サボテンは今や100均でも売っているくらい、とても人気の植物ですよね。花が咲くととても華やかでかわいらしく、実はプレゼントにもとても人気があるのです
ただ「水やりもいらない!」「室内でも簡単に育てられる…。」と言うイメージが付いていて、「いざ買ってみたら、すぐに枯れてしまった!」という、失敗談も多く聞こえてくるのも事実。
確かにサボテンは他の植物に比べ、水やりや肥料なども少なくて手間の掛からない点も魅力ではありますが、やはりある程度のお手入れをしてあげないと、知らない間に枯れてしまう植物でもあります。
サボテンの成長はゆっくり。そのため枯れるのもゆっくりで、弱っていることに気づかずに、「いつの間にか枯れてしまった!」ということになってしまいがちなのです!
できれば、ポイントを押さえて、長い間サボテンや可愛いサボテンの花を、楽しみたいですよね。そこで今回は、サボテンの人気の理由や、育て方のポイントをお伝えします。
サボテンが今人気!
お家で職場で育てたい、7つの理由
サボテンは適度な水やりが重要!
「サボテンの水やりは、ほとんどいらない!」と思われがちなのですが、実はそうではありません。確かにサボテンは乾燥には強いです。でも、たくさんの水分を必要とし、与えなければ枯れてしまうこと、あまり知られていませんよね。
【 サボテンの適度な水やり 】
★ しかも、与えすぎると根腐れしてしましますので、ほどほどに与えることが、ポイント!
・ サボテンの水あげは、土の表面ではなく「土の中まで」乾いていたら、たっぷりの水やり、が基本です。
季節で違うサボテンの水やり
サボテンの水やりは生育期と休眠期で、あげ方を変えるのがコツ。まずはこの生育期と休眠期を把握して手入れをすれば、安心です。
【 サボテンの水やりのコツ 】
① 4月~6月、9月10月あたりの気候が良い時期は生育が盛んに。
・ その場合は土が乾いた翌日には鉢底から流れるくらいしっかりと水を与えます。夏の暑い時期は、土が乾いてから3日後くらいに同じように与えてください。
② 冬場の寒い時期は3、4週間に一度くらい頻度でお水を与えます。
・ また凍結の心配がある時期はお水はあげないで!そうすれば、根が凍ってしまい根腐れを起こし、枯れてしまうのを避けられます。
砂漠に育つため暑さに強い
サボテンは暑さにはとても強い!日光浴も1日に3、4時間目安にさせてあげてください。日が当たらないと枯れてしまうのです。ただし、日光浴にも枯れさせないための、ポイントがあります。
【 サボテンの日光浴の方法 】
★ 暑さに強いとはいえ、コンクリートの照り返しや蒸し暑いところは良くありませんので、置き場も工夫をして風通しは良くしてください。
・ さらに、夏の強い日差しはあまりよくありません!夏場はレースカーテン越しの日光浴にして、日焼けを起こさないようにするのがポイントです。
全く日が当たらないと色が悪くなり枯れてしまうので注意が必要です。水やりと共に季節に応じて変化させてあげてください。
サボテンは寒さにも強い
サボテンは実は、寒さにもとても強い植物。サボテンは砂漠の日中暑い中耐えて、夜の冷気で体力を回復しています。これは砂漠で自生しているサボテンならではの特徴。
【 サボテンの冬越し 】
★ 日本の冬はとても寒い日もあるため、室内で育てるのが得策。
・ まずは、サボテンを凍らせないことが大切です。最低5度くらいまでの温度であれば、大丈夫です。
昼間は日光浴をさせてあげ、夜は寒くなりすぎない場所に置く、と言うちょっとした置き場所の工夫で、ぐんと枯れにくくなります!
サボテンの肥料のあげ方
サボテンは基本的には肥料はいりません。ですが大きくしたい時や植え替えの際に肥料を一緒にいれておくと良く成長します。
【 サボテンに肥料を入れる場合 】
★ 緩効性肥料を適量鉢底に入れるだけで大丈夫!
・ 水やりが頻繁ではないため、置き肥が土に浸透していかないため元肥を使います。
元肥を入れない場合や、効果が切れてしまった場合は、置き肥は効果がありません。代わりに液肥を水で薄めて土になじませるのが、サボテンの肥料のあげ方。月に3、4回程度なじませるのがおすすめです。
花を咲かせるポイント
サボテンの花は時期が来たら咲きます。ですが毎年咲くとは限りません。サボテンによっては10年に1度しか咲かないものや、身長がある程度ないと咲かないものなどがあります。
【 サボテンに花を咲かせたいなら 】
★ サボテンの花を咲かせたい場合、「花を咲かせやすい」サボテンを選びます。
・ マミラリアデアルバータ・マミアリア・ギムノカリウムなどの品種が可愛い花を咲かせてくれる種類です。
後は前述したポイントを押えて、日に充分に当てて休眠期と生育期のメリハリのある手入れをすれば、可愛い花が咲くこと、間違いなし!
風水でのサボテン効果を活用する
サボテンはそのとげで「気を跳ね返す」と言われています!ただし、家の中に置いておくと良い気も跳ね返されてしまうとも…。そのため、風水ではサボテンは外に置いておく方が良い、とされています。
【 サボテンをお家で楽しみたい場合 】
★ ですが、サボテンは「悪い気も跳ね返してくれる」ため、家の中の「鬼門」に置く家庭も多いです。
・ 空気が悪い場所や、浄化したい場所に置いておくことで、悪い気を跳ね返していい気を取り入れてくれるのです!
このように、風水の側面からもサボテンは注目されていて、とても人気の植物になっています。
いかがでしたでしょうか、サボテンは見た目が可愛いだけではなく、ポイントさえ押さえれば、簡単に育てることが出来るため、人気の高い植物。手入れの手間が掛からないこともあり、ギフトにも好評です。
実はサボテンは春や秋口の植え替えをすることで、より元気に育つ植物ではあります。きっかけは贈り物だったけれど、一年に一度の植え替えをして、長く丁寧に扱っていくうちに、何だか可愛らしくて愛嬌のあるサボテンに魅了されていた…、なんて愛好者も多いのがサボテン。
サボテンにも色々な種類があり、見た目もさまざまで楽しめるのも、魅力のひとつ。興味が沸いてきたなら、好みのものや色々な種類を混ぜて育てるのも楽しくておすすめです!
プレゼントにもとても喜ばれる人気のサボテン。ご自宅や職場に気軽に置いて、育てながら癒されましょう!
まとめ
サボテンを長く楽しむポイント
・土の中が乾いてきたら、たっぷりの水やりをする
・水やりは生育期と休眠期であげ方を変える
・明るい日陰で充分な日光浴をさせる
・寒さには強いが、日本の冬は室内で育てる
・サボテンは基本的には、肥料はなくても大丈夫
・「花が咲く品種」を選んで花を楽しむ
・風水ではサボテンは悪い気を跳ね返してくれる