あじさいの花言葉を色別に使い分けて贈る5つの意味


あじさいの花は最近では母の日のプレゼントや結婚式のブーケとしても人気が高まっている花で、プレゼントやブーケに使うならあじさいの花言葉も知っておきたいですよね

特別な日に使われると言えど、あじさいは梅雨の時期になれば街中でも頻繁に見かけ、昔から梅雨の季節は雨とあじさいとカタツムリがセットで連想される程、馴染み深い花です。

あじさいの花は青色のイメージが強いかもしれませんが、土壌成分によって花色が変わるので、一口にあじさいと言えど青や赤のはっきりした色から水彩画のようにベースの色に違う色が混ざっていて色名でははっきりと表せない複色と呼ばれる色まで様々な表情を楽しむことが出来ます

さすがに複色のような複雑な色には花言葉はありませんが、色の種類が複数あるあじさいには色別に違う花言葉が付けられています。そこで今回はあじさいの花言葉を色別に使い分けて贈る意味についてお伝えします。

色別の花言葉に目を向けよう

あじさいは土壌成分や咲いてからの日数経過で色が変わることから「七変化」や「八仙花」という別名で呼ばれ、「移り気」の花言葉がつけられているので、浮気した相手に送りつける花ではないのかと思われてしまいますが、色別の花言葉には贈り物に向いた花言葉も付けられています

浮気した相手に当てつけのように贈るのも一つの花の贈り方ではありますが、贈り物と言えばやはり大切な人に愛情や思いやりの気持ちを込めて贈るものですよね。そこで、贈り物に向いている色別の花言葉に目を向けてみましょう。結婚のお祝いや母の日の贈り物に使われるようになった理由もわかります。

 

青いあじさいの花言葉は贈る時に注意が必要

あじさいの花の色は土壌成分が酸性に近ければ近いほど青くアルカリ性に近ければ赤くなり、雨量の多い日本では弱酸性である雨水の影響で酸性寄りの土がほとんどの為、青や青紫のあじさいが一般的

青いあじさいの花言葉は青色が持つイメージにより「冷淡」や「冷たい人」「高慢」「あなたは美しいが冷淡だ」など、冷たい言葉が目立つため最近までは贈り物には適さない花と言われていましたが、「神秘的」や「辛抱強い愛情」といった花言葉もあるので絶対に人に贈ることができない花というわけではありません。

むしろ「花嫁が決められた意味を持つ4つのものを持つことで結婚する2人がいつまでも幸せでいられる」というヨーロッパでは定番の「サムシングフォー」のおまじないで花嫁が持つ4つのアイテムのうちのひとつ「サムシングブルー(何か青いもの)」に合わせて「神秘的」で青いあじさいの花をブーケとして持つ人も増えています

結婚式の「神秘的」な雰囲気にぴったりの青いあじさいは結婚式当日のブーケだけでなく結婚祝いにも向いていて、仲の良い友人であれば「辛抱強い愛情」の花言葉も「これからたくさん大変なことや辛いこともあるだろうけど、幸せな二人でいてね」というようなこれからの結婚生活を応援する意味を込めたメッセージを添えれば喜ばれる花言葉になります

他にも子育てを頑張るお母さんに労う気持ちを込めて贈るのもおすすめ。青いあじさいの花言葉が育児疲れを癒やしてくれたり、育児疲れに負けないように励ましてくれます。

 

頑張り屋の女性に贈る赤いあじさいの花言葉

土が酸性になりやすい日本では赤いあじさいは少ないのですが、赤やピンクがかったあじさいは雨に負けないような明るい雰囲気を持っていますね。そんな雰囲気を汲み取って付けられたかのような「元気な女性」が赤いあじさいの花言葉。活発で明るい雰囲気の女性や、仕事を頑張る女性、家事や育児に追われながらも家族には笑顔で接してくれるお母さんに贈る時には赤いあじさいの花言葉がぴったり。

あじさいの花が母の日に贈る花として人気が出てきたのも納得できる素敵な花言葉です。男性が女性にプレゼントする時はあじさい自身が持つ「移り気」の花言葉と勘違いされないよう、しっかり赤いあじさいの花言葉を伝えることを忘れずに。

 

白いあじさいの花言葉はお世話に人へ贈ろう

白いあじさいの花言葉は「寛容」で、広い心を持つ上司や両親、お世話になった人たちに贈ると喜ばれる花言葉です。あじさいの花の色の元になるのはアントシアニンという色素なのですが、白いあじさいはアントシアニンを持たないため赤や青のあじさいに変わるということはありません。

花が咲いてから数日すれば僅かに色が見えることがありますが、うっすら色味を感じる程度なので白いあじさいを贈る時に相手に数日経ったら僅かに色付くことがあることと、白いあじさいは土の成分の影響で色が変わることはないことを伝えておけば、相手も色の僅かな変化に戸惑うことなく白いあじさいの花言葉のように寛容な気持ちで見守ることができます

 

色別の花言葉と一緒に伝えたいあじさいの花言葉とは

色別のあじさいの花言葉を見ると、思いの外贈り物に向いた花言葉が付けられていることがわかりました。しかし、あじさい全般の花言葉が「移り気」であるため人に贈るにはやはり躊躇いがあるという人もいることでしょう。

そこで知って欲しいのが「移り気」以外のあじさいの花言葉。花言葉が花の一つのステータスとして目を向けられるようになってきた近年では「家族団らん」や「強い愛情」「団結」「平和」「家族の結びつき」といった小さな花が集まっているあじさいの姿に因んだ花言葉も広まっているので、色別の花言葉にあじさい自身の花言葉として添えて贈ればより深い意味を込めた贈り物にすることができますよ。

 

さて、色別のあじさいの花言葉を知るとネガティブなイメージも覆り、贈り物にも悪くない花に思えますよね。「辛抱強い愛情」や「元気な女性」の花言葉は他にないあじさい特有の花言葉です

梅雨にも負けずに綺麗な花を咲かせるあじさいの姿に重ねた素敵な花言葉ですから、贈る時に花言葉と一緒に気持ちを伝えることで一般的に知られている「移り気」や「冷淡」のようなネガティブな花言葉にも負けないとっておきの贈り物になります

もちろん、白いあじさいの「寛容」の花言葉も良い意味であり、今回お伝えしたあじさい自身の良い意味の花言葉と合わせて贈れば他の花にはない花言葉を込めた特別な贈り物になりますよ

鉢植え、切り花とどちらの形でも贈ることができるあじさいはボリュームがあり大鉢や花束でなくとも見栄えの良い花ですから、あじさいの色別の花言葉を添えて大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

色別のあじさいの花言葉の使い分け方とは

・青いあじさいには「冷淡」「高慢」「冷たい人」と贈り物に不向きな花言葉があるので注意
・青いあじさいには「神秘的」の花言葉があり結婚祝いにおすすめ
・「辛抱強い愛情」の花言葉を持つ青いあじさいは育児を頑張るお母さんに
・赤いあじさいの「元気な女性」という花言葉は年齢を問わず女性に贈ることができる
・白いあじさいの花言葉「寛容」はお世話になった人に


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