冬のガーデニングを彩る定番の花のシクラメンは控えめな印象の花ですが贈り物に使われることも多い花であり、大切な人に贈るならシクラメンの花言葉にもこだわって良い言葉を添えて贈りたいですよね。幸いなことにシクラメンの花言葉は多く、選べるだけの選択肢を持っています。
シクラメンを贈り物にする時に相手に喜ばれるシクラメンを選ぶポイントとして、シクラメンにも小さな鉢植えから豪華な大きな鉢植えまで様々な大きさと種類があるので、贈る目的に合わせた大きさと見た目のシクラメンを選ぶことが第一だと言えますが、せっかく贈るなら花の色や色別のシクラメンの花言葉にも注目してみて。
特に、近年では赤や白のシクラメンの他に青や紫の色が美しいシクラメンもよく見かけるようになりました。シクラメンを贈ろうと考えているのであれば気になる青や紫のシクラメンの花言葉についてもぜひ覚えておいて下さい。そこで今回はシクラメンの花言葉を色別に使い分けて贈る意味についてお伝えします。
赤のシクラメンを贈る時の気持ちは
赤のシクラメンの花言葉は「嫉妬」ですから、色別の花言葉だけを見ると余り贈り物には向きません。もし赤いシクラメンを受け取った時は「嫉妬」が込められていないか注意が必要。
とはいえ、赤いシクラメンはシクラメンの中でも定番の色なので「嫉妬」の感情がなくても贈り物に使われる場合があります。深く勘ぐるのも良くないので、付き合いで赤いシクラメンをいただいた時は振る舞いを見直すぐらいにしておいて。
ただ、プレゼントしてくれたのが恋愛のパートナーや結婚相手だった場合は注意して、赤いシクラメンにした意図を確認して誤解があったら早めに解消しておきましょう。要らぬ誤解が起きないようにするためにも、贈り物に使う時は赤色のシクラメンは避けるのが無難です。
ピンクのシクラメンは憧れの人に
ピンクのシクラメンの花言葉は「はにかみ」や「内気」とシクラメン全体の花言葉と同じ花言葉に加えて「憧れ」の花言葉が付けられています。ですから、ピンクのシクラメンは学校の先輩や先生、上司など、憧れの人に気持ちを伝えたい時に使って下さい。
気持ちを伝えるのが苦手な人にはピンクのシクラメンがぴったり。「内気」であることも伝えられますから、ピンクのシクラメンを贈る時はメッセージカードなどに花言葉を添えて贈ると理解を得られますよ。
白のシクラメンは清純な人に
白のシクラメンの花言葉は「清純」。「清純」なイメージの女性に贈るのも良いですし、まだ幼さのある「清純」な子どもの誕生日祝いにも向いています。白色は清純なイメージを持つ色ですから、白が良く似合う人に贈るのもおすすめです。
紫や青のシクラメンの花言葉は
シクラメンの花色は赤、白、ピンクが定番ですが、近年では紫や青のような変わった色のシクラメンも人気です。風変わりな品種は話題になるので贈り物として魅力的ですよね。
そこで気になるのが紫や青のシクラメンの花言葉。実は紫や青のシクラメンの花言葉は個別ではっきりと決まっていません。ただ、青紫系のシクラメン全てに「想いが響き合う」や「遠慮」「恥ずかしがり屋」という花言葉が使えるようです。
ですので、青色が強いシクラメンでも、ほとんど紫色のシクラメンでも大切な人への贈り物にぴったりの「想いが響き合う」という素敵な花言葉を添えて贈ることが出来ますよ。
シクラメンの花色を問わずに使える花言葉は
このように、シクラメンも花色によって様々な花言葉が付けられていますが、花色を問わずに付けることが出来るシクラメンの花言葉があります。「遠慮」「はにかみ」「内気」が一般的ですが、最近では「絆」という花言葉も注目されていて、家族へのお土産や、繋がりをいつまでも大切にしたい人への贈り物に最適です。
シクラメンはその名前から「死」や「苦」を連想させるため縁起が悪いと言われ続けてきた花ですが、シクラメン全体の花言葉と色別の花言葉のどちらを見ても、それほど相手の気持ちを害するような花言葉はありません。
中には贈り物にする際注意すべき花言葉がある色もありますが、今回お伝えしたシクラメンの花言葉をきちんと覚えておけば誤解のないようにメッセージを届けることも可能。冬は花の数がぐんと減る季節です。
管理しやすい上に長く楽しめて季節感もあるシクラメンは本来贈り物に向いている花なので、しっかり相手に気持ちと理由を伝えればシクラメンは喜ばれる贈り物になります。ただし、贈り物のマナーは守るのが当たり前ですから、マナーには十分注意しながら、大切な人に色別のシクラメンの花言葉を届けてみて下さいね。
まとめ
シクラメンの花言葉を色別に使い分けて贈るなら
・「嫉妬」の意味を持つ赤いシクラメンは誤解がないように贈って
・ピンクのシクラメンは「憧れ」の人に贈る
・「清純」な人へ贈るなら白のシクラメンを
・「想いが響き合う」と言われる青紫系のシクラメンは大切な人へ
・全ての花色に添えられる「絆」の花言葉もおすすめ