シクラメンが花言葉に関係なく不動の人気を保つ7つの理由

シクラメンが花言葉に関係なく不動の人気を保つ7つの理由

シクラメンの花言葉をご存知でしょうか。「内気な心」「遠慮深い」「はにかみ」といったシクラメンの花言葉があります。

人気の冬花であるシクラメン。贈答花として用いられることの多い花ですが、花言葉が贈り物としては適さないと思われるかもしれません。それでも毎年、鉢花が出回る季節には、たくさんの種類のギフト用シクラメンを目にします。それだけ魅力的な花だからに違いありません。

草木が枯れて淋しくなる冬の季節に、シクラメンの花は私たちの目を楽しませてくれます。赤・ピンク・白のうつむいたような花の姿は、愛らしくも感じられます。サクラソウ科のシクラメンは地中海沿岸を原産とし、日本には明治初期に渡ってきたと言われています。

今回は、シクラメンが不動の人気を保ち続けている理由をお伝えします。シクラメンの花言葉には関係なく愛され、贈り物として重宝されているのには、わけがあります。冬のお部屋を華やかにしてくれるシクラメンの魅力を知ってください。

 

シクラメンが花言葉に関係なく
不動の人気を保つ7つの理由

 

花の少ない冬を明るく飾ろう

★ シクラメンが花を咲かせるのは、11月頃から翌年の4月頃までです。

・ ちょうど野山の草木が枯れて淋しくなる頃に、赤やピンクや白の鮮やかな花を咲かせ、見る人の心を明るくしてくれます。

ちなみに上手に育てることができれば、春先までの長い期間、花を楽しむことができるのです。シクラメンの花言葉は「内気な心」や「はにかみ」ですが、一方で和名にも注目したいところです。

★ シクラメンの和名は、「カガリビバナ」

・ かがり火の揺らめきを連想させる花でもあります。見る人によって花の印象は変わるもの。あなたはどんなイメージを抱くでしょうか。

 

うつむいた姿を愛でよう

★ シクラメンの魅力は花の様子の美しさにあります。

・ シクラメンはうつむいたように咲く、その花姿に愛らしさを覚えます。シクラメンの花言葉にある、内気・遠慮・はにかみなどのイメージは、恥ずかしそうにうつむいた姿から来たもです。

【 シクラメンの花言葉を思わせる、ソロモン王の伝説 】

・ シクラメンが王冠をかたどるデザインに選ばれ、王に称賛されます。シクラメンはとても恥ずかしそうにうつむいて、頬を染めたという言い伝えがあります。シクラメンの花言葉の理由が伺えます。

シクラメンの花言葉そのまま、花びらが赤やピンクのシクラメンは、まさに頬を染めたような美しさです。それ以外にも白いシクラメンは清純な雰囲気があり、ウサギの耳のような可愛らしさがあります。

 

クリスマスやお歳暮に贈ろう

★ シクラメンといえば、年末年始の贈答用の花としても人気があります。

・ 花々が少なくなった季節に、一鉢でも豪華な印象のあるシクラメンはプレゼントとして贈るのにもぴったりです。

ベーシックな姿のシクラメンのほか、フリル咲きのものや香りのあるフレグランスシクラメンなど、様々なバリエーションを楽しむことができます。シクラメンの花言葉を思わせる愛らしさはそのまま、様ざまな品種が選べるのは嬉しいところ。

華やかただけれど上品なイメージのシクラメンは、クリスマスギフトだけでなく大切な方へのお歳暮としても喜ばれます。お正月を飾る花としても適しています。

 

寒さに強いガーデンシクラメンを育てよう

以前は室内で育てる鉢花として親しまれていたシクラメンですが、現在では寒さに強く改良されたガーデンシクラメンも一般的になりました。

★ 寒さに強いガーデンシクラメンで、より贈りやすく

・ ガーデンシクラメンは小型種を改良したもので、庭植えとして鑑賞することもできます。

シクラメンの改良種は大きく分けて2種類で、大型種と小型種があります。一番多く流通しているのが、ペルシカムの園芸品種です。小型のガーデンシクラメンは戸外でも育てることができるため、寄せ植えにも適していておすすめの品種です。

