ランの女王と呼ばれるカトレア。そんなカトレアの花言葉のひとつは「優美な貴婦人」。高貴なイメージのなカトレアにぴったりですよね。カトレアは、中南米に広く分布し、木の幹などに根を張って生長する着生ランです。

着生植物の特徴として、土壌に根を張らないで、自らの葉や気根で空気中から養分や水分を吸収します。ランのおよそ8割が着生ランと言われており、苔やヘゴ、コルクなどに着生させて育てる方法もあります。色や形、大きさも様々ですが、共通するのは、やはり華麗さと気品を備えていること。

エリザベス女王のウェディングブーケとしても使われたこともあり、ウェディングブーケや髪飾りとしてフォーマルな場面で重宝されています。大人の女性に愛を込めて花を贈る時、カトレアを選べば間違いありません。そこで今回はカトレアの花言葉を使って大切な人に愛を伝える５つの方法についてお伝えします。

カトレアの花言葉を使って

大切な人に愛を伝える５つの方法

品のある女性に

カトレアの花言葉のひとつが「優美な貴婦人」です。優美とは、上品で美しいさま。今ではもう貴婦人という言葉も廃れてきましたが、貴婦人とは、身分の高い家の女性を指します。

今は家柄なんて関係ない時代ですから、品のある大人の女性に贈るにはピッタリの花です。落ち着いた雰囲気で品があり、しっとりとした大人の女性に愛を伝える時、カトレアに一言添えて贈ってみてはいかがですか

成熟した女性に

ここ数年、「熟女好き」という言葉が流行りましたが、若いだけで未熟な女性よりも、精神的に成熟した女性の魅力を理解した男性が増えたということでしょうか。カトレアの花言葉には「成熟した大人の魅力」というものがあります。

酸いも甘いも噛み分けた、人生経験豊富な大人の女性には、寛大さと包容力があります。そんな女性に甘えたいと願う男性も少なくはないはず。言葉を選ぶというのはとても大切な事で、この花言葉を伝えられて、嫌な気分になる女性はいないでしょう。母の日に贈るのも良いですね。

セクシーな女性に

美しさや官能性で人を惹きつけ惑わせるような人を、魅惑的な人と言います。そして、カトレアの花言葉には「魅惑的」というものがあります。セクシーな大人の女性に贈るにはもってこいではありませんか。

魅惑的な魅力で男性を惑わす女性に、この花言葉を添えてカトレアを贈ったら…。彼女の自尊心もくすぐられるはずです。一度で良いからそんな女性と出会ってみたいと考える男性は多いでしょうし、一度で良いから魅惑的と言われてみたい女性は多いのではないでしょうか。

存在価値を伝える

カトレアの花言葉のひとつに、「高貴」があります。高貴とは、そのものずばり身分などが高くて貴いという意味がありますが、もうひとつ、立派で値打ちがあるという意味も持ちます。

「あなたは、僕には少し手が届かない人」であるという意味を込めて、高嶺の花であるあの人にカトレアを贈ってみるのはいかがですか？彼女の中で、あなたの存在が膨らんでいくかもしれません。

普段は口にできないけれど…

例えば、長年連れ添った夫婦。日本男児の旦那さんは、なかなか奥さんを褒めることができません。銀婚式、カトレアの花言葉である「美しい人」という言葉を添えて奥さんにプレゼントするのも素敵です。

若い頃はもうちょっと…なんて言ってる場合じゃありません。見た目の美しさだけではありませんよ。長年苦楽を共にし、あなたを支えてくれた奥さんには、強さを秘めた美しさがあるはずです。

もちろん、あなたが恋した女性ですから今だって十分美しいはず。あなたにとって美しいのであれば、それで良いのです。カトレアを贈られた奥さんも、最期まであなたと添い遂げようと決心を強くしてくれますよ。

いかがでしたでしょうか。カトレアの花言葉を使って大切な人に愛を伝える方法についてお伝えしました。これで、カトレアの花言葉を使って愛を伝える方法をイメージできたはずです。もちろん、あくまで例として挙げただけなので、その方法もシチュエーションも、言葉もあなた次第です。

ちなみにカトレアは、春咲き種、初夏咲き種、夏咲き種、秋咲き種、冬咲き種、不定期咲き種と、一年を通して楽しめます。しかも、理想的な栽培温度である１５～２８℃を保つ温室さえあれば、その寿命は永遠とも言われるほど長生きさせることが可能です。

もう何十年と、同じカトレアを育て続けている愛好家も少なくありませんから驚きです。ぜひ、あなたにとって大切な人がどんな存在であるかを伝えるためにも、カトレアを贈る時はカトレアの花言葉も添えてみてください。

まとめ

カトレアの花言葉を使って愛を伝える方法

・品のある女性に「優美な貴婦人」という言葉を添えて
・成熟した女性に「成熟した大人の魅力」という言葉を添えて
・セクシーな女性に「魅惑的」という花言葉を添えて
・存在価値を伝えるために「高貴」という言葉を添えて
・普段は口にできないけれど「美しい人」という言葉を添えて