室内の観葉植物が、あまり手間隙をかけなくても元気に育ってくれたら、毎日の部屋が癒しの空間になりますよね。家に帰ってホッと一息、ビールやチューハイを手にしながら、視線の先に緑があれば気分も癒されます。
それだけではなく、バスタイムでも室内観葉植物があったら、暮らしに潤いを感じる、と言うもの。リビングやトイレ、バスルームと、あらゆる場所に緑の差し色があれば、おしゃれにも見えます。
暮らしのなかに植物を取り入れたいなら、観葉植物は最初の一歩に最適!忙しくても育てやすい、室内の観葉植物があれば、一度は挑戦したいですよね。
そこで今回は、忙しい毎日でカーテンが開かない生活でも、元気に育ってくれる耐陰性の強い室内観葉植物をいくつかお伝えします。多くの耐陰性植物のなかでも、手入れが少ないものを集めましたので、参考にしてください。
室内の観葉植物で気分上々☆
癒しに効果!7つのおすすめ
室内の観葉植物、ポトス
室内の観葉植物の筆頭と言えば、ポトス。手をあまりかけなくても育てられる植物として有名で、繁殖力の強さに驚かされることも…。
【 室内の観葉植物、ポトス 】
★ 乾燥に強く、蔓を水に差しておくだけで根をはってくれる、繁殖力の強さと丈夫さが売りの室内観葉植物!
・ 見た目の色合いや模様もオシャレなので、インテリアとしてもグッドです。
成長すると蔓がどんどん延びて、ハンギングの時には下にゆるりと葉を伸ばします。色味も黄色味を含んでいるので、部屋全体が明るくなるのも、ポトスが人気の理由です。
エキゾチックな室内になる、モンステラ
モンステラの葉は、なんといってもエキゾチック感がでていておしゃれ!ハワイやアジアンリゾート、南国の雰囲気を演出するなら、モンステラは一押しの室内観葉植物です。
【 室内の観葉植物、モンステラ 】
★ おしゃれなのに、とっても頑丈!ある程度放ってしまっても、丈夫なうえに、寒さの中や日の当たらないお部屋の中でも育ってくれます。
・ 人気は小型のヒメモンステラですが、大き目のデリシオサなどもあるので、大きさは品種によって自由自在。大きさによって少し形も変わります。
自分の部屋に置くのか、それともリビングに置くのか、置きたい場所に合わせてサイズを選ぶ楽しみもプラスでついてくるのも、魅力的な室内観葉植物なのです。
蛍光灯の光で育つ、シェフレラ
原産地中国の室内の観葉植物が、シェフレラ。見た目も西洋の香りより東洋の魅力が見え隠れしています。その昔はカポックなどと呼ばれていたこともあるのですが、今はシェフレラで知られています。
【 室内の観葉植物、シェフレラ 】
★ かなり寒さには強く、日陰や乾燥があっても育つ強さを持っているのが何よりの魅力!寒さ・日陰・乾燥、全てに対応するとは楽チンです。
・ 忙しくあまり手間をかけられない人でも育てられる、おすすめの室内観葉植物ですが、葉っぱはむしると臭みがあります。
とても丈夫で育てやすいので、昔から室内観葉植物として馴染みがあるシェフレラだけに、新鮮味は薄いかも…。そんな場合は、「コンパクタ」などの品種を選ぶと、おしゃれさが増すかもしれません。
浴室にもおすすめの、アスプレニウム
ここで室内の観葉植物のなかでも、バスルームなど水回りにもおすすめ、湿気に強い室内観葉植物をご提案します。それが、アスプレニウム。アスプレニウムは湿気を好む性質があるので、バスルームにぴったりなのです。
【 室内の観葉植物、アスプレニウム 】
★ もともと直射日光を嫌う、室内で管理したいアスプレニウムですが、湿気を好み葉水を必要とする植物なので、バスルームにぴったりです。
・ ただし、湿気と言っても空中の湿度を好む、と言うことで、水のあげすぎは根腐れを起こします。葉から水を吸収する性質を持っているのが、アスプレニウムなのです。
アスプレニウムは寒さに弱い側面もあります。15℃以下の室温を避け、暖かい環境で手入れをしてください。
お部屋のあちこちに、ツデー
お友達のお家やサロンなど、あらゆる場所で見かけるツデーも、場所を選ばない室内観葉植物のひとつ。直射日光が苦手で、明るくてもレースのカーテン越し程度の日当たりが丁度良いです。
このツデーもバスルームなど湿気が多い場所でも、比較的元気に育ってくれますが、水不足になると葉を落として教えてくれます。
【 室内の観葉植物、ツデー 】
★ 土の表面が乾いたら、底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが、ツデーの水のあげ方。夏場に乾きやすいなら、毎日の水やりも必要ですが、冬場は乾かし気味で大丈夫です。
・ ただし、日差しが明るい場所も好きな植物なので、反対に直射日光がある場所で育てたい!と言う場合には、少しずつ慣らしてみると、外でも育ってくれることがあります。
いかがでしたでしょうか、室内に観葉植物を置いて、よりリラックスできる空間にしたい!と考えることはあっても、長く元気に育ってくれるかが心配で、諦めてしまうことは多々ありますよね。
忙しいからこそ、家でリラックスしたいのですが、忙しいために手入れが気になる…、と言うことはよくあること。そんな時には、本記事でお伝えしたような、あまり手間隙の掛からない室内観葉植物を選ぶのも一案です。
実は手間隙を掛けられなかったから、枯らしてしまったのではなく、その室内観葉植物の特徴や手入れのコツを知らなかったから、間違えた手入れをして、枯らしてしまった!と言う失敗談の方が多いのです。
本記事でお伝えした、部屋の電気でも十分に育つ耐陰性のある室内観葉植物から、お部屋に緑を入れて、毎晩のリラックスタイムを楽しみましょう!
まとめ
室内でも丈夫に育つ、観葉植物
・蔓を水に差すだけでも大丈夫なポトス
・寒さにも強く丈夫なモンステラ
・寒さ・日陰・乾燥、全てに対応するシェフレラ
・湿気に強くバスルームに置けるアスプレニウム
・場所を選ばず楽しめて人気のツデー