ドライフラワーを電子レンジで?手軽にできるマル秘術

ドライフラワーを電子レンジで?手軽にできるマル秘術
ドライフラワーは独特のアンティークな味わいのある赴きがあり、瓶のジャーに詰め込んだインテリアアレンジなど、再び人気が出ていますよね。

そんなドライフラワーですが、電子レンジできてしまうことを、ご存知でしたか?電子レンジはもはや、クッキングとして利用するだけではないのです。ほんの少しだけ利用するだけで、いとも簡単にドライフラワーが出来上がります。

しかし、色よく美しくドライフラワーを作るにはコツが必要です。そこで今回は、プロが行うドライフラワー作りの、マル秘術をお伝えします。素人でも手軽に失敗せずドライフラワーを作れる秘伝の方法

これなら、今まで自然乾燥で長い間かかっていたドライフラワーも、短時間で作ることができて楽チンに楽しむことが出来ますよ。今からお伝えする技術を参考にして、ぜひ家でドライフラワーを作ってみましょう。

お手軽電子レンジのドライフラワー

まず、ごくお手軽に電子レンジを使って、ドライフラワーを作る方法をお伝えします。

【 電子レンジ&ドライフラワー】

① ドライフラワーの素材となる花の下準備

ドライフラワーにしたい花を、葉や枝をとりキレイにします。虫や土などがついている場合もありますので、きれいに落としておきます。

② 電子レンジでドライフラワーを作る

耐熱皿耐熱容器の上に直接花をおき、ラップをかけずそのまま電子レンジの中に入れます。600wで1分加熱し、こまめに状態を見ながら繰り返し電子レンジにかけます。

ちょっと手間はかかりますが、あっという間に生花がドライフラワーに変身です。時間をかけられない場合は、何度か電子レンジにかけたのち、そのまま風通しの良い場所に置くか、吊るしておいてください。

1日ほどたつと、アンティーク調の赴きある、ドライフラワーが出来上がります。

 

シリカゲルでドライフラワーを

園芸用品売り場にいくと、「シリカゲル」という、乾燥のための材料が販売されています。1kgで1000円ほどで、購入することができます。

このシリカゲルを使って、ドライフラワーを作ることができるのです。短時間で美しくドライフラワーを作りたいのなら、このシリカゲルは欠かせません

【 シリカゲル&ドライフラワー】

① 耐熱タッパーを用意します。
※ タッパーは、100円均一で売られているもので十分です。

② シリカゲルを直接タッパーの底にベッドのように敷きます。

③ その上にドライフラワーにしたい花を置いていきます。

④ そのうえから、再びシリカゲルの布団をかけます。

⑤ 電子レンジ500w1分30秒ほどで、ドライフラワーの出来上がりです。

ドライフラワーにする花材料は、先ほどの電子レンジの時と同じように、なるべく葉や汚れを落としてから入れます。

 

シリカゲルを再利用してドライフラワーを

先ほど、シリカゲルを使用した、ドライフラワーの作り方をお伝えしました。このシリカゲルは、一度電子レンジにかけたのち、水分を吸収してピンク色などに変色します。しかし、もう一度再利用してドライフラワーを作ることができることを覚えておくと、とても便利です。

【 シリカゲルの再利用 】

① 変色してしまったシリカゲルは、フライパンで軽く焼きます

② 3分ほど火にかけると、たちまち元の色に戻っていきます

③ 元の色に完全にもどったら、火から離して袋につめます

この方法で、また何度でもドライフラワーを作ることができます。フライパンには油などをひく必要はありませんので、ご注意をしてください。

食品と一緒にしたくない場合は、100円均一でシリカゲル用のフライパンを購入して使用するのもよいでしょう。

※ シリカゲル自体は食品に悪影響のあるものではありません。

 

あじさいのドライフラワーを電子レンジで

ドライフラワーとして定評のあるあじさいも、電子レンジを利用してドライフラワーにすることができます。

まず、あじさいをドライフラワーにするときには、いくつかの注意点があります。一番多い失敗が、あじさいの色味が消えてしまうというもの。これは、あじさいの剪定時期を、間違えてしまったことにより起こります。

★ あじさいの色合いを残すポイント

・ 枯れる間際まで剪定しないこと!

可能ならば地植えのまま残しておくのがベストです。早くに剪定してしまうと、ドライフラワーにした際に、色が消えたりくすんでしまうことが多いのです。

枯れる間際に剪定したあじさいを、そのまま電子レンジにかけるか、シリカゲルにひたしてから電子レンジにかけると、美しいあじさいのドライフラワーができあがります。

 

フルーツを電子レンジで

生花を電子レンジでドライフラワーにする方法は、いくつかお伝えしました。ほかに、フルーツも電子レンジでドライにして、ドライフラワーのように飾ることができるのです。

オレンジやリンゴ、キュウイなど、ドライにすると味のあるものが多くあります。フラワーよりも水分が多く、ドライになるまでに時間はかかりますが、電子レンジで繰り返し試してみると、しだいにドライになります。

【 電子レンジ&フルーツのドライフラワー 】

① (通常のドライフラワーと同じ要領で)耐熱タッパーにシリカゲルを敷きます。

② その上にフルーツをのせます。

③ 最後にまたシリカゲルをかぶせ、電子レンジに入れます。

④ 500w1分30秒でかけ、繰り返します。

厚みがありますので600wまであげてもよいでしょう。このようにしてドライフルーツができあがります。そのままインテリアとして飾ったり、瓶に詰めて飾っても素敵です。

 

さて、時間と手間ひまが掛かると思われがちなドライフラワーを、時短&簡単に電子レンジで作る、プロが教えるマル秘術をお伝えしました。ここでお伝えしたシリカゲルの再生法も、ぜひ一度、試してみてください。

シリカゲルも(もちろん電子レンジも!)便利で繰り返し使えますので重宝します。今回の方法を知っていれば、気に入った花や思い出の花を、いつでも自宅でドライフラワーに出来ます!ちょっとしたプレゼントやお別れ、記念の品として、ドライフラワーを手作りすれば、心のこもったプレゼントとしてきっと喜ばれますよね。

ブリザーブドフラワーや造花のアーティフィシャルフラワーなど、鮮明な色合いの花のインテリアも人気がある一方で、最近ではドライフラワーのアンティークな赴きにも、ナチュラル派の人々に注目されています。

なお、電子レンジを使った乾燥の方法は、野菜などにも応用ができます。食用にはシリカゲルは使用しませんが、手軽に乾燥野菜を作って、非常用に保管しておくのもおすすめです。

まとめ

時短&簡単に電子レンジで作るドライフラワーの作り方

・耐熱容器に植物を入れて電子レンジでチン!繰り返すとドライフラワーに
・シリカゲルにドライフラワーをサンドイッチさせると、より短時間で
・シリカゲルは再利用可能!フライパンで3分ほど炒めて再生
・あじさいのドライフラワーは、枯れる間際に剪定すること!
・フルーツも電子レンジで繰り返して、時短でドライフルーツに


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