モイストポプリでアロマテラピーバス☆香り選びと作り方

モイストポプリでアロマテラピーバス☆香り選びと作り方
ポプリと言えば、ドライフラワーに精油(エッセンシャルオイル)を垂らしたものをイメージしますよね。確かに日本では、アメリカで一般的に使われているこのポプリが広がっています。

ただ、カラカラのドライフラワーを使うのはアメリカ流。少しばかり湿っているものも使える、塩と合わせて作るフランス流のモイストポプリもあるのです。このモイストポプリ、塩とアロマの両方の効果が期待できる、アロマテラピーバスが可能!

せっかくならダイエットに活用できて、ストレスも発散できるモイストポプリがおすすめ!ただ、その効能まで享受するには、精油選びはとても大切でもあります。

日頃はお部屋に飾って香りも楽しめるモイストポプリ。暮らしに活用してみたいですよね。そこで今回は、意外に簡単に楽しめるモイストポプリのバスタイムを楽しむための香り選びと、その注意点をお伝えします。

 

モイストポプリでアロマテラピーバス☆
香り選びと作り方

 

モイストポプリの香り選び、注意点

モイストポプリに使う精油。まず、選ぶ鉄則として、「100%天然かどうか」はとても重要!本来精油(エッセンシャルオイル)は、100%天然ものでなければいけません。

同じようなボトルに入っていても、合成香料を加えてあるポプリオイルや、アルコールなどで薄めたものまで…。効果が期待できないばかりか、人によっては合成香料に反応して、頭痛に悩まされることもあるほどです。

【 モイストポプリ:香り選びの注意点 】

★ 「エッセンシャルオイル」と書かれてあるものが鉄則!

・ 原料ハーブの学名、原産国、抽出部位、抽出方法、ロット番号、品質保持期限(使用期限、または製造年月日)、成分分析表(ケースの中に入っていたりネットなどで調べることができる)などの表記があれば、ほぼ間違いありません。

アロマテラピーの専門店や、アロマテラピーの本などで紹介されているメーカーのものであればまずは安心です。

 

モイストポプリの香り選び、値段で見極める

ここで前項でお伝えした内容…、「抽出部位」とか「成分分析表」とか言われても、「そんなこと言われても分からないわ!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

初めてでなくても、そんな細かい事まで知らないのも当然です。そこで、手っ取り早い見極め方があります。それは、ズバリ価格設定!

【 モイストポプリ:良い精油を見極める 】

★ 例えば、10mlのローズの精油を抽出するのに必要な花びらは約40㎏。これを聞くだけで、とても貴重な精油だということが分かるはず。

・ 抽出方法によっても違いますが、水蒸気蒸留法という方法で抽出されたものであれば、1本10mlのローズオイルは3万円以上。有機栽培のローズであればこの倍の値段になるのです。

 

モイストポプリの香りは、手頃なものもある

ただ、ローズ系の値段の高さは精油の中でも抜きん出ているのも事実。自分にムリのない価格帯で、同じような効能が期待できる、違う種類の精油をモイストポプリに選ぶのもひとつの方法!

【 モイストポプリ:手頃な価格帯の精油 】

★ 例えば、レモンやオレンジなどの柑橘系は、皮を絞って精油を抽出。抽出しやすい分値段も低く、10mlで1500~2000円程度で購入できます。

このように本物の精油であれば、原材料と抽出方法によって値段が異なっています。極端に価格の安いものや、均一価格の物は合成品である可能性が高いもの!避けたほうが無難です。

 

好きな香りを見つける

精油選びの一番の基本は、その香りが好きかどうか。お店に行って好みの香りを探してみるのが、最も間違えのない選び方です。

【 モイストポプリ:好きな香りの見つけ方 】

★ 例えば頭痛を和らげる効果が期待できる精油があったとします。

・ その香りが好きな方にはいいのでしょうが、嫌いな方がその香りを嗅ぐと、不快なわけですから、頭痛が悪化しないとも限りません。

アロマ効果で癒しを求めるのであれば、やはり好きな香りを選んでください。

 

モイストポプリの精油選び、注意点

これはモイストポプリに限られたものではないのですが、精油を使用する際の注意点がいくつかあります。前項で少し柑橘系の精油をお伝えしましたが、その他、スイートオレンジなど、柑橘系の精油をバスソルトとして使用した場合には注意!

モイストポプリでは塩とサンドイッチに挟んで行き、それをバスタイムに利用することも多いもの。柑橘系の注意事項は知っておいた方が良いのです。

【 モイストポプリ:柑橘系の精油を使う場合 】

★ 使用後すぐに日光に当たると、シミなどの原因になる場合も!

・ 4時間は肌を直射日光に当てないようにしてください。柑橘系の精油を使ったモイストポプリを溶かしてバスタイムを楽しむなら、夜がおすすすめ!

 

一番簡単!モイストポプリの作り方

ここまでモイストポプリでのアロマテラピー、香りの選び方をお伝えしましたが、今人気の一番簡単!モイストポプリの作り方をお伝えします。

【 超簡単!モイストポプリの作り方 】

① まずはみかんを食べます。

② 食べ終わって残った外皮を適当な大きさに切って乾燥。生乾きでも構いませんし、完全に乾かしても大丈夫!

③ オレンジスイートの精油天然塩ガラスの容器を準備。

④ 天然塩にオレンジスイートの精油を入れてよく混ぜます。

この時、塩200gに対して精油は25~30滴。(多すぎると肌を刺激するので適量を守ってください)塩200gで、バスソルトとして使うなら約5回分の計算です。

⑤ ガラスの容器に、まず塩を敷きます

⑥ 次にみかんの皮、塩、皮・・・と、順番に層ができるように重ねます。多少くずれても気にしないで大丈夫!

⑦ 最後は塩で終わってください。

⑧ 蓋をして1~2週間。熟成して香りが馴染んできます。

いかがでしょうか、とても簡単で驚き!オレンジの香りいっぱいのモイストポプリの完成!この他にも、ラベンダーの精油にラベンダーのドライフラワーを合わせるなどなど、まずは同じ植物の組み合わせから始めてみてください。

 

いかがでしたでしょうか、ポプリでもお風呂で楽しむなら、精油選びは丁寧にすると効能が堪能できて一石二鳥!尚、ドライフラワーのカスは掃除が大変なので、モイストポプリを出汁に使う袋などに入れて使うと便利です。

また、もうひとつの注意点。精油は揮発性の油状物質と言うことも意識してください。そのため、せっかく購入した精油、瓶のふたを開けっぱなしにしたり、暖かい部屋に置いておくと蒸発してしまいます。冷暗所で保管するようにするのが正解!

そして可燃性であることも注意して、火のそばには絶対におかないようにしてください!さらに効能が良いからと原液のまま直接肌に付けることにも注意し、小さな子供の手が届かない場所に保管してください。

アメリカとは違う、昔からヨーロッパ…、特にフランスで愛されるモイストポプリ。ドライフラワーにした花々を、岩塩などの塩と混ぜて使う方法を、本記事を参考に一度試して、その便利さとアロマバスの気持ちよさを実感してください!

まとめ

モイストポプリでアロマバスをする方法

・精油は100%天然由来のものを使用する
・値段に注意して選ぶと、選びやすい
・柑橘系など抽出しやすいものは精油でもお手頃
・効能が目的に合っていても、香り重視で選ぶ
・柑橘系の精油を使ったアロマバスは、夜に楽しむ
・みかんの皮とオレンジのモイストポプリが簡単!


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