バジルが育てやすいハーブとして選ばれるワケ

バジルが育てやすいハーブとして選ばれるワケ
バジルはハーブの中でも初心者にも育てやすいことで知られています。お料理に使いやすいバジルを上手に育てる事ができたら良いですよね。バジルはシソ科の植物で別名をバジリコ、メボウキと言います。

バジルを育てる上で大切なのは水をたっぷりと与えることと、強い直射日光を避けることです。一般的なバジルは「スイートバジル」で、ほかにもブッシュバジルやレモンバジルなどがあります。

本来は冬を越す多年草であるバジルですが、寒さに弱いため一年草と考えた方が良いです。ハーブの中でも丈夫で、たくさんの葉を長く収穫できるバジルはお料理の香りを良くして、彩りを添えてくれます。

いくつかのポイントを守ることで初心者の方にも育てやすいハーブですのでぜひ生活に取り入れていただきたいです。そこで今回はバジルが育てやすいハーブとして選ばれるワケについてお伝えします

 

バジルが育てやすい

ハーブとして選ばれるワケ

 

苗から育てることができる

バジルは種からも育てることが可能ですが、初心者の方は苗から育てた方が簡単です。市販の苗はお手頃で、どんどん収穫ができるバジルはコストパフォーマンスがとても良いです。良い苗の選び方は株全体がしっかりとしていて節が詰まり、葉が多いものです。

グラグラしていたり、茎がひょろっとしているものは避けます。また、葉の緑色が濃くてきれいなものが良いです。特にハーブは口に入れる目的である場合が多いので、しっかりと葉の状態を見ることが大切です。

 

プランターでも栽培できる

ジルはプランターで育てることができるので、お庭がない場合でもベランダで育てることができます。幅が40センチほどのプランターが良いです。用土は野菜栽培用の培養土を使います。苗を植える時期は4月~6月頃で、プランターに8割くらい土を入れて、苗を中心に置き周りに土を入れて安定させます

直射日光を避けた日当たりの良い場所で、土が乾燥しないように管理をします。プランターで育てる場合は地植えよりも水切れをしやすいので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。また、5月から10月頃は肥料を定期的に与えます。

 

日当たりと水やりに気を付ける

バジルは比較的管理が楽ですが、日当たりと水やりに気を付ける必要があります。バジルは生育適温が20~30度なので、日本の屋外で越冬することはできません。また、日当たりを好みますが夏の強い直射日光があたる場所は葉焼けをおこすので、半日陰になる場所が適しています

水を好みますが、常に湿った状態にならないように、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにします。水切れによる土の乾燥を避け、常に湿った状態にしないことを頭に置きながら水やりを上手にコントロールする必要があります

 

お部屋で育てることもできる

日当たりが良ければ室内でも育てることができます。1株を鉢植えにすると場所を取らず管理がしやすいです。鉢が小さいと水やりを忘れてしまいがちですが、バジルにとって乾燥は良くないので、土の表面が乾いたら鉢の底からあふれる位たっぷりと水を与えます。室内で管理ができれば、さっとお料理の時に収穫ができてすぐに使う事ができます。

 

料理に必要な分だけ収穫ができる

脇芽を残しておくとまた次々に新芽が出て、新しい芽を収穫できます。また、収穫していくうちに草丈が20センチほどになったら頂点から二節下のあたりをはさみで切り取り、摘芯をします。

摘芯とは茎の先端を摘み取る剪定方法のことで、花が咲く前に茎の頂点にある芽を摘み取ることで、養分が新しい枝や葉に使われるため葉の生長が促され、収穫量を増やすことができます

摘芯した葉も料理に使うことができます。バジルは10月頃まで長く収穫ができ、ピザやパスタなどの料理にぴったりです。一度に必要な分だけ収穫してフレッシュな状態で楽しんでいただきたいです。

 

いかがでしたでしょうか。バジルは土が乾燥しないように気を付け、直射日光での葉焼けを起こさないような場所で育てることを心がけるだけで簡単に育てる事ができるハーブです。初心者の方は種からよりもしっかりと育った市販の苗を購入することをおすすめします。

葉の緑色が濃く鮮やかで、株がしっかりとしているものを選ぶと良いです。また、鉢植えやプランターで育てることができるので、お庭がない場合でもベランダで育てることができます。また、お庭でも移動が可能なプランターの方が管理が楽です

ひとつの鉢に1株植えても良いですし、プランターに2~3株間隔をあけて植えても良いです。さらに鉢植えはコンパクトなので室内でも育てることが可能です。日当たりと水やりなどの管理に気をつけると収穫をしてすぐにお料理に使うことができて便利です。

収穫は10月頃までできるので、しっかりと最後まで収穫するために草丈が20センチほどになったら茎の頂点にある芽を摘み取る摘芯をします。摘芯をすることで養分が葉に行き渡り、収穫量を増やすことができます。比較的管理が楽でお料理に取り入れやすく、長く収穫ができるバジルをぜひ育ててみてください。

まとめ

バジルが育てやすいハーブとして選ばれるワケ

・丈夫な苗から楽に育てられる
・プランターで育てることが可能
・管理で気を付けるポイントが少ない
・お部屋で育てることができる
・必要な分だけ収穫して使える


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