あじさいの花言葉まとめて紹介!花の色で違うその意味とは

初夏の花屋さんの店頭に並べられた色とりどりのあじさいは、その花色の上品さと華やかさ、枯れにくさから贈り物にとても喜ばれる花なのですが、花を贈るときに気になるのがその花言葉。あじさいの花言葉は「浮気」や「無情」などネガティブなものが有名ですが、あじさいの語源は「藍は集まったもの」からきていて「団結」「友情」や「平和」という花言葉ももっています。

であれば心配することなく家族や友達にも贈れますね。最近は品種改良が進み八重の華やかなあじさいや七色に輝く花色をもつものまで毎年まずらしい品種が出てきていて、選ぶ楽しみもあります。今回はあじさいの花言葉についてまとめさせていただきました。

 

あじさいの花言葉まとめて紹介!
花の色で違うその意味とは

 

すべての色のあじさいの花言葉は浮気です

あじさいの花色はつぼみのころは白色に近いクリーム色、開花とともに青やピンクに色づき始めます。他の花にはないあじさいの魅力でもあるのですが、変化する花色から移り気を連想させて浮気となったのですが、蝶の卵から幼虫へ、幼虫からさなぎになり蝶になる変化はより美しくなるための前向きな解釈になるのに、どうしてあじさいの花色の変化はネガティブな解釈になってしまったかははっきりしていません。

 

すべての色のあじさいの花言葉は冷淡です

普段目にするあじさいのほとんどが品種改良されたセイヨウアジサイがほとんどですが、日本のあじさいは平安時代の万葉集に出てくるあじさいが最古の記録として残っていますが、もともとは山野にはえるガクアジサイが主流でした。自生のあじさいの色は白から濃い藍色に変化するためあじさいの花の色といえば極めて寒色の青をイメージすることが多かったためこの花言葉がつきました。

 

すべての色のあじさいの花言葉は辛抱強いです

梅雨の雨にうたれ続ける様子からつけられました。かつて、日本で自生していたガクアジサイの白と山の修行僧、雨に打たれると滝に打たれ苦行を行うがイメージとして重なったからといわれていますが、花言葉が言われるようになった時代の方に今の華やかに品種改良されたあじさいをみたら、別の花言葉がついたかもしれませんね。このほかに花期が長いことからつけられたとも言われています。

 

すべての色のあじさいの花言葉は友情です

あじさいの花を絵に描くときほとんどの人が丸くて小さな花の集合体を書かれます。一つ一つの花と思われている部分も本来は額の部分で、本来の花は額の内側のひげのような部分なのです。小さな花がたくさん集まって一つの花を作っている様子からこの花言葉がつきました。

児童書「スイミー」で小さな魚が集まって大きな魚を作り、他の魚から身を守るおはなしがあります。魚たちの気持ちは描かれてはいないのですが、友情って小さな力の集合体のようで互いに高めあっていくという意味ではあじさいにふさわしい花言葉ですね。

 

白色のあじさいの花言葉は寛容です

最近品種改良された株は最初からピンクや青になっているものも多いのですが、もともとあじさいのつぼみは白またはクリーム色が一般的でした。そして花が開くとき土壌のPHが酸性だと青色にアルカリ性だとピンク色に変わっていきます。変化に柔軟にできる様子からこの花言葉がついたといわれています。白色のあじさいで人気の品種はタマアジサイやアナベルがあります。

 

青色のあじさいの花言葉は忍耐強い愛です

花言葉の意味は花から受けるイメージや生息の性質でつけられることが多いのですが、この花言葉にはかの有名なシーボルトが登場します。シーボルトは江戸時代に医師として来日し、お滝さんと恋仲になります。任期を終え帰国の途に就きますが、鎖国時代であったためお滝さんを日本に残し帰国となります。

ですが、忍ぶ恋心は残ります。シーボルトは植物学者でもありました、日本の植物を紹介する際の青いガクアジサイにお滝の名前から「オタクサ」とあじさいを紹介したことからこの花言葉がつきました。青色のあじさいで人気の品種はスミダハナビやポップコーンです。

 

ピンク色のあじさいの花言葉は元気な女性です

花言葉は国によって違います。ピンク色のはフランスからやってきたもので、フランスであじさいが咲く時期はからっと晴れていてさわやかな季節です。カラッと晴れているが元気という解釈になり、ピンク色が女性を表していることからこの花言葉がつきました。花言葉はもともと海外から来た文化で日本独自のものもありますが、そのまま使われているものも多くあります。ピンク色のあじさいで人気の品種はピンクアナベル、ソレイユがあります。

 

あじさいの花言葉いかがでしたでしょうか。

ポピュラーな花だけに本当はまだまだ花言葉があるのですが、あまりにもたくさんありすぎて紹介しきれません。「一家団欒」「知性」「謙虚」などなど・・・もともと一番有名な花言葉「浮気」があまりにもネガティブなので生産者側でつけた花言葉なんていうのもありました。

花屋さんで鉢植えを販売するときに、花に品種をかいた名札がついているのですが、ほかの花が品種名だけ記載されているのに対して、バラとあじさいは名前と一緒に花言葉が付いていることが多いです。それだけ贈り物として人気の花という解釈もできますが、いろいろあじさいはありますが、花姿だけでなく花言葉も気にして贈りたいときの参考にしてみてください。

 

まとめ

あじさいの花言葉まとめて紹介!花の色で違うその意味とは

・すべての色のあじさいの花言葉は浮気です
・すべての色のあじさいの花言葉は冷淡です
・すべての色のあじさいの花言葉は辛抱強いです
・すべての色のあじさいの花言葉は友情です
・白色のあじさいの花言葉は寛容です
・青色のあじさいの花言葉は忍耐強い愛です
・ピンク色のあじさいの花言葉は元気な女性です


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