ベランダでも上手に育つ!大根の育て方

ベランダでも上手に育つ!大根の育て方
栄養満点でサラダや煮物にすると美味しい、大根の育て方をマスターして、自宅のベランダで気軽に栽培出来たら、素敵ですよね。

「大根って初心者でも育てられるのかな…?」とイメージされるかもしれません。大根は、正しい育て方さえ覚えてしまえば、手間もかからず、何年も継続して栽培が出来る為、家庭菜園初心者の方にも楽しんでいただける野菜なのです!

ビタミンCやカルシウムなども多く含んでいますので、自分で作った大根を食べて栄養補給が出来たら素敵ですし、達成感で嬉しい気分になれそうですよね。

今回はご自宅のベランダでも美味しく作れる、大根の育て方をお伝えします。大根が好きな方や、家庭菜園に興味がある方も、ぜひチェックしてみてください。

種を購入する際は収穫の時期をチェックし、底の深い容器で育てよう

まずは大根の栽培において必要な物を準備しましょう。

・大根の種

・プランターまたは植木鉢

・野菜用の土

・底石

大根の育て方においてまず重要な点は、多種多様な品種から種を選ぶ際に、収穫の時期をチェックする事です。大根の種は、春採り用、夏採り用、秋採り用と分かれており、形も丸いものや長いものなど、非常に多くの種類があります。

ホームセンターや園芸店で種を購入する際は、袋に書かれている説明もよくチェックしましょう。プランターや植木鉢はなるべく大きく、深さがある物を使用しましょう。プランターであれば、60㎝以上の深さがあると安心です。

大根は品種によって成長する大きさも変わっていきますので、事前に調べる事が大切です。

 

多湿を避け、成長に合わせて水の量を調整しよう

大根の種は、春撒きは4月上旬から5月上旬頃、秋撒きは8月下旬から9月中旬頃に撒きましょう。大根の育て方は以下の通りです。

1. プランターまたは植木鉢の底に、底石を入れる。

2. 野菜用の土を入れる。

3. 植木鉢の場合は中央に1ヶ所、プランターの場合は左・真ん中・右の3ヶ所に深さ1cmの穴を掘る。

4. 1つの穴に種を4~5個撒く。

5. 底から流れ出るくらいに、たっぷりと水を与える。

大根の育て方のポイントとしては、発芽するまでは水を切らさないように与え、発芽してからは徐々に乾燥させる事です。大根は多湿を嫌う為、水のやりすぎは逆効果で、病気の原因にも繋がります。毎日様子を見ながら、成長に合わせて水の量を調整しましょう。

 

間引きをして、大根の成長をサポートしよう

大根は種植えから4~5日程で、発芽します。成長を助ける為に、間引きをする事も大根の育て方において大切なポイントです。

間引きをする際は、弱い株を根本から刈り取るか、根っこごと引き抜きましょう。1回目の間引きは子葉が完全に開いた時、形のよいものを残して3本立ちにし、2回目は本葉2~3枚の状態の時に、2本立ちにします。そして本葉が6~7枚になったら、元気の良いものを残して1本立ちにします。

間引きをした後に肥料を与える事で、大根の成長をさらにサポートする事が出来ます。

 

間引きや防虫ネットを使う事で、アブラムシの被害を予防しよう

大根はアブラムシの被害を受けやすい為、害虫対策をしておく事も重要です。アブラムシは植物の汁を吸うだけでなく、病気のウイルスを持ち込む可能性もありますので、自分で作った大根を食べたいと考えている方は絶対に寄せつけたくないですよね。

あらかじめ出来る対策としては、間引きを頻繁にして、風通しを良くしておくと良いでしょう。また、種を撒いた後に出来る対策としては、殺虫剤を使うか、薬剤を使った大根に抵抗がある場合は、防虫ネットを使うと効果的です。

 

葉が全体的に横に広がったら、収穫をしよう

大根の育て方を守り、間引きや水の管理が上手く行けば、春撒きは5月下旬から7月上旬、秋撒きは10月中旬から12月中旬頃に収穫が出来ます。

地面から出た部分の直径が、約6~7cm程育ち、葉が全体的に横に広がっている状態で、根元から真っ直ぐ引くようにして抜き取ります。大根の収穫時期を逃してしまうと、品質が悪くなり、食べられなくなってしまいます。

例えば、収穫が遅れると花が咲いてしまったり、根の成長が終わると、大根は根に蓄えていた栄養分を葉に送ってしまう為、大根の根がスポンジ状になってしまい、場合によっては腐ってしまう事もありますので、タイミングを見計らう事が大切です。

 

さて今回は、ご自宅のベランダで簡単に出来る、大根の育て方について、お伝えしました。栄養満点で、サラダや煮物、汁物など、多くの料理に使える大根を自分で栽培する事が出来るなんて、素敵ですよね。

大根の育て方で、大切な事は、大きくて深さのあるプランターや植木鉢を使用する事です。そして、乾燥しないよう適度に水を与え、間引きをして害虫被害を予防する事も、大根の育て方において重要なポイントです。

自分で作った大根を食べる時には、達成感で嬉しい気持ちになれる事間違いなしですので、毎日の管理を欠かさず、大事に育てましょう。大根は発芽後であれば、水やりを頻繁にしなくても丈夫に育つ為、お仕事や家事で忙しい方や、家庭菜園初心者の方にもピッタリです。

今回の記事で取り上げた大根の育て方を実践して、ぜひあなたも家庭菜園にチャレンジしてみましょう!

【まとめ】

自宅のベランダで大根を育てる際のポイント

・種を購入する際は収穫の時期をチェックし、底の深い容器で育てよう
・多湿を避け、成長に合わせて水の量を調整しよう
・間引きをして、大根の成長をサポートしよう
・間引きや防虫ネットを使う事で、アブラムシの被害を予防しよう
・葉が全体的に横に広がったら、収穫をしよう


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