ヒヤシンスの花言葉☆贈るシーン別、色で違うメッセージ

ヒヤシンスの花言葉☆贈るシーン別、色で違うメッセージ
ヒヤシンスの花言葉は色によってさまざまです。花言葉によって贈る相手や場面も変わってきますよね。ヒヤシンスは品種もたくさんありますが、大きく分けるとローマン系とダッチ系があります。

ローマン系は、ひとつの球根から数本の茎がでるのが特徴。球根は広い場所で育てると自然分球しやすく、よく増えるため庭植えや花壇などに向いています。

一方、「ヒヤシンス」と聞いて一般的にイメージされるのが、次のダッチ系のヒヤシンス!水栽培に使うのもこちらのタイプです。たくさんの花を一本の茎に咲かせるのでボリュームがあり、見た目もとても華やか。ただし、こちらは分球しにくいため、増やしにくいのが難点…。

このヒヤシンス、秋に植えて春先に開花します。原産地は地中海東部沿岸で、花の色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、青とさまざまな色があるのも、魅力のひとつ。

そのため、色によってもヒヤシンスの花言葉は違います。今まで知らなかったヒヤシンスの花言葉やエピソードを知ると、また違った使い方ができるかもしれませんよね。そこで今回は、ヒヤシンスの花言葉、それぞれの色にまつわるエピソード贈り方をお伝えします。

 

ヒヤシンスの花言葉☆
贈るシーン別、色で違うメッセージ

 

紫のヒヤシンスの花言葉は「悲しみ」

ヒヤシンスの語源ともなったギリシャ神話に出てくる美青年ヒュアキントスにまつわるエピソードがヒヤシンスの花言葉になっています。

【 ヒヤシンスの花言葉の語源の伝説 】

ヒュアキントスは太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスに愛されていました。ヒュアキントスもアポロンに心ひかれていました。

ある日、アポロンとヒュアキントスが円盤投げをしている様子を見たゼピュロスが嫉妬をし、意地悪な風を起こし、円盤がヒュアキントスの額にあたってしまい大量の血を流し死んでしまいました。

その血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれています。

そのことから紫の花言葉は「悲しみ」「初恋のひたむきさ」となったと語り継がれています。

 

青は「変わらぬ愛」パートナーにおススメ

【 青いヒヤシンスの花言葉 】

★ 「変わらぬ愛」

アポロンの変わらぬ愛、アポロンだけでなくヒュアキントス、ゼピュロスの愛もまた変わらない。そんな強い思いが込められているヒヤシンスの「青」。とても鮮やかな色をしています。

空や海を連想する青は、一般的に人気の高い色です。また、青は男性にも好まれますよね!恋人にプレゼントするならおススメの色です。

 

黄色は幸せの色

【 黄色いヒヤシンスの花言葉 】

★ 「あなたとなら幸せ」「勝負」という意味があります。

・ 「あなたとなら幸せ」は、先ほどのヒュアキントスのエピソードから想像ができそうですが、「勝負」という意味もあるのです。

勝負というヒヤシンスの花言葉は、物語で円盤で遊んでいたことや、恋の駆け引きなどから連想されています。ヒヤシンスの黄色は少し淡い優しい色で、その黄色の持つ色のイメージは、太陽やエネルギーなど明るく前向きな印象が強いもの。

★ ヒヤシンスの花言葉通り、思いを伝えたい時や、プレゼンや勝負事のある時にプレゼントしたい黄色。元気を取り戻してほしい時や勇気づけたい時にもおススメです。

自分のお部屋に飾って自分自身を元気づけるに用に使うのも一案です。

 

心静かな愛!白は控えめな愛らしさ

【 白いヒヤシンスの花言葉 】

★ 「心静かな愛」「控えめな愛らしさ」という意味があります。

・ なにやらそっと陰から見守るような感じがする白いヒヤシンスの花言葉。親心にも思えるような、はたまた叶わぬ片思いなんかも連想させられます。

白の持つ色のイメージは清潔感などがありますが、そのほかまっさらなまだ染まっていないというイメージから「スタート」の意味も持っています。そして白は汚してはいけないものというイメージもあります。

★ これから愛を深めていきたいと思う相手にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。ほかの色に比べ、受け止めやすいのも魅力です。

 

恋愛とは違うピンクの花言葉

【 ピンクのヒヤシンスの花言葉 】

★ 「スポーツ」「ゲーム」といった意味を持つ、ピンク。

・ 日本ではピンクは恋の色や女性のイメージがとても強いですが、ヒヤシンスの花言葉では違います。

円盤を楽しんだアポロンやヒュアキントスたちのイメージから「スポーツ」「ゲーム」の意味を持ちます。一方で「しとやかなかわいらしさ」といった意味もあります。

★ ピンクのヒヤシンスは花言葉はあまり気にしなくても、プレゼントにはおススメです。もちろん「スポーツ」の試合の応援に送るのもいいかもしれません。

 

「嫉妬」赤はプレゼントには不向き

【 赤いヒヤシンスの花言葉 】

★ なんと、「嫉妬」という意味合いが!

・ ゼフィロスの抱いた嫉妬心から、このヒヤシンスの花言葉がつけられました。

赤の色の持つイメージは火やエネルギー、また注目される色として生活にもよく取り入れられています。高揚させる色として落ち着きたい時には不向きな色です。ヒヤシンスの花言葉からプレゼントにはあまりおすすめできません。

 

いかがでしたでしょうか。ヒヤシンスの花言葉は、様々な色がありその色ごとにそれぞれの意味が込められています。さらに全てのヒヤシンスに共通する花言葉として、「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」などの意味合いもあるのです。

どの色もヒヤシンスの花言葉は、アポロンがヒュアキントスに対して抱いていた愛情や、楽しく過ごした日々…。そしてゼフィロスの抱いた嫉妬心など、ヒュアキントスの伝説が由来しています。

ヒュアキントスを失ってしまった悲しみなどなど、ひとつのエピソードでそれぞれの立場や状況から、これだけの意味合いが生まれると思うと、不思議ですよね。

単に色の持つイメージだけで使うのもいいのですが、アポロンとヒュアキントスのエピソードを知り、それに沿った花言葉を知ることで、より深くイメージを沸かせ、シーンに合わせた使い方ができます。

…と言うことで、一連のヒヤシンスの花言葉を見ていくと、プレゼントには「青」「黄色」「ピンク」がおススメ!その他の色はシーンに合わせたり、好みで使ってみてください。

 

まとめ

花言葉で選びたい、ヒヤシンスの色

・紫は「悲しみ」
・青の「変わらぬ愛」はパートナーに
・黄色の幸せは、お祝いやハッピーにしたい人へ
・心静かな愛を伝える白は、控えめな愛を伝える時に
・ピンクはスポーツやゲームの試合でもOK!
・赤いヒヤシンスは「嫉妬」。プレゼントには不向き


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