ドライフラワーはアンティークな赴きが魅力のインテリア。今じわじわとナチュラル派の女子に人気が出ています。皆さんのお部屋にはお花が飾ってありますか？お花がお部屋にあるだけでパッと明るくなります。

自然の香りもして、心が洗われるような気持ちになる花々。お花といっても最近では造花でも、クオリティの高いものが多くあります。またブリザードフラワーも生花に比べるとお値段高めではありますが、長持ちするためギフトなどで人気です。

ではドライフラワーはどうですか？ブリザードフラワーほど長持ちはしませんが、生花よりも長持ちする、落ち着くお部屋にピッタリのインテリアとして、最近女子の間で注目されているのです。

実はこのドライフラワー、家で簡単に手作りできるのを、知っていましたか？そこで今回は、ドライフラワーの特徴や説明とともに、お部屋がおしゃれに変身する、アレンジアイデアを7つお伝えします。

ドライフラワーが女子に人気☆
香る、飾る7つのアレンジ

ドライフラワーの特徴と魅力

【　ドライフラワーとは？　】

★　ドライフラワーはその名の通り、生花を乾燥させたものです。

ポプリやサシェなどで見られる、乾燥した花々。欧米のカントリー風のお家では、天井から吊るす姿もよく見られます。

ドライフラワーの魅力は、何と言ってもその少し色あせた雰囲気の、シックなイメージ。まさにお花のアンティーク！出来上がったものだけではなく、その出来上がるプロセスまでもが、インテリアにつかえること間違いなしです。

★　ドライフラワーは乾燥している季節に作るのが一番簡単です。

電子レンジやシリカゲルを使えば、家庭でも案外簡単に少しの時間と手間で作れてしまいます。皆さんもぜひ、ドライフラワー作りとアレンジを楽しみませんか？

手作りドライフラワーを作ってみよう！

ドライフラワーはお花を小さな束にして、逆さまの状態で吊るしておくと出来上がります。お花の水分が抜けた状態にすることで長持ちするのです。通常だと1・2週間で出来上がりますが、乾燥している秋から冬に作るともう少し短期間で出来上がります。

お花の種類によって水分量の多い少ないがありますので、「2週間経ったから出来上がった！」と喜んではいけません。その花の状態を確認してあげて下さい。

それでは、初心者でも作りやすい、ドライフラワーの花材をいくつかお伝えします。

【　初めてのドライフラワー作りにおすすめの花材料　】

①　バラのドライフラワーに挑戦！

バラは色んな種類があり、カラフルです。出来上がるまでもお部屋を飾ってくれるのも、嬉しいところです。

②　ナチュラルな家には、ラベンダー

ラベンダーは、出来上がってからもずっと香りが楽しめます。お部屋の芳香剤として吊るしておいても、活躍します。

③　水分量が少なく作りやすい千日紅

千日紅もバラのように色んな色があって、カラフルに室内を彩ります。しかも水分量が少ないので失敗せずドライフラワーを作れるのも、おすすめの理由です。

ドライフラワーをお部屋に飾ろう！

ドライフラワーが出来たら、インテリアとして飾ります。少し前はアメリカンカントリー風の家の天井に吊るされたドライフラワーのイメージが主流でしたが、最近ではシックなヨーロピアン調の、アンティークアレンジが人気です。

【　ドライフラワーのアレンジアイデア　】

①　まずは単純に、生花のように花瓶に飾ってもキレイです。

ドライフラワーを生花のように飾るならば、かすみ草などのボリューミーなドライフラワーを大きな花瓶に挿すと味わい深いです。

②　小瓶などに入れて飾る。

少し前はコーラなどの少し色味のある、アンティーク調のガラス瓶に挿す方法が多かったのですが、最近ではスムージーを入れることで人気の、「メイソンジャー」にドライフラワーを詰めたアレンジが注目されています。

③　フレームの中に入れて壁に飾る。

ブリザーブドフラワーなどで使われる、厚みのあるガラスフレームに入れて飾る方法です。その他、箱に詰めた「ドライフラワーボックス」も、おしゃれ。

このように、ドライフラワーのアンティークな赴きを最大限に生かした演出でアレンジすれば、とてもオシャレなお部屋になります！

サシェでクローゼットもいい香りに

ドライフラワーは飾るだけでなく、香りも楽しむことができます。サシェにするには、香りが少し強めのラベンダーや、バラなどを選ぶと部屋中に広がります。

【　ドライフラワーのサシェで香りを楽しむ　】

①　ドライフラワーが出来上がったら、花びらを少し砕いて不繊布に入れます。

②　お好みで不繊布をリボンで結んだり、可愛いラッピングをしても華やかに。

ドライフラワーだけの香りだけでは足りないと感じた場合は、エッセンシャルオイルを数滴垂らしてみてください。サシェをクローゼットの中に吊るしておけば、開けるたびにハッピーな気分を味わえます。

