花輪の簡単手作り☆冠やアクセサリー7つのアイディア

花輪の簡単手作り☆冠やアクセサリー7つのアイディア

花輪が今、頭に飾るヘアアクセサリーとして話題になっています。ガーリーで華やか、しかも可愛い花輪は、野外の音楽フェスなどで人気度が高いです。他にもカジュアルなウエディングで、花輪が花嫁を彩ることもあります。

バースデイパーティーでも、楽しい気分を高めるように花輪を装うこともあるでしょう。昔から少女は、カチューシャや野花の花冠が好きなもの。少女モチーフが注目されている最近では、街でも造花の花輪が販売されている光景を多く見受けます。

実はこの花輪、買ったり依頼して作って貰ったりしなくても、工夫次第でハンドメイドできるのです。少し細かい作業はありますが、ゆっくりと手順を追い、丁寧に作ることを心掛ければ、誰にでも花輪を作ることができます

また、生花や造花を使って作っても良いけれど、手に入りやすい素材を花に加工すれば、オリジナリティーあふれるものををいくらでも生み出すことができます。そこで本記事では、様々な素材の花を花輪にして楽しむ方法を、7つご提案します。ぜひ、楽しみながらトライしてください!

 

花輪の簡単手作り☆
冠やアクセサリー7つのアイディア

 

生花の花輪をきれいに作るコツ

生花の花輪は、何といっても花のかもし出すナチュラル感が素敵です。香りの良い花やハーブを使ったら、楽しさも倍増ですね。きれいに作るコツは「ワイヤー」「フローラテープ(造花用の、伸縮性のあるカラーテープ)」です。

ここでは、花径5cmくらいの花を想定して、作り方を説明します。

【生花の花輪の作り方】

① 頭に被る「軸」を、ワイヤーとフローラテープで丸く組みます。
② 花は、茎を1㎝ほど残してカットします。
③ 15cmほどのワイヤーを当てましょう。
④ フローラテープを巻いて新しい茎を作ります。
花輪をきれいな形に作るための作業です。面倒ですが頑張ってください。)

⑤ 花の準備をして飾りやすくします。
⑥ 軸に花をバランスよく巻き付けましょう。
⑦ フローラテープで固定していきます。

また、小ぶりの花でしたら、子どもがクローバーなどの野の花で花冠を編むように、花を束ねながら作っても素朴でかわいい感じになりますよ。茎が編みやすそうなものでしたら、こちらもおススメです。

 

ビギナーでも作りやすい、造花の花輪

造花は生花よりもずっと扱いやすく、ハンドメイドのビギナーの方でも挑戦しやすい素材です。ブライダルに使うときは、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーのような、繊細な造花で作ることもあります。

ただし、音楽フェスなどちょっとしたイベントに使う花輪なら、組み合わせ次第では100円ショップの雑貨でも、ラブリーなものを作ることができるでしょう。

・造花を用意したら「生花の花輪」の作り方と同じように、まずは軸を作るところから始めます

【造花の花輪の作り方】

① 造花は、茎がワイヤー製でしたらそのままに。
② そうでなければ生花と同じようにワイヤーを当てます。
(これで、茎を新しく作ります。)
③ 軸にフローラテープで取り付けます。

はじめて花輪を作るとしたら、造花で練習するとイメージが湧きやすいかもしれません。ぜひ、トライしてみてください。

 

ペーパーフラワーの花輪

小さなペーパーフラワーを繋げて、花輪に仕立てるのはいかがでしょうか。固い紙ではなく、薄紙を使って作れば軽く、柔らかい雰囲気がとてもかわいらしい花輪になりますよ。作り方は簡単です。

【ペーパーフラワーの花輪の作り方】

① 好みの大きさにカットした薄紙を何枚か重ねて蛇腹に折ります。
② 真ん中に細いワイヤーを巻いて止めます。
(茎のように15センチほどワイヤーを残すようにしてください。)
③ 一枚一枚破らないようにふんわり広げて、花を作ります。

学校のイベントの飾り物で、この方法でフラワーペーパーを作ったことがある方にはおなじみの作り方です。いくつか花を作ったら、中心に残したワイヤーを絡めながら花輪を形作ります

薄紙を何色か使ってみたり、花びらのふちにあたる部分を絵の具で染めていたり、応用はさまざまです。子どものバースデイパーティーなどにも良いですね。

 

