誕生花などの花、「誕生日のお祝いに贈るなんて古い…。」。そんな風に思っている男性も多いですよね。でも実は、最近フラワーギフトの人気が、女性の間で再燃してきているのです!
特に誕生花のプレゼントは、相手のことを考えて選んだことが、よく伝わる素敵なギフト。サプライズ感もあって、誕生日のロマンチックな演出になりそうです。
「でも、花のことなんて詳しくないし、誕生花の種類なんて分からない…。」という方や、「フラワーギフトの用語が分からなくて、花屋で頼みづらい…。」なんて方も、多いかもしれません。
出来ることなら花屋に行く前に、花の種類やアレンジをばっちり押さえて、スマートに注文したいですよね。そこで今回は、女性の心をがっちりつかむフラワーギフトと、それぞれのギフトにおすすめの誕生花の例を詳しくお伝えします。
誕生花のフラワーギフト☆
女子が喜ぶ7つのアレンジ
誕生花に、シンプルな花束
フラワーギフトと聞いて最初に思い浮かぶのが、花束。花束ギフトのポイントは、何といってもアレンジの自由さ。
大抵のフラワーギフトは、ある程度の希望だけ伝えて、花屋の店員さんのセンスにお任せとなるケースが多いですが、花束は自分のセンスで選ぶことも可能です。同じ花を何本もまとめてもいいし、好きな花や葉を組み合わせても素敵!
【 誕生花アレンジ☆花束 】
★ 花束アレンジは他のアレンジに比べて、縦ラインを活かせるのがポイントなので、すらりとした印象の花には特におすすめです。
・ 花束アレンジにおススメの誕生花…カラー(6月)、チューリップ(2月、3月)、トルコキキョウ(9月)など
誕生花のブーケアレンジ
「ウェディングブーケ」でお馴染みのブーケですが、「ブーケと花束って何が違うの?」と思う方も多いかもしれません。それもそのはず、ブーケはフランス語で「花束」という意味なので、元々は同じ言葉。
これを日本では、縦のラインを活かしたものを「花束」、短く切った花でつくる丸みを帯びたものを「ブーケ」と呼んで区別しているのです。
【 誕生花アレンジ☆ブーケ 】
★ 最近では花瓶にささなくても、アレンジ単体で飾れるブーケなど、種類も豊富。花の種類を問わないことからも人気急上昇中です♪
・ ブーケアレンジにおススメの誕生花…スズラン(5月)、カーネーション(1月、5月)、ボタン(6月)
誕生花のかごアレンジ
フラワーアレンジの代表が、かご型のボックスに花を詰めたかごアレンジ。このアレンジのいいところは、花瓶を用意する必要がないというところ!独り暮らしをしていたりすると、「花瓶が家にない!」という女性も少なくありません。
相手の方に日常的に花を買うイメージがなければ、このようなアレンジを贈るのがおすすめ。大きめの花屋であれば完成されたギフト用のアレンジも、たくさん用意されているのも便利なメリット。
【 誕生花アレンジ☆かご 】
★ 「花をどう組み合わせればいいのか迷う…。」というフラワーギフト初心者さんでも安心です。
・ かごアレンジにおススメの誕生花…ひまわり(7月、8月)、カトレア(12月)、ユリ(7月、10月)
誕生花をフラワーボックスに敷き詰めて
近年陰のブームとなりつつあるのが、フラワーボックスアレンジ。底の浅く広い箱一面に花を敷き詰めた贅沢なデザインが、まるで宝石箱のようだと女性の間で大人気です。
写真映えしてSNS上でも話題になるフラワーボックスは、流行に敏感な女性に贈れば喜ばれること間違いなし!
【 誕生花アレンジ☆フラワーボックス 】
★ 「華やかで高級感がある」というところがポイントのアレンジなので、1輪でも存在感のある誕生花を選ぶのがコツ。
・ フラワーボックスにおススメの誕生花…バラ(6月、12月)、ガーベラ(7月、10月、11月)、ダリア(9月)
誕生花をフラワーリースに
フラワーリースは、壁に飾るスタイルのフラワーギフト。季節を問わず出回る定番人気のアレンジで、他のアレンジでは少し地味になりがちな花でも可愛らしい雰囲気にまとめてくれます。
以前のフラワーリースはドライフラワーでつくるケースが多かったのですが、最近では種類によって完全に乾かさない状態でリースにしてあることも。
【 誕生花アレンジ☆リース 】
★ 生花のフレッシュ感も、ドライフラワーとして長く楽しめる嬉しさも味わえるフラワーリースは、花のお手入れが苦手な方にも喜ばれるアレンジです。
・ フラワーリースにおススメの誕生花…スミレ(3月)、デイジー(4月)、フリージア(2月)
誕生花の可愛い鉢植えギフト
誕生花によっては、アレンジギフトにはあまり向いていない種類もあります。だからといって、諦めるにはまだ早い!最近では、切り花だけでなく鉢植えも花屋の店頭でギフトとしてラッピングされることも多いのです。
鉢植えの魅力は何といっても持続性。丁寧にお世話してあげる限り、種類によっては半永久的に楽しめます。
【 誕生花アレンジ☆鉢植え 】
★ 特に園芸好きの女性であれば、切り花よりも喜ばれしまうかも。選んだ鉢や寄せ植えのアレンジがいつまでも楽しんでもらえるので、工夫のし甲斐もあるギフトになります。
・ 鉢植えにおススメの誕生花…ジムナスター(別名・都忘れ、8月)、シクラメン(11月)、ポインセチア(12月)
誕生花のプリザーブドフラワー
鉢植えも生花も、「いずれは枯れてしまうと思うと、もったいない…。」そんな方には、プリザーブドフラワーのギフトがおススメ。
【 誕生花アレンジ☆ブリザーブド 】
★ プリザーブドフラワーとは、特殊な液に漬けた花を乾燥させてつくるもの。
・ 見た目は生花とほとんど変わりがないのに、枯れずに半永久的に楽しめるのが魅力!
水をやる必要がないので手入れが簡単な上、飾る場所も選ばないので、花の扱いが苦手な方でも嬉しいギフトです。
いかがでしたでしょうか、フラワーギフトのアレンジと一口にいっても、アレンジの種類によって長所が異なる性質を利用することが、おしゃれアレンジのポイント。
ギフト選びが一見難しく感じるかもしれませんが、アレンジごとの向き・不向きのポイントだけ押さえてしまえば、自由に好きなアレンジを選んでOKなので、あまり難しく考えすぎず選べちゃいます。
また、今回おススメの誕生花としてお伝えしたのは、ごく一部の種類。誕生花は国や地方によっても様々な種類があり、ギフト向きの花や不向きな花なども様々です。
今回は、花屋の店頭で比較的手に入りやすい誕生花をお伝えしましたが、誕生月の花だけでなく、誕生日の花を調べて贈ってみるのも素敵!素敵なフラワーアレンジで、思い出に残る誕生日をお祝いしてください。
まとめ
誕生花のフラワーギフトアレンジ
・カラー、チューリップにおすすめの花束アレンジ
・スズラン、カーネーションにおすすめのブーケアレンジ
・ひまわり、カトレアにおすすめのかごアレンジ
・バラ、ガーベラにおすすめのフラワーボックス
・スミレ、デイジーにおすすめのフラワーリース
・ジムナスター、シクラメンにおすすめの鉢植え
・半永久的に楽しめるプリザーブドフラワー