 

生命力を感じさせる姿に元気をもらおう

シクラメンの花言葉を見れば、シャイで奥ゆかしいイメージが先行します。けれども一方で、シクラメンの花言葉のイメージと反して、生命力に溢れた咲き姿を見せてくれます。

★ シクラメンの花言葉とは違う、生命力溢れる咲き姿

・ 元気に成長したシクラメンの株は緑の葉が生い茂り、生命力にあふれた姿をしています。茂った葉の間から、かたまり咲く花々も見事で、眺めているだけでも元気がもらえそうな気がしてきます。

先にもお伝えしたように、和名のカガリビバナはこの花の姿を燃える炎に見立てて名付けたものです。歌人の九条武子という女性が「かがり火のよう」と形容したことから、植物学者の牧野富太郎が名付けました。

 

鉢花の女王の風格を感じよう

シクラメンの花言葉は内気な印象があるにも関わらず、「冬の鉢花の女王」といった風格を漂わせています。

比較的寒さにも強く、色や咲き方のバリエーションも豊富で、新しい品種も年々増え続けています。冬のシクラメンが出回るシーズンには、新しい品種に出逢えることでしょう。

大切な人への贈り物としてもふさわしい、5000円前後の立派な鉢花も豊富に出回っています。

【 シクラメンの花言葉を感じさせない、華やかなシクラメン 】

・ ミユキローズなどのローズピンクが美しい品種。
・ フリンジ状の縁をしたビクトリアディープレッド

などなど、たくさんの品種があります。

 

花の魅力を最大限に輝かそう

★ シクラメンは上手に育てると春先まで花を咲かせます。

・ 儚く遠慮がちなシクラメンの花言葉に反して、育て方次第では長い期間咲いてくれるのも、シクラメンの魅力です。

シクラメンの花の美しさを最大限に輝かせるためには、管理のコツを押さえておく必要があります。

【 シクラメンを長持ちさせる育て方 】

・ 日中は窓辺など日がよく当たる場所に置きます。
・ 時々鉢を回すようにすると、まんべんなく日を当てることができます。
・ 暖房が直接当たるような場所を避けるようにします。
・ 鉢土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。

このように、ちょっとした手間と管理方法を心がければ、室内で比較的管理しやすいところも人気の理由です。

 

シクラメンの花言葉とは関係なく、常に冬のフラワーギフトとして需要が高い、その魅力の数々は、いかがでしたでしょうか。シクラメンの花言葉を知ると、なかには消極的なイメージだからと、贈るのをためらう人々もいるようですが、それはとてももったいないこと!

シクラメンの花言葉に関係なく、たくさんの魅力を持ったこの花達は、自分で育てるにも大切な人へのプレゼントにするにも、ぴったりの冬の花。ぜひ、この花の魅力を活用して、冬を明るく彩ってみてください。

シクラメンは赤・ピンク・白といった花色が一般的ですが、黄色や紫などの花色のものもあります。最近では青いシクラメンの花も開発されて、話題になりました。実際には青味の強い紫色に近い色味で、珍しいものや特別なものを贈りたい方にはおすすめの品種です。

毎年のように新しい品種が登場し、私たちの目を楽しませてくれるシクラメンに親しんでいきましょう。誰でも知っている花ではありますが、様々な魅力を知れば知るほど奥深いシクラメン。この花に魅了されること間違いありません!

 

まとめ

シクラメンが冬のフラワーギフトとして、不動の人気を誇る理由

・花が少なくなった季節に咲き、冬を華やかに彩るシクラメン
・うつむいたように咲く愛らしい花姿は、ソロモン王の伝説にも
・華やかながら上品なシクラメンは、クリスマスやお歳暮に最適
・寒さに強いガーデンシクラメンが登場!屋外でも育てやすく
・元気に生長したシクラメンは、生命力を感じさせる咲き姿!
・ミユキローズやビクトリアなど、鉢花の女王の風格ある品種
・シクラメンは育て方次第で、春先まで長く咲いてくれる


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