葵の花言葉を使った、上司への贈り物に添えたい7つの文例

葵の花言葉を使った、上司への贈り物に添えたい7つの文例

葵はアオイ科に属する植物を表わす総称で、タチアオイやフヨウ、ムクゲ、ハイビスカスなどのことです。多くの葵の仲間がひらひらとした5枚の花びらを持ち、赤やピンク、白などの色をしたものが一般的です。

タチアオイは地中海沿岸からアジアを原産とする1年草、もしくは多年草で、すっと伸びた茎に赤やピンクの美しい花をいっぱいにつけます。梅雨の始め頃に枝の下の方から開花し、徐々に咲き上ってゆくため「梅雨葵」と呼ばれることもあります。

フヨウは中国、台湾、日本を原産とする落葉低木で、朝に花を咲かせて夕方にはしぼむのが特徴です。咲き始めは白く、昼には薄紅、夕方には紅色と花の色が変化するため「酔芙蓉」とも呼ばれます。ムクゲは中国原産の落葉低木で、フヨウよりも花が一回り小ぶりです。花は1日でしぼんでしまいますが、次々に咲いていきます。

葵には様々な種類の花があり、上司に贈りたい花言葉がいくつもあります。今回は葵の花言葉を使って、上司への贈り物に添えたいメッセージをご紹介します。花言葉を活かして気のきいたメッセージを贈りましょう。

 

葵の花言葉を使った、
上司への贈り物に添えたい7つの文例

 

「大望」「大志」という花言葉を贈ろう

葵といえば江戸時代の徳川家の「葵の御紋」がイメージされます。またタチアオイの花言葉として知られているのは、「大望」「大志」「大きな望み」などです。徳川家の繁栄のイメージとも結びついて、会社を大きくしたい、繁栄させたいと願っている上司に贈るにはふさわしい花言葉です。

「○○部長、この度はご栄転おめでとうございます。お世話になった部長のますますのご活躍を願って、葵の花言葉をお贈りいたします。葵の花言葉は『大望』『大志』です」

 

「豊かな実り」という花言葉を贈ろう

タチアオイには「豊かな実り」という花言葉もあります。日々仕事の成果を上げるために尽力している方々にとって、「豊かな実り」という花言葉は何にもまして嬉しいことでしょう。仕事をしていれば目に見える成果が出る時も、成果を手にしたいと思いながらもなかなか目に見える成果が出ないこともあるでしょう。どちらの場合でも、この花言葉は豊かさを呼び込む励みになるはずです。

「○○様、いつも私たち部下を励まし、導いて下さって感謝しています。日々の感謝を込めて葵の花言葉を贈ります。タチアオイには『豊かな実り』という花言葉があります」

 

「平安」という花言葉を贈ろう

タチアオイの花言葉としては「平安」という意味もあります。仕事の業績が安定して良好であることを願って、「平安」という花言葉を贈るのも素敵です。タチアオイの花は古くから薬用植物として知られ、お茶や料理にも用いられてきました。仕事の繁栄とともに健康や心の平安を願って、この花言葉を使うこともできます。

「○○チーフ、今まで本当にお世話になりました。私たちを気遣う言葉がけの数々、決して忘れません。チーフに『平安』という葵の花言葉をお贈りします。チーフのご健康とお仕事の安泰を願って」

 

「高貴」という花言葉を贈ろう

タチアオイには「高貴」という花言葉があります。葵は万葉の時代から和歌に詠まれ、源氏物語では「葵の上」という葵の名を持つ女性が登場しています。このような歴史的背景が高貴なイメージに結びついているのでしょう。高貴な雰囲気を持った目上の人に贈りたい花言葉です。

「○○主任、先日は私のためにお祝いの品をお贈りいただき、本当にありがとうございました。心のこもったご祝辞をいただき、たいへん感激いたしました。お礼の品とともにタチアオイの花言葉をお贈りします。タチアオイの花言葉『高貴』は主任にふさわしい花言葉です」

 

「尊敬」という花言葉を贈ろう

アオイ科のムクゲには「尊敬」という花言葉があります。中国を原産とするムクゲの花が日本にやってきたのは、平安時代頃と考えられています。落葉低木のムクゲは高さが3~4メートルほどに成長し、ピンクや白、紅紫の花を咲かせます。優美な印象のあるムクゲの花に、尊敬の気持ちを託してみましょう。

「○○様には私が新人の頃から、時に優しく、時に厳しくご指導していただきました。これまでのたくさんの感謝と尊敬の念を込めて、ムクゲの花言葉を贈ります。ムクゲの花言葉は『尊敬』です」

 

「柔和」という花言葉を贈ろう

ムクゲには「柔和」という花言葉もあります。どこかしら優しげなムクゲの花には、デリケートな美しさが漂っています。美人のたとえに使われることもあるフヨウの花にも似ていますが、フヨウよりもムクゲの方がやや小ぶりの花をつけます。次々に咲き変わっていく優美なムクゲの花言葉を、優しい上司への贈り物にしましょう。

「○○様、いつも私を心優しく導いてくださり、心から感謝しております。○○様の優しさはムクゲの花を思わせます。ムクゲの花言葉は『柔和』です。これからも愛情のあるご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします」

 

「信念」という花言葉を贈ろう

「信念」もまたムクゲの花言葉として知られています。仕事にひたむきで尊敬できる上司には、信念が感じられるものです。目標を持って仕事に邁進する上司へ、ムクゲの花言葉を贈ってみてはいかがでしょうか。また感謝とともに自分の信念をメッセージにしたためて、上司に伝えることもできます。

「○○課長、長年に渡り数多くのご指導をありがとうございました。課長のご指導により得た多くの学びは私の大切な財産になっています。日頃の感謝を込めてムクゲの花言葉『信念』を贈ります」

 

葵の花言葉の数々と、上司へのメッセージはいかがでしたか。葵の仲間にはほかにもフヨウやハイビスカスなどもありますが、今回は上司に贈るメッセージとしてふさわしいものを7つ選んでみました。

ちなみにハイビスカスは南国の花で陽気で強いイメージを持つ人々が多いようです。全般的な花言葉は「繊細な美」や「新しい恋」など、女性を連想するものが多いので、恋人同士で贈り合う時に向いています。

葵は鉢植えのほか、お茶やお菓子、また草木染めなどの形で贈り物にすることができます。葵の花のモチーフをあしらった小物を贈るのも素敵です。ご紹介した文例をアレンジして、あなたの上司にふさわしい花言葉を贈ってみてください。きっと心に残るメッセージになるでしょう。

 

まとめ

葵の花言葉を使った、上司への贈り物に添えたい7つの文例

・「大望」「大志」という花言葉を贈ろう
・「豊かな実り」という花言葉を贈ろう
・「平安」という花言葉を贈ろう
・「高貴」という花言葉を贈ろう
・「尊敬」という花言葉を贈ろう
・「柔和」という花言葉を贈ろう
・「信念」という花言葉を贈ろう


連記事
タイトルとURLをコピーしました