アスパラガスの育て方☆よくある失敗例と成功のコツ

アスパラガスの育て方☆よくある失敗例と成功のコツ
アスパラガスの育て方は、一般的な野菜と異なり、1度植えれば10年ほど収穫を楽しむことができる野菜。これだけ聞くと、自分で育てるのが非常にお得に感じられますよね。

サラダやシチュー、肉料理の付け合わせなど、幅広く活用できる野菜、アスパラガス。最近では昔からよく知られているグリーンアスパラガスの他にも、ホワイトアスパラガスや紫アスパラガスなど種類も豊富になり、可愛い見た目からも人気!

そんなアスパラガスを、自分で育てられたら素敵!でも、アスパラガスの育て方は、初心者には難しいポイントがいくつもあり、難易度の高い野菜としても知られています。

折角植えたのに、1度も収穫することなく枯れてしまった…なんてことにはしたくないですよね。そこで今回は、アスパラガスの育て方の中でも、初心者が失敗しやすいポイントと、その成功のコツについてお伝えします。

 

アスパラガスの育て方☆
よくある失敗例と成功のコツ

 

そもそもアスパラガスってどんな野菜?

日本で一般的に食べられるのは緑色のグリーンアスパラガスですが、原産地のヨーロッパではホワイトアスパラガスの方が主流

【 アスパラガスの育て方☆どんな野菜? 】

★ アスパラガスはヨーロッパ原産のユリ科の植物。野菜として食べられているのは、春に出てくる若い茎の部分で、ビタミンや葉酸などをバランスよく含んでいます。

・ サラダやシチューの他、てんぷらや炒め物など、様々な料理で利用することのできる使いやすい野菜!

そして実は、グリーンとホワイトの違いは、アスパラガスの育て方によるもの。植物的には同じものなんです。

 

アスパラガス栽培に必要なモノ

アスパラガスは野菜の中でも特に土に深さが必要になる種類なので、一般的にプランターでの栽培には向いていません。自宅の庭か、庭のない戸建てやマンション住まいの方は貸農園などを利用するのがおすすめ。

まず準備するものは、以下の通り。

【 アスパラガスの育て方☆準備 】

・アスパラガスの種

・栽培用ポット(口径9cm)

・支柱

・腐葉土、又は野菜用の土(30L)

・堆肥(30L)

・肥料(有機肥料又は化学肥料)

・石灰(10kg)

いずれも、園芸店やホームセンター、通販などで入手可能。後述するように、アスパラガスの栽培では、土が最も重要になりますので、土選びは専門家に意見を聞いてみるなど、慎重に行うと失敗を防ぐことに繋がります。

 

アスパラガスの育て方① 種まき~育苗

アスパラガスの育て方は、大きく3つの段階に分かれます。

【 アスパラガスの育て方☆種まき 】

★ まず、種まき~育苗の段階。種まきは、涼しい地域では3月下旬~4月上旬、暖かい地域では2月中旬~3月中旬に行うのがベスト。

・ 種は、用意した栽培用ポットに2~3粒ずつまき、5mm程度薄く土をかぶせます。たっぷり水をやってから乾燥防止に湿らせた新聞紙などでおおい、発芽したら外して元気な芽だけ残して間引いてください。

間引きを行う時期は、芽が4~5cmの高さに成長した頃がピッタリ。残した芽が高さ15cm程度まで成長したら、植え付けの頃合いです。

 

よくある失敗☆種まき~育苗編

種をまいた段階で、芽が出なくて失敗してしまうのは、もっともよくある失敗のポイント。この失敗を防ぐために考えられるコツはコチラ!

【 アスパラガスの育て方☆発芽のポイント 】

① 種まき前の種の処理。

・ 種を、土にまく2日ほど前からぬるま湯につけておくことで、発芽率を上げることができます。

② もうひとつは、まわりの温度が30度を超えないこと!

