラニウムの綺麗な花、自宅でも育てることができたら素敵ですよね。赤やオレンジの花が綺麗なゼラニウムは、夏場に行うプランター栽培で定番の花です。

元々はハーブであるため、少しその花は独特な香りがしますが、これよって嫌な虫がつきにくいのも魅力のひとつ。現在でも、香料やアロマセラピーとして様々な場面で活用されています。

そんな綺麗なゼラニウム、初心者さんでも家で安心して育てられるなら、毎日を楽しめそうですよね。

そこで今回は、ゼラニウムの育て方の中でも、特にプランター栽培をピックアップし、栽培のポイントをいくつかお伝えします。この機会にぜひゼラニウムの育て方をマスターして、栽培にチャレンジしてみてください。

 

ゼラニウムの育て方☆
プランターで育てるポイントとは

 

育てる場所選びのポイント

まず初めにお伝えするゼラニウムの育て方のポイントは、育てる場所選び

【 ゼラニウムの育て方☆場所選び 】

★ ゼラニウムは日当たりが良い場所を好みます。

・ 逆に湿気がとても苦手で、雨に当たっても花が傷んでしまうことがあるので、雨の当たらない軒下などで育てるのがおすすめ。

なので、プランターで育てる場合も、雨に当たらない、日差しが良く風通しの良い軒下で育てるのがポイントです。

 

ゼラニウムの苗選び

また、ゼラニウムの育て方のポイントの1つに苗選びがあります。元気で健康な苗を見つけて育てれば、その分病気などのリスクが減るだけでなく、綺麗な花を楽しむこともできるはず。

【 ゼラニウムの育て方☆苗選び 】

★ ゼラニウムの苗選びのポイントは、節間が詰まっていて葉が黄色くなっていないものを選ぶこと!

・ 特に根元の茎が黒っぽくなっているものは、避けるようにしてください。

 

ゼラニウムの植え付けと植え替え時期時期

ゼラニウムの植え付け時期は4月~5月頃。この時期に苗の植え付けを行います。

【 ゼラニウムの育て方☆植え付け 】

★ 植え付けの際、あまり苗と苗の間が詰まっていると、葉同士が当たって、苗の中が蒸れてしまうことに…。

・ そのため、植え付けの際には「少しゆとりをもって」植えるのがポイント。

また、来年の同じ時期には、根詰まりを起こさないよう、新しい土へ入れ替え、植え替えも行ってください。

 

ゼラニウムの水やりと注意点

育てる場所の項目でお伝えした通り、ゼラニウムは過湿がとても嫌い!なので、ゼラニウムの育て方では、水やりに少し注意が必要です。

【 ゼラニウムの育て方☆水やり 】

★ 基本的には表面の土が乾いてから、たっぷりと水を与えます。

・ その際、水が花に当たると花が傷んでしまうので、上からかけるのではなく、根元へ静かに注ぐように水を与えてあげればバッチリ!

 

ゼラニウムの花後の管理

そうして順調に育てていけば、ゼラニウムは綺麗な花を次々と咲かせてくれるはず。ゼラニウムの開花期間はとても長く、大体4月~10月頃まで花を咲かせ続けます。

【 ゼラニウムの育て方☆花後の管理 】

★ その際、少しづつ中央から咲き終わった花びらが萎れて落ちていくのですが、落ちた花は葉につかないよう、こまめに取り除くようにしてください。

・ この落ちて枯れた花びらが葉についたままだと、黒ずんで見た目が悪くなるだけでなく、そこから葉が腐って病気になったりしてしまうのです。

 

ゼラニウムの冬越し

ゼラニウムは多年草のため、枯れさえしなければ翌年も花を楽しむことができます。けれど、この冬越しの際のゼラニウムの育て方にも、少し注意が必要。

【 ゼラニウムの育て方☆冬越し 】

★ ゼラニウムは少し寒さに弱い植物。ある程度までの寒さなら耐えてくれますが、凍るような場所だと枯れてしまいます。

・ なので、寒い地域では冬の間は屋内に入れ、窓際などの日当たりの良い場所で育てると安心です。

 

ゼラニウムの病気や害虫

育てやすいゼラニウムですが、実はかかりやすい病気もあります。それが「茎腐病」という、地際の茎の表面が黒く腐ってしまう病気。一度かかってしまうと治りにくいので、見つけた場合は他の苗に移らないよう、早めに処分!

【 ゼラニウムの育て方☆「茎腐病」予防 】

★ 「茎腐病」は多湿になるとかかりやすい病気。土がじめじめした状態にならないよう、湿気によく注意するのが予防の近道です。

また、初めにゼラニウムは虫の付きにくい花だとお伝えしましたが、それでもやっぱり中には寄ってくる害虫も存在します。その中でも特によく見かけるのが「ハマキムシ」

【 ゼラニウムの育て方☆「ハマキムシ」 】

★ 糸を使って葉っぱを身に包む特徴のある芋虫で、葉が食害の被害に遭うので注意!

・ ハマキムシは大量発生したら大変!早期発見、早期駆除が鉄則なので、浸透移行性剤のオルトラン水和剤などを利用して駆除するのが安心。

葉っぱごと摘みとって、残さないようにすることが重要です。

 

いかがでしたでしょうか、ここまでゼラニウムの育て方のポイントをお伝えしてきました。ゼラニウムの育て方はとても簡単!初心者でも安心して育てることができるおすすめ植物です。ただ湿気だけには弱いことを念頭において、手入れをしてみてください。

よく初心者の方が勘違いされているのですが、水やりは毎日必ず行うのではなく、土が乾いてからたっぷりと行うのがポイント。前日にあげた水が残っていて、土の表面がまだ湿っていたりする場合は、与える必要はありません

特にゼラニウムは、水切れを起こしやすい夏場以外なら、かなり乾燥気味に育てて大丈夫。ゼラニウムの育て方は水やりにさえ気を遣えば、枯れることなくいつまでも楽しむことができます。

ぜひこの記事を参考に、そんなゼラニウムの育て方をマスターして、綺麗な花を楽しんでみてください。

まとめ

プランターを使ったゼラニウムの育て方

・日当たりが良く、雨の当たらない場所で育てる
・根ものと黒くなっていない元気な苗を選ぶ
・植え付け時期は4月~5月頃
・水やりは土の乾燥を確認してからたっぷりと
・花がら摘みは葉に付かないよう小まめに
・冬は土の凍らない暖かい場所で育てる
・病気と害虫に注意


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