初夏の花がガーデニング初心者に向いてる5つのワケ

そこで今回は初夏の花がガーデニング初心者に向いてる5つのワケをお伝えします。
ガーデニング初心者が最初に悩むことといえば、どんな花を選べば良いかですよね。それには成功率の高い初夏の花がうってつけです。初夏の花という言葉が短い期間だけの花のように感じられるかもしれませんが、実際には初夏から咲き始める花のことで、夏から秋、うまくすると翌年もまた花が咲くといった品種も多いのが特徴です。

日中暖かくなり、桜が咲く時期がガーデニングを始める一つの目安ですが、園芸売り場ではその頃になると夏に向かって商品の入れ替えが行われます。バラやアジサイなどの大物から野菜まで、最近ではどれも初心者にもむずかしくないと言われているものが多くなっていますが、ある程度の設備や手間は必要です。

出来れば最初のうちは、世話が単純な作業ですむほうがガーデニングを続けることができるでしょう。そこで今回は初夏の花がガーデニング初心者に向いてる5つのワケをお伝えします。



 

初夏の花がガーデニング初心者に

向いてる5つのワケ

 

丈夫でローメンテナンスな品種が多い


初夏の花にはアジアやアフリカの熱帯原産の花が多く、そのため強い日差しや乾燥、暑さに強くとても丈夫です。それらをさらに高温多湿の日本の気候に合うようにするため、品種改良が重ねられてきているので、初心者に向いていると言えます。

また、生産地では花をつけた苗を作るためにハウスの中で育てられていますが、暖房を切らさずに花を咲かせる春の花と違って、外気に触れて育っています。気温が安定している中で育った苗は元気なので、よりよい苗を購入することができます。

 

成長が早く植え付けてから短い間で完成形に近づく


初夏の花は育ち盛りの子どものようにぐんぐん大きくなります。早過ぎて姿が見苦しくなるものも多いくらいで、ツル状や這うように伸びるタイプの花は初心者にはやや手に余るかもしれません。

這うように伸びるのが、赤・黄色・ピンク・紫・白とバリエーションが豊富なペチュニアの代表品種であるサフィニア、それに似た形で少し小さい花がたくさんつくカリブラコア、先端に小さな青い花のつくアメリカンブルーです。

これらは初夏の花の主役格で店頭の大部分を占めるほどです。ただ、脇芽を増やさないとスカスカな部分ができてしまうのですが、花が咲いている状態でも茎を切るなどの作業は少しテクニックが必要です。詳しく解説しているサイトなどをよく読んで行ってみて下さい。

上手いくととても華やかで人目を引く花たちです。直立するタイプの初夏の花は、カーネーションの仲間のピンク系のダイアンサス、星形の赤やピンクの小さな花が集まって咲くペンタス、炎のような赤や黄色の花の形を長く保つケイトウなどたくさんありますから、これらでまず慣れておくのも良いかもしれませんね。

 

花だけでなく美しい色や模様の葉が楽しめるものがある


初夏の花には、花は目立たないけれどカラーリーフと呼ばれる葉を観賞するものがあり、主役にも脇役にもなる便利な存在です。代表的なカラーリーフには、コリウスヒューケラがあります。

熱帯生まれのコリウスは、ピンク・オレンジ・紫などの葉に「斑入り」といって2色の組み合わせで模様を作る様子が美しく100種類以上の品種があり、コリウスだけの寄せ植えができるほどです。大きく育つので見ごたえもあります。

ヒューケラは冬に枯れるコリウスに対して、ほぼ1年中葉をつけている宿根草です。色が独特で、グレイがかった青緑などどれもスタイリッシュです。鮮やかな色の多い初夏の花を上手に引き立ててくれますし、一度植えれば長持ちするのが嬉しいところです。

 

秋になっても花が咲き続ける


初夏の花には、ニチニチソウ、ヒャクニチソウ、センニチソウという、花が長く咲き続けるという意味の名前のついた花があります。ニチニチソウはピンクや白の5枚の花びらで直径1㎝以下から5㎝以上まで形もいろいろな種類があります。

ヒャクニチソウは主にジニアという名で流通していて、キクに似た濃い赤や黄色などの花が日差しによく映えます。キイチゴに似た形のピンクや赤の花が可愛いセンニチソウはドライフラワーにもできます。ピンクやオレンジのインパチェンスは、バラのような八重咲品種のフィエスタが人気です。

サルビアは赤以外に紫やブルーもあり涼しいイメージも作れます。マリーゴールドは春菊を強くしたような独特の香りが虫を寄せ付けにくく、暑さや乾燥にとても強いのが特徴です。いずれも姿が乱れにくく10月過ぎまで花が咲き続けるので駅前などのコンテナ花壇によく植えられています。

色が途中で変わる珍しい花がランタナで、小さな花をブーケにしたような形の花が咲きますが、一つの株でオレンジ→赤やピンク→クリームなど何種類もの変化する色が見られ、その様子からシチヘンゲ(七変化)の別名があります。熱帯では雑草として嫌われているほどで、株が大きくなり花も長く咲き続けます。

 

いろいろな用途で楽しむことができる


香りのある花が増えてくるのも初夏の花の特徴です。代表的なものは鉢植えでも売られているクチナシで、水をやり続ければ毎年咲きますし、地植えにするか大きな鉢に植え替えていくと大きくなって花の数も増えるので、意外に初心者でも難しくありません。

ハーブの花も初夏の花の中で重要な存在です。人気のラベンダーは、西日のきつい高層階のベランダでも育つ強い品種が出てきました。また、切り花にできる紫色のアメジストセージや、オレンジや黄色の花を食べられるナスタチウムなど、様々な楽しみ方ができます。

 

いかがでしたでしょうか。一つ注意したいのは、苗を選ぶ時には安い苗よりはブランドの名前の入っている少し高めの苗、土も100円ショップよりはホームセンターなどで売っている園芸用の土を使うようにしてください。

また、水やりのルールとして「葉や花にかからないように根元にだけ水をあげましょう」というものがありますが、「新鮮な空気を根に通してあげる」つもりで水やりを心がければ、少しくらいかかっても平気です。

夏の熱中症対策とは逆に、のどが乾いてから水をたっぷりあげるのがコツです。初夏の花は少しくらい乱暴に扱っても大丈夫なので、子どもと一緒にガーデニングをするのも良いかもしれません。ぜひ、気軽に楽しんでみてくださいね。

まとめ

初夏の花がガーデニング初心者に向いてる5つのワケ

・丈夫でローメンテナンスな品種が多い
・成長が早く植え付けてから短い間で完成形に近づく
・秋になっても花が咲き続ける
・花だけでなく美しい色や模様の葉が楽しめるものがある
・いろいろな用途で楽しむことができる