・ 種まき後の温度管理。種をまく時期は早春なので、基本的には問題ないと思いますが、しっかり管理してください。

 

アスパラガスの育て方② 植え付け

苗が無事育ったら次は植え付けですが、焦りは禁物。実際に植え付けする前に、土をしっかり準備してください。

【 アスパラガスの育て方☆土の準備 】

① まず、実際に植え付ける2週間前に石灰を撒いてよく耕します。

・ これは、アスパラガスが酸性の土を嫌うため。30~40cm程度しっかり耕すのがポイント!

② 次に、植え付けの1週間前には堆肥と元肥をまいてよく混ぜてください。

③ 最後に、水はけが良くなるように畝を作ったら準備完了!

土づくりが終わったら、いよいよ植え付け。植え付けの際は、苗と苗の間隔が50cm程度になるように、苗より周りが5cm程度高くなるように穴を開け、苗を植え付け。このとき、苗に土をかぶせる必要はありません。水やりをしたら、植え付けは完了!

 

よくある失敗☆植え付け編

折角1年かけて生育した苗なのに、収穫の時期になっても、茎が伸びてこなかったり枯れてしまったら、あまりにもショック!この場合、失敗の最大の原因として考えられるのは土

【 アスパラガスの育て方☆植え付けでの注意点 】

★ アスパラガスは、前述したように根を残して何年も収穫できる野菜。この残された根に多くの栄養分をため込むことによって、ふたたび茎を伸ばします。

・ 根がため込む栄養分は土から吸収するものなので、土に栄養分が足りていないと茎を伸ばす元気がなくなってしまうのです。

植え付けた苗が元気がなかったり、伸びてきた茎が太くならないという場合も、土の栄養分が足りていないことが考えられるので、その場合は肥料を適量追加して、土壌が豊かになるように調整してあげてください。

 

アスパラガスの育て方③ 収穫

植え付けが終わったら早速収穫したいところですが、実はアスパラガスは植え付けてから1~2年は収穫できない野菜。これは、苗がまだ養分をたくわえ切れていないため。根が大きくなるまで収穫はお預けです。

ただ、この間も、やることは色々あります。

【 アスパラガスの育て方☆収穫まで 】

★ まず、苗が伸びてきたら支柱にひもを張って、苗が倒れないように対策。

・ このひもの高さは苗の成長にあわせて変えてあげるのがポイント。こうして伸びた葉は冬に入ると黄色く枯れてしまうので、こうなったら葉を刈り取ってください。

この時期は、苗をしっかり休ませてあげることがポイントなので、肥料を追加したりする必要はありません。

春になって芽が出てきたら、追肥を行います。この後は、1年目と同じ。この作業を1~2年程度繰り返したら、ついに収穫です。収穫後も基本的に、苗の世話のサイクルは変わりませんので、しっかり世話をしてあげてください。

 

いかがでしたでしょうか、アスパラガスの育て方は、一見単純なようで非常に奥が深いことが分ったのではないでしょうか。10年繰り返し収穫できるというところが、アスパラガスを育てる最大の魅力でもあり、難しいポイント!

栽培期間が長期にわたるため、ひとつひとつの工程の丁寧さが成功に大きく影響してきてしまうのです。逆にいえば、種まきの際の注意点や、温度の管理、土づくりなど、ひとつひとつのコツを、しっかり押さえれば失敗は回避できちゃいます!

アスパラガスは、ベランダでのプランター栽培などに向いていないこともあり、なかなか手を出しづらい野菜かもしれません。でも、手がかかる分収穫の時の喜びはひとしお。

何年も付き合っていくことができるだけに、育てるうちにどんどん愛着がわいてくるのもファンが多い秘密。この記事でお伝えしたコツをしっかり押さえて、ぜひアスパラガスの栽培にチャレンジしてみてください。

まとめ

アスパラガス栽培で、失敗しないコツ

・種まきや植え付けの時期を押さえる
・土づくりをしっかり丁寧に行う
・1~2年は収穫をしないで苗を育てる
・温度管理に気を付ける
・1日1回早朝に水やりを欠かさない


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