アボカドの育て方はとっても簡単!美味しい上に栄養価がとても高く「森のバター」として有名なアボカド。そんなアボカドを自宅で簡単に育てることができたら素敵ですよね。
実はアボカドの育て方とても簡単で、残った種で簡単に栽培を楽しむことができます。また、アボカドの樹はまっすぐに伸びた細い幹と大きな葉っぱがおしゃれで、インテリアとして楽しみこともできるのも魅力!
なので、観葉植物としてもアボカドは人気!インテリアとしても大活躍のアボカドの樹を部屋に飾って、しかも収穫まで楽しめたら、ちょっとおしゃれですよね。
そこで今回は、残った種から栽培を始めるアボカドの育て方をお伝えします。この記事を参考にアボカドの育て方をマスターして、観賞用としても食用としてもアボカドを楽しんでください。
アボカドの育て方☆
残した種で栽培を楽しむ方法とは
アボカドの種まき
アボカドの種は乾燥に弱いので、食べるために種を取り出したら、そのまますぐに植え付けてしまうのがコツ。植え付け時期に適しているのは5月~7月頃。気温が20℃前後にならないと発芽しないので注意してください。
種は寒さに弱いので、寒い時期に植えつけるのは、あまりおすすめできません。
【 アボカドの育て方、種まき 】
★ 種を良く洗って、そのまま土に半分ほど植えてください。上半分は土から出ていて大丈夫!
・ 植え付けの際、種には上下があるので注意。平らな方が下で、尖っている方が上。植えつけ終わったらたっぷりと水を与え、そのまま様子を見ます。
アボカドは植えてから芽が出るまで、物凄く時間がかかります。何か月も芽が出ないこともあるので、気長に待つつもりで様子を見守ってください。
芽が出てからの管理
アボカドは大きくなれば比較的丈夫な植物なのですが、芽が小さい間は枯れやすいので注意が必要。
【 アボカドの育て方、芽が出てから 】
★ この時期は夏の暑さにも冬の寒さにも弱く、外に出しておくと枯れてしまうことも多いので、部屋の中で大事に育てて◎。
・ 芽が出てからはとても成長が早くグングン大きくなりますが、可能な限り室内で育てると安心。
実を収穫するつもりがなく、そのまま観葉植物として室内で楽しみたい場合は、手ごろな大きさまで育ったら摘芯して成長を抑えます。
アボカドの水やりと管理場所
アボカドには表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に芽が小さいうちは水を多く必要とするので、水切れを起こさないように注意!
【 アボカドの育て方、日当たり 】
★ また、アボカドは日当たりの良い場所を好みます。なので、室内で育てる場合も明るい日向で管理するようにしてあげてください。
アボカドの植え替え
そうして、育てていくとアボカドは驚くほど大きく成長!最大で25mにもなることがあるので、先ほどお伝えした通り、室内で育てたい場合は、適度な大きさで摘芯するのがおすすめ。
【 アボカドの育て方、植え替え 】
★ 大きく育てたい場合は、ある程度育ったら鉢植えから露地植えに移行。植え替えに適した時期も5~7月頃。
・ 暑すぎる時期でも、寒すぎる時期でも、苗が傷んでしまうので、この時期に植え替えるようにしてください。
アボカドの冬越し
ただし、アボカドは熱帯の植物のため、少し寒さに弱いです。なので、寒い地域の場合は露地植えの際に注意が必要。
【 アボカドの育て方、冬越し 】
★ 東京から南の地域なら、冬も外に出しておいて大丈夫なので、露地植えしても問題ありません。
・ 外で大きく育てたい場合は、日当たりの良い暖かな場所に植え付け!ただし、寒い地域の場合は露地植えすると、冬越しできずに枯れてしまう可能性があります。
目安として、冬の気温が-5℃を下回る地域での露地植え栽培は少し難しい、と考えて判断してください。
人工授粉について
露地に植え替えた場合、そのまま育てると更に大きく成長し、何年か経つと花を咲かせることが…。そうなったら、収穫のチャンス!ただし、その際のアボカドの育て方には注意点があります。
普通の果物なら花が咲けば自然と収穫できるものも多いのですが、アボカドはこのまま放置しておくと、実を結んでくれません。アボカドは雌雄異熟花と言い、雄花と雌花が同時に花を咲かせないのです。
【 アボカドの育て方、収穫準備 】
★ アボカドの実を収穫する場合には、人工授粉。雄花が咲いたらそれを摘み取り、冷蔵庫に入れて保存しておきます。
・ 雌花が咲いたら、保存しておいた雄花を取り出し、綿棒でその花粉を雌花につけて受粉!
これで収穫の準備は完了!実が大きくなれば、収穫することができます。
いかがでしたでしょうか、ここまでアボカドの育て方をお伝えしてきました。アボカドの育て方は簡単な上、大きくなるとかなり丈夫なので、観葉植物としてもおすすめ!長くアボカドの樹を楽しむことができるはずです。
ただし、実を収穫したい場合のアボカドの育て方は、少し難易度が高め。苗を大きく成長させなければならない上に、人工授粉の手間もかかります。
ただ、手間がかかるだけで、すぐに枯れる心配はほとんどありません。なので、ぜひ大きく育ったら実の収穫にも気軽にチャレンジしてみたいもの。種が簡単に手に入るため、気楽にチャレンジできるのも、アボカドの育て方の魅力のひとつ!
ぜひ、この記事を参考に、アボカドの育て方をマスターして、自宅でアボカドの栽培を楽しみましょう!
まとめ
簡単なアボカドの育て方
・植え付け時期は5月~7月
・種は平らな方を下に植えつける
・芽が小さい間は室内で管理する
・日当たりの良い場所で育てる
・大きくなったら露地植えへ
・収穫には人工授粉が必要