秋の花をシックに☆お祝いギフトに添える花束アレンジ


お祝いギフトと一緒秋の花をお届けしてみませんか?朝晩がぐっと冷え込んで、ふと気づくと山々がいつのまにか赤や黄色に。そんな季節にお世話になったあの方や大切な人へ贈る贈り物。

ギフトだけでも喜んでもらえると思うけれど、もう一つ何かプラスしたい。そんな時には、季節の花をアレンジした花束がおすすめです。

落ち着いた色合いの多い秋の花は、それだけでセンスを感じることができます。お祝いのギフトにちょっとした花束を添えるだけで贈る側も贈られた側も、ちょっとした特別な喜びを感じられるのが花束の魅力。

では、いったいどんな花を選べばいいのでしょう。お花屋さんにおまかせするという手もあります。が、それだけではまたちょっと物足りない。自分で選んでみたい。作ってみたい。という方もいらっしゃることでしょう。

ここでは、秋の花を使ってシックに仕上がるお花の選び方をお伝えします。シックにまとめるとより秋の雰囲気を感じさせることができますよ。

 

秋の花をシックに☆
お祝いギフトに添える花束アレンジ

 

秋にこそ贈りたい茶色の花を使った花

春や夏とは違って、シックな色が似あう季節になってくる秋に是非おすすめしたいのが、茶色の花。この茶色の花のファンは多く、毎年秋になるのを待ち遠しく思っているお花好きの女性は多いです。

【 シックな茶色の秋の花① 】

★ まず、一つ目の茶色の花、ダリア「黒蝶」です。

・ 黒蝶、その名のごとくの色と大人の華やかさをもつ大輪の花です。

ダリアには色々な色がありますし、ほぼ年中花屋さんで何かしら見かけることも多い花です。白、ピンク、赤、オレンジ、紫、色々な魅力的なダリアがあるなかでも、最も有名であると言っても過言ではないのが黒に近い茶色をした「黒蝶ダリア」

【 秋の花、黒蝶ダリアのアレンジ 】

★ 黒蝶ダリアとグリーン(切り葉)だけで作るのもとてもシックで大人の花束に仕上がります。

★ 濃い目のピンクの花赤やオレンジの花を添えてもぐっと秋色の花束になります。

印象的な花ですので、いつまでも贈られた方に覚えていてもらえることでしょう。

【 シックな茶色の秋の花② 】

★ 二つ目は、チョコレートコスモスです。

・ 秋の花といえばコスモスですが、その中でも小さな茶色の花がかわいいチョコレートコスモスがシックな花束にはピッタリ

10月後半頃から出回り始めるチョコレートコスモスは、その名の通り、チョコレートに似た匂いがすると言われています。実際に嗅いでみると、確かにほんのり苦いチョコレートのような匂いがします。

【 秋の花、チョコレートコスモスのアレンジ 】

★ チョコレートコスモスとグリーンだけの花束ももちろんすてきです。

★ 赤や濃いめのピンク、オレンジと合わせる!

チョコレートコスモスは他の花を邪魔しない、アクセントとしても大活躍します。何のお花と合わせてもシックで一味違う大人の花束になりますが、秋の感じをより出したい時には赤や濃いめのピンク、オレンジと合わせるのが間違いありません。

他の色でも秋のシックな感じを出すことができますが、少々色合わせに技術が必要になります。

【 シックな茶色の秋の花③ 】

★ 三つ目は茶色のトルコキキョウです。

・ トルコキキョウは秋の花ですので、もうそれだけで秋なのですが、茶色のトルコキキョウは秋の時期にしかほとんど出回りません。

秋にしか見ることのできない花です。他の季節では売れませんからね。茶色のトルコキキョウを使って花束をアレンジするには、それなりの結構な腕前が必要。お気に入りの花屋さんがあれば是非挑戦してみてください。

今までに見たことがないシックな秋の花束ができあがるに違いありません。

 

誰でも知っている秋のお花を使った花束

やっぱり秋だから、秋の花を使いたいという方には、秋の花を使ってシックにまとめるポイントをお伝えします。

【 シックにまとまる秋の花 】

★ コスモス、ススキ、トルコキキョウ、菊、りんどう、ホトドギス、赤穂、稲、ワレモコウ、ダイアモンドリリー

あなたの知っているお花はあったでしょうか。この中でも多くの人が秋の花だとイメージしやすいコスモスやトルコキキョウ、リンドウなどをメインに花束にすれば、秋という季節を贈ることができます。

ただ、これらを入れれば秋の花束ですが、シックな大人の秋の花束にするには少しコツがあります。

【 秋の花を使った大人アレンジのコツ 】

★ まず一つ目は、色です。

・ トルコキキョウはお花屋さんでは年中見ることができますから、白や淡いピンク、淡い紫の花を選んでもあまり秋の印象はありません濃いピンク濃い紫などを濃い目の色を選びましょう。

★ 二つ目は、シンプルにまとめることです。

・ コスモスだけの花束トルコキキョウだけの花束りんどうだけの花束。それに少しだけ菊やススキやホトドキス、赤穂、ワレモノコウ、などを入れて作ります。

色々な花を入れるのも、もちろん魅力的には違いないのですが、メインとなるお花を秋の花1種類にしぼることでこだわりを感じさせることができます。どんな花を贈ってもらったかの印象も残りやすいので、季節が巡る度に思い出してもらえることでしょう。

 

