赤いバラの花言葉は、「情熱」ですよね。その他にも「あなたを愛しています」や「熱烈な恋」なども、有名です。
プレゼントとして定番の花といえば、バラ。中でもスタンダードな赤いバラは、華やかでパッと目を引きますので、贈り物として人気があります。よく、愛の告白やプロポーズなどで赤いバラが使われることが多く、恋愛に関係の深い、情熱的な花のイメージが強いのではないでしょうか?
深い愛情を表現する赤いバラの花言葉だけなら良いのですが、状態によっては真逆の、ネガティブな意味合いになることもあるのです。
そこで今回は、赤いバラの姿によって変わる、花言葉の違いをお伝えします。赤いバラを贈る時に、ちょっとした豆知識を知っていると、ロマンティックな花贈りができます。
赤いバラの花言葉を贈る☆
花姿で伝えるメッセージとは
赤いバラのつぼみを贈る
【 赤いバラの花言葉:つぼみ 】
★ 「純粋・愛らしさ・あなたに尽くす」
・ つぼみは、幼さや穢の無さを表しますので、純粋、愛らしさという花言葉になります。
計算のない愛という意味も込められており、「純粋な愛はいつか花が咲く=報われる」という隠れたメッセージもあります。
また、バラのつぼみ自体に「愛の告白」という意味もあることから、赤いバラのつぼみは「あなたに尽くす」という宣言メッセージでもあります。お金や地位ではなく、相手自身に惹かれたことを表すときにピッタリです。
トゲなしの赤いバラを贈る
美しいバラにはトゲがある、という言葉があるように、鋭いトゲがあるのもバラの特徴です。そんなトゲがない赤いバラも実はあります。
【 赤いバラの花言葉:トゲなし 】
★ 「プラトニックな愛」
・ トゲ自身には「不幸中の幸い」という意味合いがあるのですが、トゲのない赤いバラは、「プラトニックな愛」という花言葉になります。
トゲが無いことで花の見た目も優しくなり、心と心でつながった純粋な愛情を表現することができます。
トゲなしの赤いバラのつぼみを贈る
トゲのない赤いバラでつぼみの状態のときは、少々弱気な花言葉になります。恋愛経験がなく、ちょっと不安に思う気持ちを表します。
【 赤いバラの花言葉:トゲなしのつぼみ 】
★ 「愛するにはウブで怖い」
・ もし、愛情表現をされたり、告白されたりした時に、この人を愛せるか少し自信がないな…と感じた時のお返しに、トゲのない赤いバラのつぼみを贈るのはいかがでしょうか?
この赤いバラの花言葉を知っている相手であれば、あなたの不安な気持ちを察してくれるはずです。メッセージカードにこの花言葉を添えても伝わります。
赤いミニバラを贈る
ミニバラとは、普通のバラと比べて花の大きさや背丈が小さい品種のバラのことです。赤いミニバラは、「内気な愛らしさ」という花言葉があります。
【 赤いバラの花言葉:ミニバラ 】
★ 「内気な愛らしさ」
・ ミニバラは、大きなバラとは違った愛らしさを感じます。また、「猛烈な恋」という情熱的な花言葉もあります。
ちょっとシャイな相手に対して愛情を伝えたい時などに、赤いミニバラを贈ってみるのはかがでしょうか。
しおれた赤いバラを贈る?
しおれてしまったバラは、「はかない、つかの間」という花言葉になります。
【 赤いバラの花言葉:しおれたバラ 】
★ 「はかない、つかの間の愛」
・ 確かに、しおれたバラの花姿を見ると寂しい気持ちになります。赤いバラは愛情を表しますので、しおれた赤いバラは「つかの間の愛」を表現します。
何らかの事情で、これから愛を育むことができない相手に対して、自分の寂しい感情を伝えるために、しおれた赤いバラを使うのはいかがでしょうか。
つぼみ3本+開花1本の赤いバラを贈る
赤いバラの花言葉には、様ざまな表現が含まれていますので、合わせ技でメッセージを伝えることもできます。
【 赤いバラの花言葉:つぼみ3本+開花1本 】
★ 「あのことは永遠に秘密」
・ つぼみの状態の赤いバラ3本に、満開の赤いバラ1本を花束にすると、「あのことは永遠に秘密」という花言葉になります。
相手と、誰にも知られてはいけない秘密を共有しているのであれば、言葉や文字で直接伝えるのではなく、バラで伝えてみるのはいかがでしょうか。
多弁咲の赤いバラを贈る
多弁咲とは、花びらが何重にも重なった品種のことを言います。ひらひらとしたボリュームのあるバラになり、非常に見た目が華やかです。
【 赤いバラの花言葉:多弁咲 】
★ 「プライド、馬鹿にしないで」
・ そんな多弁咲の赤いバラの花言葉は「プライド」。誇りの高さを伺わせます。また、「馬鹿にしないで」という強いメッセージも込められていますので、贈る際にはちょっと注意してください。
相手にプライドを傷付けられた!…なんてときに贈るのもいいかもしれません。
一重の赤いバラを贈る
一重バラは、あまり見た目がバラっぽくないのが特徴です。見た目とリンクして、「静かな愛」という花言葉になります。
【 赤いバラの花言葉:一重 】
★ 「静かな愛と敬意」
・ 一重咲きのバラには、「素朴、単純」という花言葉もありますので、情熱的で燃え上がる恋愛というよりは、落ち着いた始まりかけの恋愛を意味しているのかもしれません。
また、「敬意」という意味も込められており、相手に対する尊敬を伝えます。
赤いバラの葉を贈る
バラの花ではなく、葉っぱの部分にも花言葉があります。バラの葉っぱ自体には、「希望」「諦めないで」といった意味があります。
【 赤いバラの花言葉:葉 】
★ 「あなたの幸運を祈る」
・ 赤いバラの葉の場合、「あなたの幸運を祈る」という花言葉になります。
ちなみに、バラは落葉樹ですので、役目を果たした葉は落ちてしまいます。相手を励ましたいときには、葉っぱがあえてついた状態の赤いバラを探して贈るといいかもしれません。
いかがでしたでしょうか。花姿の違いによる赤いバラの花言葉をお伝えしました。形が違うだけで、こんなにメッセージが変わるなんて驚きです!
花言葉の良さは、普段なかなか口にできない言葉や、表現するのが難しい微妙な感情を、花に添えて相手に伝えることができるところにあります。声にしなくても気持ちが伝わるって素敵なものです!
赤いバラは、特に愛を表現するときの色々な気持ちを表す花言葉が多いことがわかります。なかなか相手に自分の愛情を伝えるは、難しいものです。
ストレートに愛情を伝えるものもあれば、ちょっと意味深なメッセージまでたくさんありますので、あなたが相手に伝えたい気持ちにピッタリの姿の赤いバラを探してみてください。
まとめ
赤いバラの花姿で多様に変わる!繊細な愛の表現集
・赤いバラのつぼみ…「純粋・愛らしさ・あなたに尽くす」
・トゲなしの赤いバラ…「プラトニックな愛」
・トゲなしの赤いバラのつぼみ…「愛するにはウブで怖い」
・赤いミニバラ…「内気な愛らしさ」
・しおれた赤いバラ…「はかない、つかの間の愛」
・つぼみ3本+開花1本…「あのことは永遠に秘密」
・多弁咲の赤いバラ…「プライド、馬鹿にしないで」
・一重の赤いバラ…「静かな愛と敬意」
・赤いバラの葉…「あなたの幸運を祈る」