5月花の花図鑑☆季節の植物の特徴・見どころを教えます!

5月花の花図鑑☆季節の植物の特徴・見どころを教えます!

5月花・・・と聞いて、あなたはどんな花を浮かべますか。気温もだんだん上がってきて、新緑の綺麗な時期である5月。5月に咲き誇る花々は沢山あります。紀行がよく風も穏やかなことからウォーキングに出かける人も多いのではないでしょうか。

そしてなにより5月にはゴールデンウィークがあります。連休を利用して行楽地や花の名所に出かけるのもおすすめです。また、ゴールデンウィークに合わせてフラワーパークなどでは花フェスタなどが開催されています。

季節の植物、珍しい植物、自分の住んでいる地域では見られない植物が楽しめるなど、5月は植物鑑賞にはとっておきの時期なのです。そこで今回は5月花の特徴と見どころをお伝えします。4月には桜で花見を楽しんで、さらに5月にも花見に出かけてみましょう。

 

5月花の花図鑑☆
季節の植物の特徴・見どころを教えます!

 

花の女王「バラ」

5月花といえば花の女王でもある「バラ」です。見頃は5月中旬から6月下旬の一ヶ月半ほどです。バラの見所は全国にローズガーデンがいくつかありますので、遠出は難しいという人でも、気軽に楽しめる5月花です。

ローズガーデンで有名どころといえば、関東圏だと東京都・調布市の「神代植物園」が約250種類、5100株を有していて都内最大級です。千葉県・八千代市の「京成バラ園」は、1000品種7000株もの規模で、四季咲き性の大輪系や中輪房咲系の品種が多いことから、夏までという長期間鑑賞できるのが嬉しいです。

バラをコンセプトとした施設もあります。国内最大級のバラ園となると岐阜県・可児市にある「花フェスタ記念公園」は80.7ヘクタールもの広大な敷地に日本一の品種数約7,000種3万株が植えられています。

園にはアスレチックなどで遊べるちびっこ広場を併設しているので、5月花を見つつも家族連れで一日楽しめる場所です。最後に、日本のバラを鑑賞できるのが大阪府・堺市の「浜寺公園バラ園」です。明治6年に作られた日本最古の公園で日本の自生種のバラが充実しています。園内には水車小屋など日本庭園風の演出がされており、山野の原風景に溶け込むバラが楽しめます。

 

優雅で美しい「藤」

藤は4月下旬から5月が見頃であることから、ゴールデンウィークの頃がちょうど満開となります。5月花の代表と言っても過言ではありません。藤は花が紫色をしていることからムラサキグサとも呼ばれ、ツルを伸ばし柱などに巻きつけながら成長していきます。ここで豆知識ですが、ツルはすべて右巻きです!

藤を見に行ったらぜひツルの向きに注目してみてください。藤は野生のものの他に、公園や神社などで栽培されています。名所では藤まつりを開催していることが多いのでゴールデンウィークのおでかけにぴったりです。

藤で有名なのは何といっても栃木県・足利市にある「足利フラワーパーク」です。一番の見所は樹齢約140年の「野田9尺藤」で、枝の広がりは517平方メートル(500畳の広さ)に及ぶ藤は栃木県の天然記念物に指定されています。

80メートにも及ぶ藤のトンネルに、池映る藤、夜はライトアップなど藤の美しさを引き立たせる演出が沢山あります。そしてもう一箇所オススメなのが、東京都・江東区の「亀戸神社」です。江戸の頃から浮世絵や錦絵にも多く登場する、江戸を代表する風景でもあります。

神社の建物や鳥居とのコラボレーションはため息がでるほどの美しさです。また、通常藤は藤棚の下から鑑賞するものですが、亀戸神社では橋の上から眺めると、境内全体に薄紫色の雲がたなびいているかのように見えます。5月花といったら藤は絶対見逃せないです。

 

花のジュータン「シバザクラ」

5月花として最近特に人気なのがシバザクラです。外でピクニックが楽しめる温かい5月の休日ともなると、「シバザクラのジュータンを見てきた!」という投稿をSNSでよく見かけませんか?投稿された写真を見ているとどこまでも切れ目なく花が広がっていて、私も行こう!と意気込む人も多いはず。シバザクラという名前の由来は、春は桜のような花が咲き、春以外は葉が芝生のように見えるからです。

シバザクラが楽しめる場所は全国に沢山ありますが、ここでは山梨県・南都留郡の「富士本栖湖リゾート」で行われる「富士芝桜まつり」をおすすめします。敷地面積2.4ヘクタールに約80万株を植栽されています。

花の色は5種類で本栖湖伝説の竜神をイメージして手入れされています。シバザクラも圧巻ですが、なんといってもその背後にそびえ立つ富士山!池には逆さ富士も見えてしまうなど、日本の絶景のオンパレードです。こんな絶景見たことないと誰もが思うに間違いありません。家族連れでもデートでも、みんなが圧倒されるシバザクラのジュータンと富士山。スケールNo.1の5月花、ぜひ見てみてください。

 

いかがでしたでしょうか。

5月花はダイナミックでスケールの大きいものが多いと思いませんか。一輪の花を楽しむのも素敵な花の楽しみ方ですが、沢山の花に囲まれて過ごすのも楽しいものです。なによりテンションが上がってしまうこと間違いなしです。

見渡す限りの花の中で写真を撮るとよい思い出になりますよ。ここで紹介した5月花が楽しめるのは行楽地が多いです。ゴールデンウィークをどこで過ごそうかと考える時には、ぜひ花を楽しむスケジュールを入れてみましょう。

花まつりを開催していることも多いですし、場所によっては無料で楽しめるところもあります。いくつかハシゴしてみましょう。暑すぎず寒すぎず心地よい5月。散歩やピクニックがてら花を鑑賞してみませんか。

 

まとめ

5月花の特徴と見どころ

・花の女王「バラ」
・優雅で美しい「藤」
・花のジュータン「シバザクラ」


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