クリスマスリースは、クリスマスシーズンになると雑貨店やフラワーショップなどで販売されているのをよく見かけますよね。もちろん市販のクリスマスリースを購入して玄関に飾るのもいいですが、おしゃれな海外風のクリスマスリースを手作りしてみてはいかがでしょうか。
クリスマスリースには、魔除けや農作物の豊作祈願、幸せを家に呼び込むといった意味が込められています。そのため、自分で作ったほうがより思いを込めることができるのです。
クリスマスリースを手作りする時にポイントとなるのは、使う素材と色使いです。海外では、クリスマスリースの本来の意味を踏まえた材料や色が使われています。
そこで、自分で作ることができる海外風のクリスマスリースのレシピを7つ、欧米では知られているクリスマスの素材の意味合いや言い伝えとともに、ご説明します。
クリスマスリースなら☆
海外風7つの手作りレシピ
針葉樹の葉とヒイラギの赤い実を使う
正統派のクリスマスリースの素材として使われるのが、ヒイラギの葉と赤い実ですが、これには魔除けの意味があります。
【 ヒイラギと赤い実の意味合い 】
・ ヒイラギの葉は、キリストが頭にかぶっていた冠。
・ 赤い実はキリストの血。…を表しています。
つまり、キリストの受難を表現しているのがヒイラギなのです。そんなヒイラギの葉と赤い実を丸くしたツルに飾り付ければ、本格派のクリスマスリースにすることができます。
松ぼっくりや赤いオーナメントを使う
クリスマスリースに込められている意味の1つ、農作物の豊作を表しているのが、松ぼっくりやリンゴを始めとした果実などの飾りです。
【 松ぼっくりに込められたメッセージ 】
・ 家族に経済的な潤いがありますように。という祈りを込めたい人におすすめ。
シンプルな緑のリースやツルのリースを土台に、松ぼっくりやリンゴの飾りつけをしてみましょう。
毛糸や赤や白の生地を使う
せっかくクリスマスリースを手作りするなら、温かい雰囲気のリースに仕上げたいという人におすすめの手作りレシピはこちら!
【 毛糸や布、フェルトを使ったアイデア 】
・ 素材が毛糸や生地を三つ編みして、丸い形にするクリスマスリースです。
★ 毛糸の色や生地の色におすすめ:
・ 赤や白を使うと明るい雰囲気になります。
クリスマスリースの赤の色にはキリストの血の意味がありますし、白には雪をイメージさせる効果があるのです。
白い綿を使って雪景色をイメージ
日本の冬は地域によっては暖かく、カナダやアメリカなど海外のクリスマスのイメージとはかけ離れていることがあります。そこで、クリスマスリースを使って冬の雰囲気を演出してみましょう。
【 冬の雰囲気を盛り上げる飾りつけ 】
・ ポイントなる材料は白い綿です。
★ 作り方は簡単!
① 緑のシンプルなクリスマスリースの土台を用意します。
② 松ぼっくりやオーナメントの飾りをしましょう。
③ 上からかぶせるように、白い綿をつけるだけ。
この白い綿がまるで雪のように見えて、暖冬でも一気に海外のクリスマスのような演出が出来るでしょう。
赤や白のリボンをたくさん使う
かわいいクリスマスリースを作りたい人にオススメの手作りレシピが、リボンを使ったクリスマスリースです。
【 ガーリーな魅力!リボンのクリスマスリース 】
① ワイヤーハンガーを解いて、マルイ輪っかを作ります。
② このワイヤー軸に、たくさん用意したリボンを接着剤で貼っていきます。
★ おすすめの色合い:
・ クリスマスっぽい赤、白、ゴールドなどがいいでしょう。
ゴールドは稲のイメージで、豊作を祈る海外のクリスマスリースの本来の意味が込められています。
毛糸玉で、冬のほっこりクリスマス
冬っぽさをクリスマスリースで表現したいという人には、雪球でクリスマスリースを手作りすることをおすすめします。雪球といっても、本物を使うと解けてしまいますから、雪球をイメージした毛糸玉を作りましょう。
【 大活躍!毛糸玉の電球オーナメント 】
① 球場の発泡スチロールを用意する。
② 白やグレーの毛糸を、接着剤で固定しながら巻きつけていきます。
★ ポイント:
・ この毛糸玉はサイズはバラバラの方がかわいく仕上がります。
白やグレーの他、ブルーなど、毛糸の色合いで、どのようなイメージにもなるのもおすすめの理由!毛糸玉をたくさん作ったら、芯となるワイヤーに貼り付けてくださいね。
オーナメントをたくさん使う
玄関に飾るからにはとびきり豪華なクリスマスリースに仕上げたいなら、大胆に。
【 雑貨店で好きなものを何でも! 】
・ オーナメントを雑貨店でたくさん買ってきて、それを丸い形にしたワイヤーにたくさん接着してクリスマスリースを作りましょう。
オーナメントには光沢がありますから、電球などを使わなくても街頭や玄関のライトに反射して光ってとても豪華に見えます。
★ おすすめの色合い:
・ 赤、ゴールド、緑、シルバーとクリスマスっぽい色を使うといいでしょう。
いかがでしたでしょうか。クリスマスリースは海外では、庭に生えているヒイラギの木から葉や赤い実をとってきて、本物の素材で作る、という家庭が多くあります。一方、日本では庭にヒイラギの木が生えている家庭など少数派ですから、つい市販のクリスマスリースを買うしかないと思ってしまうでしょう。
しかし、百円均一ショップやホームセンターにはクリスマスリースを手作りするときに使える材料が沢山販売されています。
クリスマスリースの本来の意味である、魔除け、農作物の豊作、幸せを呼びこむというそれぞれの願いを色や素材で表現することを意識すれば、想像次第で色々なデザインのクリスマスリースを作れるのではないでしょうか。
海外のクリスマスリースには、様々なバリエーションがあります。今回ご提案した手作りレシピを参考に、毎年思いを込めながらクリスマスリースの手作りに挑戦して、楽しい季節のイベントを思い切り楽しんでくださいね!
まとめ
手作りリースに祈り☆憧れの海外風クリスマス
・自然のツルに針葉樹と、ヒイラギの実を飾り付け本格的
・松ぼっくりや赤いオーナメントを飾り付ける正統派リース
・毛糸や赤や白の生地を三つ編みにして作るあったかリース
・暖冬でも雰囲気を☆白い綿で雪を再現した季節感あるリース
・赤や白のリボンをふんだんに使って作るかわいい系リース
・雪球をイマージした白やグレーの毛糸玉で作るリース
・たくさんのオーナメントで作る豪華で個性的なリース