ラベンダーの効能は「万能」とも言われ、多くの人々に愛され、アロマテラピー初心者に多く勧められています。確かに一面に咲き誇るラベンダー畑を想像するだけで、美しい紫の絨毯に癒しを感じます。
そんな癒しの女王ラベンダーの効能はリラックス効果が有名です。そのため、バスクリンや芳香剤の定番の香りとなっていることは、周知の事実。そんな、身近に感じるラベンダーの効能をもっと知って、身近で活用していきませんか?
今回は毎日の生活で、ラベンダーの効能をより効果的に活用できるよう、ラベンダーの効能の詳細とその活用方法をお伝えします。ラベンダーの種類や特徴も知って、より効果的に暮らしに役立てることができるはず!
ラベンダーの効能だけではなく、注意点もお伝えしますので、あなたの生活をより豊かに、癒しのフローラルな香りで満たしてください。
ラベンダーの効能って?
万能な精油の女王、7つの秘密
ラベンダーの効能は精油から
ラベンダーと言えば、芳香剤として大人気の香りです。「ラベンダーの香りで癒される…。」と書いてあるけど、実感がわかない方も多くいるのではないでしょうか。
とても良い香りだから、それだけでも満足してしまいそうですが、ラベンダーの本来の効能を得る為には、自然由来の精油を使用する必要がある事を知っておかなくてはなりません。
【 精油とアロマミストの違い 】
★ 「ラベンダーの香りなら何でも癒される…。」という事も心理的にはあるのかもしれませんが、実は、アロマミストや香水などでは、精油の様な効果は得られにくいと考えられます。
精油の効能は、精油の元となるハーブや草花に薬効のある芳香植物を使用しているからこその恩恵なのです。
【 ラベンダーの効能を実感! 】
★ ラベンダーの効能を実感したい方は、まず、天然100%成分の精油を使う事をお勧めします。
・ 精油というのは、防腐剤や香料、着色料を使用していないもののこと。アロマミストや芳香剤、香水は、精油を使用したものもありますが、成分の元となる花草に薬効があるのかどうかは関係ないのです。
その為、芳香、着色はほとんどが人工の複製された香りがほとんどです。大量に生産できるし、安価で手に入りやすい…。良い香りを出す為だけに考えられたものという事になります。
★ 心身の疲れを実感し、ラベンダーの本来の効能を得る為には、精油の使用!
・ 自分にはどちらが必要なのかを考えて、使い分けていく事が大切です。
精油のラベンダーには種類がある
ラベンダーの原産地はヨーローッパと言われています。しかし、今では世界中から愛されてやまない存在。そして、その香りは不動の人気を誇っています。そんなラベンダーにも、様々な種類があります。そして、その一つ一つの成分効能も少しずつ違ってくるのです。
【 ラベンダーの効能を種類で使い分ける! 】
★ あなたに合ったラベンダーの効能を活用するには、それぞれの種類の精油が、どんな特徴を持っているのかを知ることがポイントです。
ただし、ラベンダーの効能を活用する際、精油の用法容量はよく確認して、正しく使用しなければなりません。
真正ラベンダー、「アングスティフォリア」
真正ラベンダーと呼ばれるラベンダーがこちらです。ラベンダーの効能を活用する、精油の代表でもあります。
【 ラベンダーの効能:アングスティフォリア 】
・ 鎮静、鎮痛作用のエステル類とリナロールを主成分としています。
・ 精神、肉体へのリラックス効果が期待できます。
アングスティフォリアのラベンダーの効能として、エステル類には肌の炎症を抑える働きがある為、皮膚疾患にも効果が期待できるのです。赤ちゃんやお年寄りにも安心して使っていただけます。
また、瘢痕(はんこん)作用のあるケトン類を含むので、火傷の跡を治すラベンダーの効能が期待できます。火傷の痛みも鎮める効果もあります。
★ 原液で直接、火傷、傷に塗布できることが、こちらの精油の魅力です。
交配品種のラバンジンと呼ばれる、「スーパー」
