鉢植えを長持ちさせたい☆枯らさない為の5つのテクニック

鉢植えを長持ちさせたい☆枯らさない為の5つのテクニック

鉢植えの花はどのように管理していますか。ベランダや庭でプランターを使って花を育てている人、母の日のカーネーションの鉢植えのようにプレゼントされるものあるでしょう。せっかく綺麗な花が咲いているのだから、できるだけ長い間楽しみたいものです。

また、上手に育てられれば次の年も花を咲かせてくれるのも鉢植えの嬉しいところです。ではどのように鉢植えを管理したら、長持ちさせたり次の年も花を咲かせたりすることができるのでしょうか。

同じ花でも切花と鉢植えの扱い方は違ってきます。特別なことや難しいことはしなくても、ちょっと手をかけるだけで鉢植えを長持ちさせることができます。大切な花を長い間楽しめるように、ぜひ試してみましょう。そこで今回は鉢植えを長持ちさせるための秘訣をお伝えします。

 

鉢植えを長持ちさせたい☆
枯らさない為の5つのテクニック

 

鉢植えは窮屈、植え替えるのが一番

花が元気であるためには、栄養を取るための根がしっかりしている必要があります。根が長くしっかり張ることで花はぐんぐん成長します。実は鉢植えは花にとって窮屈です。少しでも早くもっと広く根を張れる場所に移してあげましょう。植え替えのタイミングは鉢の下から根がはみ出てきたらです。

これまで使用していたものより大きめのプランターや鉢を購入しましょう。中に入れる土は市販の培養土で十分ですので、ホームセンターなどで安価で手に入ります。また、土はずっと使える訳ではなくしだいに栄養素が減ってきますので、2〜3年に一度は植え替えるようにします。

 

水遣りのタイミングと置き場所に注意

水をやる時の量は、鉢の下から流れでるくらいがちょうどよいです。その時に鉢皿には水が溜まったままにならないように注意しましょう。水が溜まったままだと根枯れの原因となります。夏場は土がすぐに乾いてしまいますので、土の表面が乾いてきたら水をあげるようにしましょう。

冬場は表面の土が乾いても中の方まで乾くのには時間がかかります。2〜3日を目安に水やりをします。また、鉢植えを置く場所については、葉焼けによる変色を防ぐためにも直射日光は避けるようにしつつ、1週間に1日程度は外に出して太陽の光を十分浴びさせるようにしましょう。風通しのよい場所であることも重要です。

 

花の様子をよくみてお手入れ

綺麗な花はいずれ散ってしまうもの。枯れた花を見るのはちょっと寂しいけど、ここがお手入れのし時です。枯れた花びらや葉はできるだけ早めに摘み取り、花全体を清潔に保つようにしましょう。カーネーションなどは花が終わったら下から二節目で茎を切ります。そうすることで根元から茎が伸び新しい蕾をつけてくれます。

土や鉢を替えるなどの植え替えはできるだけ暖かい時期に行うようにしましょう。肥料も液体肥料なら2週間に一度、化成肥料なら1ヶ月に一度与えるようにします。もし害虫がついてしまったら、捕殺するか、市販の殺虫剤を使いましょう。

 

観葉植物を育てる場合

鉢植えなのはなにも花だけでなく、観葉植物も鉢植えとして人気です。観葉植物の手入れも花の場合とほとんど同じで、根がのびたら植え替えをします。水遣りも夏場は表面の土が乾いたら、冬は2〜3日に一度行います。直射日光を避けて、風通しのよい場所に置いておくと長持ちします。

観葉植物を綺麗に成長させるポイントとして、鉢の置く向きを一定にしないことです。日光に当てることで葉が成長しますが、いつも同じ向きにしておくと、同じ方向の葉ばかりが伸びてしまい、バランスが悪くなってしまいます。2週間に一度は半回転させるようにしましょう。

 

鉢植えで長持ちする花

これから鉢植えにチャレンジしようとしている人におすすめの花を紹介します。扱いやすく長持ちしやすいものから育ててみてはいかがでしょうか。「クレマチス」は春から秋にかけて楽しめ、品種多いのが特徴です。何年も花を咲かせてくれますので、2年に一度程度、鉢が窮屈になったら植え替えをしてあげましょう。

「ゼラニウム」は冬と夏以外楽しめるという非常に強い花で、虫もつきにくいです。茎を切って別の鉢にさすと根っこができますので、手軽に増やすことができます。

 

いかがでしたでしょうか。

鉢植えだからと意気込まずとも、ちょっと手をかけてあげれば長持ちさせることができます。もし自信がないという場合は、扱いが簡単な花から育ててみることをおすすめします。また、花の種類によっても水遣りの頻度や植え替えに適した時期が違いますので、花についてくる説明書を必ず読んで、その花に合わせたお手入れをしてあげるようにしましょう。

植え替えも最初はちょっと面倒な作業かもしれませんが、お気に入りのデザインのプランターや鉢を探してみてください。さらに地面に置くだけでなく掛けるタイプもありますので、花を飾る位置もイメージしながら作業をするとさらに楽しめますよ。

綺麗な花は私たちの生活や心を豊かにしてくれます。大切に育てれば、次の年もまたその次も楽しむことができます。ぜひ鉢植えの正しい扱い方を知って、綺麗な花を長く楽しみましょう。

 

まとめ

鉢植えを楽しく育てながら長持ちもさせるには

・鉢植えは窮屈、植え替えるのが一番
・水遣りのタイミングと置き場所に注意
・花の様子をよくみてお手入れ
・観葉植物を育てる場合は鉢の置く向きを一定にしない
・鉢植えで長持ちする花「クレマチス」「ゼラニウム」


連記事
タイトルとURLをコピーしました