結婚祝いのプレゼントでは、なんといっても花束が定番でしょう。なにか品物でのプレゼントをする際にも、花束をつけて贈るとより一層祝福の気持ちが伝わります。しかし、結婚という特別なお祝いに誤った花選びをしてしまうのが、不安だと感じている人も多いのではないでしょうか。
しかし、結婚祝いのプレゼントに花束を贈る時には、仏事用の花でなければ基本的に祝福や幸福、愛情を意味する花ならば、どのような花でも問題ありません。肝心なのは、花束を作るときの花の組み合わせです。
結婚祝いのプレゼントの花束には、華やかさと色合いのセンス、新郎新婦のイメージにあった花を選ぶ事がポイントなってきます。式場に結婚祝いのプレゼントを贈るならば、受付を彩る花も選びたいでしょう。
そこで今回は、結婚祝いのプレゼントに最適な花束の組み合わせの代表例を具体的に6つご提案します。
結婚祝いのプレゼントに☆
おススメの花束組み合わせ
ピンク系のバラとユリの花
祝福の気持ちが誰よりも大きい、その気持ちを結婚祝いのプレゼントに表したいという人は、ピンク系のバラとユリの花を組み合わせてボリュームも満点、見た目にも豪華な花を組み合わせて、結婚祝いのプレゼントの花束にしましょう。
【ピンクのバラの花言葉】
・「上品」「満ち足りた」「光輝く」「美しい少女」
【ユリの花の花言葉】
白いユリはブライダルシーンで人気が高い、凛とした花です。
・白いユリがおすすめ 「純潔」「純粋」
・カサブランカも 「高貴」「純潔」
ユリは高さもありますし、バラはとにかく優雅で豪華。結婚祝いのプレゼントにピッタリです。バラは愛情を意味しますし、ユリは新たな門出を祝福したり、愛情を伝える花です。特に親しい友人の結婚祝いのプレゼントにおススメの組み合わせでしょう。
ただし、ユリの花は色によって結婚祝いのプレゼントにふさわしくない花言葉を持つものもあります。できれば白いユリを贈りたいもの。他の色を結婚祝いのプレゼントに添えたいならば、贈りたい気持ちの花言葉を、メッセージカードに添えて贈りましょう。
オレンジ系のバラに白いキキョウの花
笑顔にあふれて、元気一杯の新郎新婦に結婚祝いのプレゼントで花束を贈るなら、オレンジ系のバラと白いキキョウの花を組み合わせて結婚祝いのプレゼントの花束にしましょう。オレンジの色の花は、元気な印象を受けます。
【オレンジ系のバラの花言葉】
・「無邪気」「爽やか」
【キキョウの花言葉】
・「永遠の愛」
また結婚祝いのプレゼントに、白い花にかすみ草などのおとなしめな花ではなく、キキョウを選ぶことで、とにかく明るい印象を与えることができます。キキョウの花言葉の「永遠の愛」は、まさに結婚祝いのプレゼントに最適です。
濃淡別の3色のピンクのバラ
日頃から身につけている洋服も可愛く、持っている小物も可愛い新婦の結婚祝いにプレゼントをする花束は、たくさんのピンク系のバラを選びましょう。
ただ、ピンク系のバラと言っても、一色ではなく、白に近いピンク、薄ピンク、濃い目のピンクといったように濃淡で3色ほどのバラを結婚祝いのプレゼントに組み合わせると、より一層、可愛らしさが増します。
【ピンクのバラの色別花言葉】
ピンクのバラは、その微妙な色の違いでも花言葉が違います。
・ダークピンク 「感謝」
・明るいピンク 「可愛い人」「愛している」
・大輪のピンク 「赤ちゃんができました。」
可愛いものが大好きな新婦の結婚祝いのプレゼントには、喜ばれること間違いありません。
キャメルアンティークのバラとかすみ草
新婦のウエディングドレスの色が真っ白ではなく、エクリュなどのオフホワイト系だという情報が事前にわかっている場合や、普段からハイセンスなファッションをしているカップルの結婚祝いにプレゼントする花束には、ちょっと変わったお洒落な演出をしたいところです。
そんなオシャレカップルへの結婚祝いのプレゼントには、キャメルアンティークカラーのバラとかすみ草という白色と白色の花を組み合わせて花束を贈りましょう。
【かすみ草の花言葉】
・「感謝」「幸福」
【キャラメルアンティークの花言葉】
・「愛らしい」「新鮮」「満足」
白には、純白、無垢という意味があるので結婚祝いのプレゼントには最適ですし、あえて色物を入れないことでセンスがいい結婚祝いのプレゼントの花束になります。
ひまわりとビタミンカラーのバラ
新郎新婦両方と親交があって、2人を心から祝福したいという結婚祝いのプレゼントには、ひまわりとバラの組み合わせの花束がおすすめです。バラは女性らしい印象がありますが、ひまわりをプラスすることで男性にも合う結婚祝いのプレゼントの花束になるのです。
【ひまわりの花言葉】
・「あなただけを見つめる」「愛慕」
また、黄色のひまわりは見ているだけでおめでたい気持ちになります。昔はその堂々とした姿で、「太陽の花」「黄金の花」と太陽神として愛された花。
そこにバラをプラスすることでフォーマルな印象をつける事ができるのです。バラは、ひまわりに併せて黄色やオレンジ系のカラーがいいでしょう。
サムシングブルーの花束で花嫁の幸せを
欧米では、結婚祝いのプレゼントの花束には、サムシングブルーの花、すなわち、青色の花を贈ることが好まれています。結婚が成功して新郎新婦が幸せになれる、という言い伝えがあるのです。
そのため、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、結婚祝いのプレゼントに青色のバラなどを結婚祝いにプレゼントするのも喜ばれます。
【青色のバラの花言葉】
・「奇跡」「神の祝福」
結婚祝いのプレゼントには、2人が出会った奇跡を祝福するという意味も込めて贈りましょう。組み合わせには、きれいなブルーをより一層引き立たせる白いバラやかすみ草などの花を選びましょう。
いかがでしたでしょうか。結婚祝いのプレゼントの花束は、華やかな色を選ぶのが基本です。けれども、ただ明るい赤やピンクの花を選べばいいというものではありません。新郎新婦が普段どのような趣味なのか、どのような性格なのかを想像し、結婚祝いのプレゼントに相応しい花束の色合いをまず想像することから始めてみましょう。
今回の例では新婦の印象や性格、また、新郎新婦の雰囲気などを花束と花言葉で表し、祝福を伝える花選びをお伝えしました。
結婚祝いのプレゼントに相応しい、お祝いの花といっても、様々あります。そのなかでの花選びは大変ですが、花屋さんにすべてをお任せしてしまうのではなく、自分が花の種類と色を選んであげるプロセスを大事にしましょう。
ポイントとなるのは、可愛らしいイメージはピンク、元気で明るいイメージがオレンジや黄色、また洗練されたイメージはホワイトという色選びです。そこに自分なりのオリジナリティをプラスしてみましょう。
まとめ
組み合わせで違う印象に!結婚祝いの花束のポイント
・豪華になるピンク系のバラとユリの花の組み合わせ
・元気いっぱいのオレンジ系のバラに白いキキョウ
・可愛い新婦にピンクのバラを濃淡別に3色の組み合わせ
・お洒落にキャメルアンティークのバラとかすみ草
・新郎新婦2人に祝福の気持ちを贈るひまわりとバラ
・欧米流な結婚祝いはサムシングブルーの花束を