センスが光る秋の実物でつくる花束

秋と言えば実りの季節です。それはお花に関しても同じで、秋にはたくさんの実物の切り花が出回ります。

【 たくさんの実物の秋の花 】

★ 栗、ぶどう、つるうめもどき、のいばらの実、赤やピンクに染まったシンフォリカリプス、トウガラシ、バーゼリア、ハイビスカスの実、ビバーナムティナス鈴バラ、ヘデラベリー、ゲットウの実、ガマズミ実、紫式部などなど。

実に多彩に出ています。秋にしか楽しむことができない、これらの実を花束に入れるだけでおしゃれでシックな秋の花束になります。

【 実物の秋の花アレンジ 】

★ 実物ばかりを集めて、メインにバラをさり気なく添えられている花束ならセンスのいい贈り物と驚かれることでしょう。

秋と言っても長いですから、そのときそのときで旬が違います。いつでも色々な実物に出会うことができるのも楽しみの一つです。

 

秋色でまとめる色々な花の花束

お花の種類はたくさんあります。どの花も魅力的で、季節を問わず贈りたくなるものです。秋のお花以外にも、バラ、ガーベラ、ユリ、カーネーション、あじさいなどなど、秋の花ではないけれど魅力的で花束にしたいということもあると思います。そんな時には、秋色を集めてシックな秋の花束を作りましょう。

【 秋色を集めたシックな花束 】

・ バラなら赤味の強い鮮やかすぎない濃いオレンジ色濃いピンク色
・ カーネーションならバイパーワインノビオ系の濃い紫の色
・ あじさいなら秋色あじさいと呼ばれるシックな色のものを。
・ ガーベラやユリは添える花の色を秋の花や秋色にしてみましょう。

赤ドラと呼ばれる赤い葉っぱを入れるのもおすすめです。秋色の葉物が入るだけでもワンランク上のステキな花束に仕上がります。

 

花束のラッピングがすべてを決める

さて、ここまで色々な秋の花をシックにまとめる方法についてお話しましたが、実は、一番大切なことがあります。それが花束を仕上げるラッピングです。ラッピングが花束のすべてを決めるといっても過言ではありません。

どんなに秋の花を集めても、秋色の花を集めても、ラッピングが春だったり夏だったり、クリスマスだったりすれば、残念ながらそれはもうシックに秋の花を贈ることはできません

極端にいえば、ラッピングさえシックな秋の雰囲気にすることができたら、どんなお花だってシックな秋の花束になってしまいます。ではどういったラッピングがいいのでしょうか?

★ シックな秋色のラッピングのポイントは、茶色です。

・ はい、またまた出てきました。茶色どこかに茶色を入れることでなんとも不思議でシックに仕上がるのですから驚きです。

【 秋の花ラッピングのおすすめ 】

・ オレンジのラッピングに茶色のリボン。
・ モスグリーンのラッピングに茶色のリボン。
・ ベージュのラッピングに茶色のリボン。

茶色のリボンはシックでおしゃれ感を出すのに最適です。その他、薄い茶色のラッピングモスグリーンのリボン。というのもいいですね。ラッピング1つで全く違った印象になるので是非こだわってみてください。

 

自分で花束を作るときに押さえておきたいポイント

家の庭に咲いている秋咲きのバラを花束にして、ギフトに添えたい。ちょっと近くの道の駅やスーパーで買って来た花を自分で花束にしてみたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。

花束を作るというのはあこがれでもあります。そんな自分で花束を作ってみたい方のために、作るときに押さえておきたいポイントをお話します。

まず、一番大切なのは、新鮮な状態で贈る方に届けることができること。どんな素敵な花束もお花が元気がなければ元も子もありません

【 新鮮さを保つためのポイント 】

① 花束を作ったときには束ねた足は必ず揃えて切ります
② キッチンペーパーなどに水をたっぷりと含ませます
③ 切ったところをしっかり覆ってあげましょう。
④ ビニール袋を履かせてしっかりと止めます。

これで、水が漏れるのを防ぐことができます。心配なら二重にしましょう。そしてラッピングですが、これは100均手芸センターなどでラッピングペーパーを手に入れるだけでOK。

先ほども挙げた茶色のリボンで結ぶだけ。お花はいままでの選び方を参考に、実物を追加できれば言うことなしです。

 

いかがでしたでしょうか。秋の花をシックにまとめた花束のイメージは湧きましたでしょうか。人気の高いバラや可憐なコスモスでも、秋の花らしいシックな色合いの品種が多くあります。

ギフトに添えてお花を贈ることは、贈られた方はとても大切に想って頂いていると感じることができます。その花に季節を感じることができたなら、尚のこと、季節が巡る度に贈って頂いたことを思い出すことでしょう。

花はすぐ枯れてしまいますが、お花をもらった感動や驚きはずっと残るものですから、ワクワクした気持ちでお花を選んで頂きたいです。

色々なお花の選び方や種類をお伝えしましたが、難しく考えず、秋の花をシックに贈りたいと思った時は、「実物と茶色」だけ覚えて、まずはお花屋さんに行ってみましょう。きっと素敵な出会いが待っています。

 

まとめ

秋の花束に選びたい、大人のシックな花束6つのポイント

・黒蝶ダリア、チョコレートコスモス、トルコキキョウに注目!
・誰でも知っている秋の花束は、色とシンプルさがポイント
・秋らしいシックな花束アレンジには、実物をチョイス
・バラやカーネーション、通年の花々も秋色でシックに
・花束のラッピングをモスグリーンや茶色の秋色でまとめる
・まずは新鮮にお花を届けること!切り口には水を含ませて


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