カーネーションの花言葉に隠された5つの意味

カーネーションの花言葉に隠された5つの意味
母の日に贈るお花といえば、やはりカーネーションが多いですよね。一般的にカーネーションの花言葉は、「無垢で深い愛」というものです。これは、母の日が作られる起源となったエピソードに由来しているとされています。

母の日は、アメリカの女性活動家アンナ・ジャービズが、尊敬する母親の追悼式の祭壇に、母が好きだったカーネーションを飾ったことに起源しています。そして後にアンナ・ジャービズが「母の日」の設立に助力したことから、カーネーションは、母の日の花とされるようになったと言われています。

カーネーションにはよく母の日に贈られる赤色だけでなく、様々な色がありますが、カーネーションの色が変われば、その花言葉も変わってきます。そこで今回はカーネーションの花言葉に隠された5つの意味についてお伝えします。

 

カーネーションの花言葉に

隠された5つの意味

 

色の濃さに注意!?赤色・濃い赤色のカーネーションの花言葉

カーネーションといえば赤色、という印象をもつ人も多いのではないでしょうか。やはり母の日に贈る時の定番色だからかもしれませんね。この赤色のカーネーションの花言葉は「深い愛」です。

他にも、「母への愛」「母の愛」など、母親や女性の愛情を表した花言葉がたくさんあります。母の日のプレゼントだけでなく、情熱的な女性へのプレゼントにもおすすめです。

一方で、同じ赤でも濃い赤色のカーネーションには「私の心に哀しみを」という花言葉があります。赤いカーネーションとは少し意味が違ってくる為、プレゼントする際は相手に配慮することが必要なので、赤色の濃さには注意しましょう。

 

女性にぴったり?ピンク色・紫色のカーネーションの花言葉

女性に好まれやすい、華やかなピンクや紫のカーネーションの花言葉はどうでしょうか。まず、ピンク色のカーネーションの花言葉には「熱愛」「美しい仕草」「女性の愛」「上品・気品」「暖かい心」といった、女性を褒めるものが多くあります。

ピンク色自体が女性的で柔らかいイメージをもつことから、どんな女性へ送るのにもまずおすすめです。一方、紫色の場合は、どちらかというと女性らしい強さをもつ方への贈り物に向いています。紫色のカーネーションの花言葉は「気品」「誇り」という高貴な印象のものです。

しかし、「移り気」というネガティブな花言葉もあるので、誤解を与えないように、送る時にはメッセージカードを添えるとよいですね。女性向けのカーネーションといっても、ピンクと紫では印象が大きく異なりますので、送る相手に合わせて選んでみてください。

 

贈るのはNG!?白色・黄色のカーネーションの花言葉

清潔感のある白いカーネーションの花言葉は「純粋な愛」「尊敬」「愛の拒絶」と言う正反対の意味をもっています。もともと、白いカーネーションは母親をなくした子供がつけていたとされる色でもあります。

こういったことから、清らかな印象の白いカーネーションではありますが、女性に贈る時には注意が必要です。白が好き!という人には、ポジティブな意味の花言葉をもつ花と一緒にプレゼントするようにします。

そして、黄色のカーネーションですが、黄色となると「侮辱」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「軽視」といったマイナスな意味の花言葉が多いのです。実は黄色い花にはネガティブな花言葉をもつものが多いことは有名で、カーネーションの場合も例外ではありませんね。

もちろん、「美」「友情」という意味もあるのですが、やはりにネガティブなものが多いため、白色と同じように黄色が好き!という女性以外には、プレゼントとしては避けた方が無難と言えます。もし黄色のカーネーションをプレゼントするのなら、一言添えるようにしましょう。

 

研究者の思い?青いカーネーションの花言葉

もともと自然界に青いカーネーションは存在していませんでしたが、現在では青いカーネーションは、白いカーネーションに青の色素を吸わせて作った鮮やかなものと、遺伝子組み換え技術によって生み出された、淡い青紫をしたムーンダストの2種類があります。

自然界に存在しない青いバラを開発する過程で生まれたのが後者のムーンダストで、誕生したのは今から20年程前です。青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」と付けられています。

自然界にない青色を生み出すことはとても大変で、研究者たちの「開発が困難で、もし作れたなら一生幸せになれる」という長年の思いから、この花言葉がつけられたと言われています。他のカーネーションの色にはない花言葉なので、いつまでも幸せでいてほしい、という思いを込めて送ってみるのはとても素敵ですね。

 

男女問わず贈れる・虹色のカーネーションの花言葉

最近では、いろいろな色が入り交じった虹色、つまりレインボーカーネーションというものも生み出され、話題になっており、オランダで初めて新種改良に成功し、白色のカーネーションに虹色の色素を吸わせて色付けをし、生み出されました。

1つのお花の花びらに、赤や黄、青などカラフルな色が出ていて、人工的とはいっても元気になるような明るいカーネーションです。レインボーカーネーションの花言葉は「感謝」です。普通のカーネーションでは物足りない、個性が光る人に贈るのがぴったりです。

 

いかがでしたでしょうか。母の日で馴染みのある赤色のカーネーションから、最近生まれた青色やレインボーカラーのカーネーションまで、一言でカーネーションの花言葉と言っても、実は隠れた意味をそれぞれ持っています。

たくさんの人が知っている、親しみやすいカーネーションを人に贈る機会も多いかもしれませんが、だからこそ、それぞれのカーネーションの花言葉のもつ意味を正しく知っておく必要もあります。

女性にぴったりの色や花言葉をもつもの、また、男女問わず気持ちを伝えられるような花言葉をもつものなど、同じカーネーションでも、それぞれカーネーションの花言葉には個性があるのです。その個性を活かして、シーンや贈る相手に合わせたカーネーション選びをしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

カーネーションがもつ隠れた花言葉の意味とは

・色の濃さに注意!?赤色・濃い赤色のカーネーションの花言葉
・女性にぴったり?ピンク色・紫色のカーネーションの花言葉
・贈るのはNG!?白色・黄色のカーネーションの花言葉
・研究者の思い?青いカーネーションの花言葉
・男女問わず贈れる・虹色のカーネーションの花言葉


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