切り花を長く楽しむ為に☆生ける時に注意したい7つのポイント

切り花を長く楽しむ為に☆生ける時に注意したい7つのポイント
4月、誰もみな新年度とともに学校に会社に新生活にフレッシュなスタートを切って、5月ようやく慣れ始めて、ペースも掴めて来たところではないでしょうか。

そうすると少し疲れも出てきたりするもの、6月のうっとうしい季節にお花を活けて自分の目でなく家族の目も楽しませてあげて、癒してあげられたら嬉しいですよね。でも、これからの時期は暑くなるので私たち人間だけでなく花もぐったりしがちです。

せっかく買ってきたのですからなるべく長く活けて楽しみたいものですよね。切り花は、4・5・10・11月頃なら7日~10日くらい、寒い冬の間や、12月~3月頃なら10~14日もちます。夏場では、4~5日くらいと短めですが、切り花を長く楽しむ為に☆生ける時に注意したい7つのポイントを試して気分を変えてみませんか。

 

切り花を長く楽しむ為に☆
生ける時に注意したい7つのポイント

 

その1.買ってすぐに花瓶に活けずに、下準備をする

買ったら、茎や葉に霧吹きをして、新聞紙にすっぽりと花をくるんで1時間ほど茎の下だけ浸かるくらいの水につけます。

こうすると切花はピンと元気になります。この時注意したいのは、花には霧吹きを吹きかけないことと特に葉の裏を念入りに霧吹きすることです。花に吹きかけるとすぐに傷みますので特に気を付けます。 この下準備をしてから活けてあげましょう。

 

その2.水切りをしてから花瓶に活ける

水を入れた容器の中に茎をいれ、よく切れるハサミやカッターで切り口を斜めに切ります、切り取る長さは4センチ以上あると水揚げをしやすなります。

よく切れる刃物を使うのは、スパッと切るほうが水揚げがよくなるためです。 水の中で切るのは、切り口から空気が入るのを防ぐ為で、こうすることで水をどんどん吸います。

 

その3.冷暖房の風に当てない、高温多湿を避ける

これからの季節に気を付けたいポイントですが、冷暖房の風に長時間当たると人もクーラー病になって体を壊します。

それは花も同じです。冷暖房の効いた部屋に置くときは、直接、風が当たらない場所に置きます。

合わせて気を付けてほしいのですが、冷暖房の直風を避けたために、日当たりのよすぎる出窓や、暖房の効きすぎた部屋は長持ちしません。理想は玄関のひんやり感です。

一定の温度で低めの湿度で水の細菌繁殖を防ぐようにしましょう。

 

その4.きれいな水に活ける

きれいな水に活けるのは雑菌繁殖を防ぐためです。きれいな水を保つために、茎をよく洗ってぬめりを落とします。

それから、水切りと同様水を入れた容器の中に茎をいれ、よく切れるハサミやカッターで茎を5㎜~1cmほど切って新しくする、切り戻し作業を行います。

茎の変色があるときは、変色している所は既に腐ってしまっています。変色している所からさらに5㎜~1cm上まで、切り戻しましょう。

 

その5.水は浅水で活ける

水は、基本的に浅い水で活ける。水に漬かる部分の葉はすべて取ります。水に漬かってしまった部分は、息ができないため、壊死していきます。

水が多いと壊死する部分が増えるので気を付けます。深さは20cm~30cmの切り花で5cmくらいの深さの水です。ただし菊は吸い上げ量が多いのでは水切れを起こさないようたっぷり入れるようにします。

 

その6.噂の長持ち方法を試してみる

水の雑菌繁殖は防ぐことができますが、茎や花には刺激が強すぎます。酢を入れることは入れすぎなければ効果があります。

200㏄で小さじ半分で大丈夫です。10円玉を入れる方法も雑菌繁殖を防ぎ効果的です。下記にもよりますが大きいもので5枚ほどです。砂糖を入れのるのもよく知られています。

栄養にはなりますがその分雑菌が増えやすくなるので夏は注意します。切り花延命剤は一番効果的です、栄養配分も雑菌繁殖を抑える効果もあります。ただし、雑菌の繁殖に長時間の効果は期待できないので、水替えのたびに行います。

 

その7.枯れた花や小さなつぼみを適度に取る

枯れた花や小さなつぼみを適度に取る。花の仕組みは、全身で呼吸をし、根で栄養を吸って花を咲かせます。でも、切って根っこのなくなってしまった花は、吸いたい水の量を吸うことができません。

この時に、すべての葉っぱがついたままだと、葉っぱから蒸発してしまう水の方が多くなってしまい、くったりしてしまいます。

これを防ぐには、葉っぱを漉くことで出て行く水を減らします。葉の裏側に水をかけることで吸う水を増やすことも効果的です。

花には水がかからないように気をつけましょう。葉っぱは光合成のために少し残します。小さすぎる蕾も取り除き、効果的に栄養を行き渡らせます。

 

いかがでしたでしょうか。

下準備でお花を生き生きさせて、それを長持ちさせることが長く楽しむコツです。水や茎、それから花器を新鮮に保ち最近の繁殖を防ぐこと。

これからの季節には最も気を付けたいポイントになるでしょう。また、水揚げ量を増やすために、水切りや切り戻しをしてお花をいたわってあげること、こうすることでお花も答えて長くその姿を見せてくれるでしょう。

最後に清潔にし水揚げ量を増やしたら乾燥を防ぎ、無駄も防いで切り花の省エネをしてあげます。効果的に水を全体に行き渡らせてあげることでより長持ちします。

 

まとめ

切り花を長く楽しむ為に☆生ける時に注意したい7つのポイント

その1:買ってすぐに花瓶に活けずに、下準備をする。
その2:水切りをしてから花瓶に活ける。
その3:冷暖房の風に当てない。高温多湿を避ける。
その4:きれいな水に活ける。
その5:水は浅水で活ける。
その6:噂の長持ち方法を試してみる。
その7:枯れた花や小さなつぼみを適度に取る。


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