園芸の世界は「空いた時間に挑戦したい!」と人気の趣味のひとつですよね。花を育てるのか、野菜を育てるのか、はたまた果樹を育てるのか…。どこから手を出そうかと悩む前に、大切なことと言えば道具の準備。
とは言え、どんな道具が必要なのか、全く見当もつかないままホームセンターや園芸店へ行って買い物をすると、全然使わないまま終わってしまう道具が出てしまうのは避けられないもの…。
また「準備したつもりが、道具が足りなくて苦労した!」なんて話も、よく聞く話ですよね。そこで今回は、超初めてさんに揃えてもらいたい、園芸に必要な7つの道具をお伝えします。
最初からあると便利なモノだけを厳選してお伝えしますので、ぜひ、初めてさんは参考にしてください。
園芸用品の揃え方☆
初めてさんが揃えるべき7つの道具
園芸7つ道具、シャベル・スコップ
園芸道具で必須といっていい道具が、シャベルとスコップ。ただ、地域で呼び方が違うことも…。注意して探してみてください。
【 園芸用品:シャベルとスコップ 】
★ スコップ
・ 土を掘り返したり、肥料を撒く時に使う大型の道具。庭を持っている方で地植えをする場合には、とっても重要な道具です。
★ シャベル
・ 小型の土堀用の道具。プランターや雑草取り、植物の植え付けなど細かな作業に用いることが多いのが特徴。「移植ゴテ」とも呼ばれる類のシャベルを選ぶことをおすすめします。
選ぶポイントは自分に合った重さ、持ち手の良さ、そして素材と価格。重すぎないものを手にとって確認することが大切!さらに、錆に強い素材のもの(例えば、ステンレス製)など価格とも相談しながら選んでみるとバッチリです。
園芸7つ道具、ジョウロ・ホース
園芸道具で必須と言ってもいい道具、二つ目はジョウロとホース。
【 園芸用品:ジョウロとホース 】
★ ジョウロ
・ 水まきや液肥を与える時に使う道具。ただこのジョウロ、シャベル同様に種類が豊富!「大きいもので準備すればいいや」と安易に考えていると、水を入れた時に「重くて持てない」「腰が痛い」となることも多いのです。
水やりは毎日のことだけに、自分の力や体との相談しながら、ピッタリのジョウロを良く選んで準備しなければ、また購入する事態にもなり兼ねません。
おすすめなのはジョウロの先(蓮口)が取り外せるもの!また、液肥用には蓮口のついていないタイプの小型のジョウロを準備すると便利です。
★ ホース
・ ホースは庭での園芸におすすめの水まき道具。ホースの先端に噴射ノズル調節できるものを準備すると一気に水まきできるので、大変便利です。
園芸7つ道具、園芸ばさみ
剪定から紐切りまで、なくてはならない園芸必須道具、三つめは園芸ばさみです。園芸をすると避けては通れないのが、剪定作業。肥料袋を開けたり、紐を切ったりする作業は、園芸では当然のように行われていくので、必ず準備をしたい道具。
【 園芸用品:園芸ばさみ 】
★ 園芸ばさみ
・ 「はさみでもいいのではないか…。」と済ませる方も初心者さんには多いのですが、剪定の時には刃先の小さいものが役に立つので、購入した方が結果お得です。
園芸7つ道具、鉢・プランター
お庭で地植えしているお家でも、寄せ植えをして楽しむ場合もあるのではないでしょうか。球根ものはプランターで育てるなど、区別をされている方も多いもの…。
【 園芸用品:鉢・プランター 】
★ 鉢・プランター
・ 見た目の好みだけで選ぶのではなく、それぞれの花の目的に合わせた大きさで、鉢やプランターを選んでください。
園芸7つ道具、ガーデニンググローブ
ガーデニングで使う手袋が「ガーデニンググローブ」。土いじりや草を触るので、肌の弱い方はかぶれ予防に必ず身に着けたいアイテム。ちなみに軍手やゴム手袋でも構いません。
【 園芸用品:ガーデニンググローブ 】
★ 軍手やゴム手袋と何が違うかと言うと、指先を動かしやすいようにされているところ。指先がシャープに作られているのです。
・ また、草や虫などでアレルギーのような症状を起こす方も多いので、肩まで隠せるタイプのグローブでも良いかもしれません。
このように、ガーデニンググローブを選ぶ基準は、自分の体質を加味して選んでいく必要があります。
園芸7つ道具、帽子・エプロン
この帽子やエプロン、付属品のような存在ですが、お庭での作業をされる方は、必ず準備してください。日焼け予防も込めて、ベランダで作業される方でも、エプロンぐらいは準備した方が安心。
【 園芸用品:帽子・エプロン 】
★ 帽子はつば広のもの。虫が苦手な方は薄い虫よけネットのついたものの購入を検討すると、後々役立ちます。
園芸7つ道具、ポット・トレー
種からの生育に必要不可欠なアイテムがポット。
【 園芸用品:ポット・トレー 】
★ 直に土へ種を植えて園芸をしていくのも構いませんが、芽が出たり出なかったり、温度管理が大切になって来る植物があったり…。
・ 植物にも事情が色々ありますので、種生育から始める場合には、ポットを利用すると便利です。
いかがでしたでしょうか、初めてさんが揃えておきたい、7つの道具をお伝えしました。今回お伝えした道具は、本当に基本中の基本ばかり。実は他にもたくさん便利な道具があるのです。
例えば、レーキや熊手、ふるいや草刈機などは、園芸を更に楽しくしてくれる道具の数々!ただこれらは、後から準備していっても問題ありません。植える植物の種類が増えて、大変だと思った時に購入を考えたら十分間に合うはず…。
まずは、どのぐらいまでの植物を管理できるのかを推し量りながら、ゆっくりと品種を増やしていく事が、楽しく続けて行くポイント。
そして、どこにどの高さの植物を植えるのか、花の色などを選び考えながら、自分だけの庭やガーデニングを作っていくのが、園芸の醍醐味!
また、ガーデニングの道具は土を付けたままにすると、錆びたり腐食の原因となりますので、使った後は水洗いし吊るしておき、水切りもしっかり行い後片付けをしてください!
まとめ
初心者が揃えたい、園芸用具
・土を掘ったり埋めたりする、シャベルにスコップ
・水まきや液肥まきに大活躍の、ジョウロとホース
・土や草から自分を守る、ガーデニング用のグローブ
・寄せ植えをするなら必須の、鉢植えとプランター