リボンや布製の花輪

幅広のリボンを束ねて花の形にしたものや、布で作った簡単な花で花輪を作っても楽しいですよ。

【リボンの花輪の作り方】

① リボンは長いものの一辺をぐし縫いして縮めます。
② 立体的にすると簡単にボリュームのある花ができます。

また、布も同じように細く裁ったものを使います。

【布の花輪のさまざまな作り方】

・一辺を縫い縮めて作る。
・花びら状にカットしたものを貼り合わせて花の形に。

工作気分で様々なものを考えてみましょう。フラワープリントの布の、花柄の部分をカットして、コラージュ風の花輪を作っても楽しいかもしれません。こちらもワイヤーで軸を作っても良いですが、他にも方法があります。

【布の花輪の作り方(ワイヤー軸以外)】

① 鉢巻上に布を裁ちます。
② そこに作った花をバランスよく縫い止めます。
③ 後ろで結ぶようにしても良いでしょう。

 

フェルトの花輪は子どもと一緒に

フェルトは切ってもほつれず、適度な厚みがあり、何よりもカラフルな色が揃っているのが最大の魅力です。リボンや布製の花のように、様々な花を作ると、そのままでも程よいボリュームが出ます。

【フェルトの花輪アイディア】

・花の中央にボタンやビーズを縫い止める。
造花用のペップ(めしべなどに使うパーツ)を使ってみても良いですね。

フェルトの花輪はやわらかいので、子どもにもピッタリです。工作ができる子どもだったら、一緒に花を作っても楽しいでしょう。こちらの花輪のまとめ方も「リボンや布製の花輪」に準じます。

 

時間は掛かっても、ほっこりニットの花輪

花を糸で編んで作る「ニットの花輪」も作って楽しい、装っても楽しい花輪です。糸の素材は毛でも綿でも、お好きな風合いのものをどうぞ。糸に様々な加工がしてある変わり糸、ラメ入りの糸も面白いでしょう。

【ニットの花輪のポイント】

① 花形のモチーフを必要分編みます(かぎ針編みがおススメです)。
② 編み物に慣れていれば、花以外に葉っぱや実を編んでも良いでしょう。
③ これらをまとめて、花輪にします。
(ワイヤーを用いても、ところどころモチーフを縫い止めてまとめても良いでしょう)。

ニットの花輪の良いところは、繊細なものもポップなものも、色と糸の素材次第でいろいろ表現できることです。細いレース糸を使えば、コサージュほどの小さな花輪も作ることができます。時間はかかりますが、チャレンジしてみませんか?

 

ビーズの花輪は可愛いチャームに

最後にご提案する花輪は、ビーズで作った花で作る花輪です。頭に被る大きなものというよりは、アクセサリーやチャームなどに向いています。

【ビーズの花輪の作り方】

① 細いワイヤーをビーズの穴に通します。
② ねじりながら簡単な花の形を作ったものを必要分用意します。
③ 花輪にまとめても良いですし、花形のビーズを使っても良いでしょう。

ビーズのショップには様々な色・形のものがたくさんあります。ぜひたくさんのビーズを実際に見て、イメージを膨らませてみてくださいね。

 

以上、簡単にできる花輪のアイディアをご提案しましたが、いかがでしたか。文章だけではイメージが湧きづらいかもしれません。そんな時はぜひ、画像での検索や、手芸や工作のレシピが掲載されているサイトを参照されることをおススメします。

色遣いのヒントや花の組み合わせ方、それぞれの花の作り方や応用の仕方など、役に立つ情報がいっぱいです。特に造花の花輪は今、若い女性の間で大人気!一度作ってしまえばコンサートやイベントの前日に、簡単に数時間で仕上がるでしょう

花輪は装う人をしあわせな気分にする力があります。普段着に花輪を被る機会はほぼないかもしれませんが、花輪ひとつだけで、なんとなく楽しい気分やお祭り気分を盛り上げてくれますね。お祭りで着たい浴衣には、菊の改良形であるポンポンマムがおすすめです。

そもそも、花輪のひとつの形である「リース」は、いつまでも幸福が続くことを願って、植物を途切れることのない輪の形にしたものなのです。そんなことも背景にあるからなのかもしれません。

 

まとめ

花輪を自分で手作りしちゃう!おすすめの作り方

・ワイヤーとフローラルテープで生花の花輪も手作り
・造花の花輪なら、フラワーアレンジができなくても安心
・簡単ペーパーフラワーのアレンジで、バースディパーティに
・リボンや布製の花輪は、アレンジ方法がたくさん!
・フェルトの花輪なら、子どもでも手作りが楽しめる
・時間が掛かっても繊細な、ニットの花輪で好みのデザイン
・ビーズの花輪は、カチューシャやチャームのように飾って


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