交配品種でラバンジンとも呼ばれるラベンダーです。
【 ラベンダーの効能:スーパー 】
・ 鎮痛作用のあるリナロールを主成分としています。
・ その他、鎮静、鎮痛作用のエステル類。筋肉弛緩(きんにくしかん)作用のあるカンファー。瘢痕作用のあるケトン類がバランスよく含まれます。
スーパーのラベンダーの効能は、鎮静作用が強い酢酸リナリルを最も含むため、精神的疾患に有効です。
薬用ラベンダー、「ストエカス」
薬用ラベンダーとして年長のフレンチラベンダーと呼ばれる種類です。
【 ラベンダーの効能:ストエカス 】
・ 脂肪溶解作用や粘液溶解作用があるケトン類を多く含みます。その為、ダイエットを目的としたラベンダーの効能が期待されています。
・ また、ケトン類は瘢痕作用があるので、火傷治療のほか、皮膚を滑らかに保つラベンダーの効能も期待できます。
ただし、ケトン類には神経毒性が認められている為、ケトン類の保有量が多いモノには使用には注意が必要です。
野生ラベンダー、「スピカ」
スパイクラベンダー、野生ラベンダーと呼ばれます。
【 ラベンダーの効能:スピカ 】
・ 抗炎症作用のあるシネオールと鎮痛作用のあるリナロールが主成分となります。
・ 火傷の治療、創傷に使用できます。
去痰作用と粘液溶解作用のあるカンファーも含まれているので、副鼻腔炎や気管支炎などの治癒にも期待できるラベンダーの効能が期待できます。
精油の使い方【大事です!!】
精油の種類は色々ありますが、精油の効果や効能ばかりに目を奪われてしまい、精油の毒性に対して無防備な方が多いです。
【 ラベンダーの効能:おすすめの種類 】
★ おすすめの精油は、真正ラベンダーの精油(アングスティフォリア)です。
・ 含まれる成分がバランスよく、赤ちゃんやお年寄りに使用しても安心できる精油となっています。
原液で使用できる点もおすすめの理由。ただし決まった個所に極少量(1、2滴)を短時間の使用方法です。
【 お薬は、用法容量を守り正しく使う 】
★ 副作用のない薬が無いように、精油にも薬効が期待できる以上、その点は留意しておきたいものです。
精油の中でも、ダイエットなどのラベンダーの効能が期待できるような場合は、長期間にも及ぶ使用が必要になってきます。できればプロの力を借りた方が無難です。
★ また、広範囲への使用も控えて下さい。
・ 安全性を考えるなら、アロマとして眠る前にラベンダー精油を利用する方法です。
心と体を癒してくれるラベンダーの効能を、日常生活のあなたのお供にし、賢く活用して下さい。
ラベンダーの効能を7種類の精油と共に、その秘密までお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。多くの人に愛される香りラベンダーですが、もっと多くの方に愛される為には、使用法がとても大切なのだと実感します。
ラベンダー精油と言っても種類がたくさんあります。成分も違うので、ラベンダーの効能も多少変わってきます。ラベンダーの効能だけではなく、世の中には沢山の役立つ精油があります。その中で、あなたに合った精油をまずは見つけることが大切です。
そして、精油の一つ踏み込んだ先まで知ることで、より安全に、より長く、精油の効能を利用することができるようになるのです。
上手に使う事で、あなたの悩みを解決へ導いてくれるラベンダーの効能!ぜひ、あなたの生活でラベンダーの効能を役立ててください。
まとめ
精油の知っておきたい基礎知識☆ラベンダー精油の秘密
・ラベンダーの効能を実感するには、精油を使う
・ラベンダーの種類と特徴を知って、効能を使い分ける
・リラックス効果が抜群の、アングスティフォリア
・鎮静作用が強いスーパーは、精神疾患に有効
・ダイエット目的で使うなら、ストエカス
・副鼻腔炎や気管支炎には野生ラベンダー、スピカ
・アングスティフォリアは成分のバランスが良くおすすめ!