きゅうりの栽培から始める家庭菜園☆超初心者最初の一歩

きゅうりの栽培から始める家庭菜園☆超初心者最初の一歩
きゅうり栽培は家庭菜園初心者の方々の第一歩にはおすすめの野菜。きゅうりと言えばトマトに次いで、夏野菜の代表格とも呼べる野菜ですよね。そんな夏野菜のきゅうりは、はじめて菜園をはじめる人にも優しい、たくましさを持つ野菜なのです。

優しいたくましさと言うのは、つまり簡単に育てやすい丈夫な野菜ということ!全くの初めて…、「土も触ったことが無い。」と言う人こそ試して欲しいのが、きゅうり栽培です。

とは言っても、やっぱり初めてのきゅうりの栽培だと、不安も多いですよね。そこで今回は、きゅうり栽培を始めるために必要な準備を、超初心者でもわかりやすく、丁寧に解説します。

菜園を始めようか悩んでいる方はまず、ひと夏だけ体験してみて、続けるのかを決めるのもひとつの方法。今回お伝えする道具なども、必要最低限でお伝えしますので、まずは挑戦してみてください!

 

きゅうりの栽培から始める家庭菜園☆
超初心者最初の一歩

 

きゅうり栽培、【道具の準備】

家庭菜園を始めるにあたって、必ず準備しておきたい道具をまずはお伝えします。

【 家庭菜園の必須道具 】

・ クワ(鍬)

クワには種類がいくつかあります。畑で栽培するなら、ヒラ鍬と先が3本に分かれている3本鍬などを準備すると間違いありません。土を耕す際に使います。

・ シャベル必要であれば、移植ゴテも準備

土の掘り返し、移動、苗の定植にも使います。苗の定植の際に使いやすいのが移植ゴテ。

この移植ゴテは、シャベルより細長いものと、小さめのシャベルが付いているものの二つのタイプがあります。シャベルでも十分な役目を果たしてくれますが、この先不便を感じる瞬間があったなら、準備を考えてもいいかもしれません。

・ はさみ

園芸ばさみでなければいけません!はさみの部分が小さくて持ち手が大きい独特の形をしたはさみを選んでください。

園芸ばさみは、収穫や剪定、肥料袋の開口や止めヒモを外す時などに大助かり!使う場面がとても多いうえに長く使うので、錆の出ないステンレスタイプのはさみがおすすめ!

・ ジョウロ又は、ホース

きゅうり栽培のみであれば、今回はジョウロで充分!この先、家庭菜園や園芸の幅を広げたいと考えた時に、ホースでの水やりを検討しても遅くはありません。

まずは、大き目のジョウロと液肥用の口の小さ目なジョウロの準備が大切です。

・ 2m程度の支柱

キュウリの株数や、その後の支柱の立て方によって、準備する本数が変わってきます。基本は株一つに対し3本必要と考えておいてください。

・ ネット

キュウリの蔓を誘引してゆくネット。ホームセンターで売っているネットには、きゅうり用のネットなどありますが、100円ショップで手に入るようなネットでもしっかり固定して使えば、十分に役目を果たしてくれます。

ただ、初めての場合は、ホームセンターで買ってきた方が無難かもしれません。

・ 麻ひも又は、ビニールひも

おすすめは麻ひも!最後の片づける際にビニールひもだと、万が一、地面に落ちてゴミになっていると、いつまでも残るし風でどこへ飛んでいくやらわかりません。

一方、麻ひもだと自然繊維を使っているので、万が一片づけ忘れが落ちていても土に分解されなくなります。自然を大切にごみゼロの意味でも、麻ひもがおすすめなのです。

・ プランター

ベランダでの栽培を考えている方には必須!土が40L程入る底深なタイプのプランターを準備してください。

お家におばあちゃんやおじいちゃんが使っていたような、おおきな鉢がある場合には、良く洗って天日に干してから使うと安心です

・ ガーデニンググローブ、エプロン、長靴、たわし

必要に応じて準備した方が良い道具。土を触ると手が荒れてしまう人が近年多いので、ガーデニンググローブは必須かもしれません。

個人的におすすめなのは肩程までの長さがあるグローブ。土ではなく葉に触れて荒れてしまう場合もあるので、自分は大丈夫と思わず準備をおすすめします。

 

きゅうりを栽培する【環境】

きゅうりの栽培では、地植えするなら最初に水やりをしてからは、水やりの機会がほとんどありません。しかし、プランターでの栽培の場合は別!