ドライポプリで自然な香りを楽しもう

サシェと同じようにポプリとしても楽しめるドライフラワーですが、何が違うのでしょうか？どちらもフランス語なのですが、小さい袋という意味がサシェ。『壺』と『混ぜる』という言葉が合わさったのがポプリです。

【　ドライフラワーのポプリ　】

★　砕いたドライフラワーを、そのままの状態で壺のような容器に入れます。

普段は蓋を閉めてますが、香りを楽しみたい時に開けてお部屋にお花の香りを漂わせます。サシェはドライフラワーを砕いて中に入れていますが、ポプリはそのままの状態です。玄関前などの芳香剤に使用しても、お客様を香りでお出迎え出来ます。

インテリアにドライリースをプラスしよう！

ドライフラワーが出来たら、リースにして玄関などに飾るアレンジも、ナチュラル派女子に人気です。色のあるドライフラワーもいいですが、シックなカラーのドライフラワーに松ぼっくりなどを一緒に飾るのもステキです。

【　ドライリースの作り方　】

①　ベースを用意する。

ベースは花屋さんやホームセンターなどで売っている、「リースベース」が便利です。茶色のナチュラルな色合いでも良いですし、クラッカーなどで白く塗っても味わいが出ます。

②　花の配置を想定して置く。

おすすめの配置は、大きなメインの花プラス、サブの一回り小さな花。そして緑や木の実を散りばめるデザインです。

③　置いた位置にグルーガンで留めて行く。

グルーガンは熱が冷めるとすぐに付くので、先に置いた通りにどんどん留めていくのが、ポイントです。

このように、輪ゴムや100均のグルーガンなどを使うと、簡単な上にすぐにできるので、是非作ってみてください！

母の日に贈りたいギフトアレンジ

母の日はカーネーション。生花だと長くても10日くらいでダメになってしまいますが、ドライフラワーならもっと長持ちします。たまには生花ではなく、ドライフラワーで母の日のギフトを贈ってみませんか？

【　母の日のドライフラワーギフト　】

★　ドライフラワーのフラワーボックスがおススメです。

ドライフラワーの花束だと、「枯れてるの？と、心配されてしまった！」なんて経験談もありますが、最近の人気アレンジはドライフラワーのフラワーボックス。

★　箱に花だけを詰めて贈ります。

・　木箱に詰めて、壁に飾れるアレンジも人気です。
・　厚みの少ない、透明のエンビボックスにポプリを詰めて、郵送のサプライズ！
・　ギフトボックスに、ドライフラワーを敷き詰めて、メインのアクセサリーなどの小さなギフトを隠すサプライズ。

などなど、様ざまな方法でドライフラワーを贈っています。ドライフラワーだけでも香りはあるのですが、ポプリを贈るならば一緒にアロマオイルをセットしても、喜ばれます。

いかがでしたでしょうか？ドライフラワーはただ飾るだけではなく、香りを楽しめて、ギフトにまでできる奥深いものなのです。最初は簡単にできるお花の種類から始めてみるといいかもしれません。

風通しのよい場所に干すのがポイントですが、花を束ねすぎても上手く乾燥できなくなるので気をつけて作ってみてください。ドライフラワーは乾燥する間、部屋中に吊るされている姿も、華やかで楽しい魅力があります。

けれどももっと手軽にドライフラワーを作りたい場合には、乾燥剤のシリカゲルを敷き詰めたタッパーに入れたり、電子レンジを使用して手軽に作ることもできます。

様ざまな壁飾りや、ちょっとしたお出かけにシックなコサージュ風の、ブーケにしてもおしゃれ。本記事のアイデア参考に、ドライフラワーを活用してください。

まとめ

アンティークな赴きが人気のドライフラワー、7つの活用法

・ドライフラワーは生花を1・2週間吊るして乾燥させた花々
・ドライフラワーを初めて作るなら、バラ・ラベンダー・千日紅
・ドライフラワーの人気アレンジは、メイソンジャーに詰めるアイデア
・ドライフラワーの花びらを砕いて、不繊布に入れればサシェに
・「ポプリ」はサシェの中身をそのまま容器に入れたもの
・味わいのあるドライリースは、フラワーベースとグルーガンで簡単！
・母の日のギフトのアレンジなら、ボックスに入れてサプライズ