【 きゅうりの栽培:環境 】

★ プランターでのきゅうりの栽培の場合、真夏の炎天下が続くような時には、朝晩1回ずつの水やりは欠かせません。

・ その他、必要な環境として、日当たりの良い場所で生育を行うことがポイント。ただし、夏場には西日がきついと植物はぐったりしてしまうことに…。

西日があまりにもきついようなら、野菜の様子を見て少し日陰を作るなどの工夫をしてみてください。ベランダでのきゅうりの栽培なら、日の当たりも時間が決まっているので、気にしなくても丈夫に育ってくれることが多いです。

 

きゅうりを栽培する【病害虫の対策】

野菜の栽培で一番怖いのが病害虫の汚染。どんなに野菜を育てた経験がある人でも、病害虫の発見が遅くなったり、油断すると一日で全滅してしまうほど恐ろしいもの!

【 きゅうりの栽培:病害虫対策 】

★ きゅうりの栽培では、つるや葉を適切に誘引していれば、病気になることはまずありません。他にも、病気に強い苗の購入をすることもおすすめ。

・ 虫の対策としては見つけたら速攻で駆除することが鉄則です。殺虫剤を使いたくない場合は、防虫ネットでの虫予防が役立ちます。

 

きゅうり栽培中に虫を見つけたら

このように、病気や害虫から守ることが、初心者にとって最大のポイントですが、初めてだと様々なトラブルにぶつかることも多くあるのも事実。

【 きゅうりの栽培:虫を見つけたら 】

★ ここで初心者に多い失敗の原因が、病気や害虫に脅かされると「このくらいなら後でいいや」と放っておくこと!

・ そうすると病害虫は、あっと言う間にどんどん進行してしまいます。

たくさんの種類の野菜を育てるようになってくると、病害虫が他の野菜へ飛び火してしまい、「全滅!」なんて話もちらほらあるのです。

 

きゅうりを栽培する【肥料切れに注意】

きゅうりの栽培を行うにあたって、大切なのが肥料を切らさないこと!きゅうりはとても生育が早く、育ったらすぐに収穫をしないと、ヘチマのようになってしまいます。

それは、裏を返せばそれだけ肥料を必要としている野菜でもあるということ…。

【 きゅうりの栽培:肥料のあげ方 】

★ プランターでのきゅうりの栽培なら、液肥を1週間から2週間の間隔で与える必要がありますので、忘れずに行ってください。

 

いかがでしたでしょうか、きゅうりの栽培に必要な道具や環境、注意点までもがトマトやナスなどの栽培でも生かせることがほとんど。野菜作りを始めるなら、まずは悩む前に挑戦!考えるより慣れることが大切です。

野菜作りは子育てのようによく観察し、必要な面倒はきちんと行う癖を付けることが野菜菜園を実現するポイントですが、その感覚を掴むことができれば、どんどん新しい野菜を育てる意欲も沸いてきます。

また病気は育てる環境が適切であれば、ほとんど心配のないものですが、虫は室内での栽培でもない限り、どこからでも飛んできます。毎日の観察を忘れずに心がけることがとても大切!

慣れないうちは面倒なことも多いかもしれませんが、ぜひ収穫までこぎつけて「スーパーのものよりも、ずっと美味しい!」なんて、噛み締めながらいただきましょう!

まとめ

きゅうりを育てる基本の手順

・最初は、最低限必要な道具だけを準備する
・プランター栽培、炎天下では朝晩1回ずつの水やり
・つるや葉を適切に誘引して病気を防ぐ
・虫を見つけたら即効で駆除する
・きゅうりの成長は早いので収穫は速やかに
・液肥は1週間から2週間の間隔で与える


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